歴代指導者 御紹介 


戸田靖男  荒井弘  森尾禎二  佐藤公一郎
  飯渕征一  小山裕之  木村久仁彦



戸田 靖男(とだ やすお)

 仙台市生まれ。仙台一高卒(第3回生 昭和26年卒)。東北大学文学部英文学科卒。一高在学中には,音楽部(合唱)の指揮者を2年間ほど務める。東北大学へ進学後,同大学男声合唱団の指揮者を務める。教職に就いてからも石巻女子高、宮城第三女子高の合唱部で指揮者兼指導者を務める。1963年4月より85年4月まで仙台一高教諭。その間,63年4月から74年3月まで仙台一高吹奏楽部の顧問を務め、コンクール出場2年目にして東北大会準優勝(Bクラス)の偉業を成し遂げる。荒井弘先生の赴任後、同校音楽部で合唱の指導に専念する。また,87年4月より89年3月まで仙台一高教頭を務め,陰から吹奏楽部を支えた。
 現在、アマチュア混声合唱団「
クール・リュミエール」の指揮者。同合唱団は2000年11月にウィーン公演を行った。




荒井 弘(あらい ひろし)

 1938年仙台市生まれ。山形大学特設音楽科卒。佐沼高校、仙台高校教諭を務めた後、74年4月より86年3月まで仙台一高教諭、同校吹奏楽部顧問として12年間を送る。歴任した3つの学校の吹奏楽部を吹奏楽コンクール東北大会出場に導く。なかでも、82年に仙台一高吹奏楽部を、コンクール全国大会会場が普門館となってから、県内の高校としては初の全国大会出場に導いた。
 元宮城県吹奏楽連盟 理事長、元全日本吹奏楽連盟 理事、元宮城県吹奏楽連盟 副会長、全日本吹奏楽連盟東北支部 副支部長。74年日米吹奏楽指導者会議ハワイ大会参加、80年同大会アリゾナ・メキシコ大会へ全日本高校選抜バンドに同行。
 2001年11月27日 永眠。享年63歳。従五位勲五等瑞宝章 叙位叙勲。




森尾 禎二(もりお ていじ)

 1981年4月から94年3月まで、仙台一高吹奏楽部の副顧問を務め、様々な仕事をこなした。演奏活動は行わないものの、クラシック音楽に対してはかなり造詣が深い。




佐藤 公一郎(さとう こういちろう)

 1943年古川市生まれ。山形大学特設音楽科卒。大学時代にコントラバスを学び、指揮法を前田幸市郎、籾山和明の各氏に師事。志津川高校、若柳高校、築館高校を務めた後、86年4月より98年3月まで仙台一高教諭、同校吹奏楽部顧問として12年間を送る。また、数多くの楽曲の編曲を手掛けるだけでなく、平成2年度高等学校総合体育大会のマス・ゲームのための音楽「青葉城」を作曲するなど、現在に至るまで多彩に活動している。




飯渕 征一(いいぶち せいいち)

 1994年4月から98年3月まで、仙台一高吹奏楽部の副顧問を務める。数学科教諭。写真を趣味とし、合宿の様子や定期演奏会のステージ写真を愛用のカメラで撮影し、たくさんの活動記録を残した。




小山 裕之(おやま ひろゆき)
 
 仙台市生まれ。仙台高校から桐朋学園大学ホルン科に入学、その後、声楽に転向し、同大学及び研究科を卒業。その後高校の教員の傍ら声楽家としてリサイタルを開催したりアマチュア合唱団の指導にあたる。前任の富谷高校ではオーケストラ部の創設に尽力した。
 1998年4月から2003年3月まで仙台一高音楽科教諭として5年間を送る。
 現在、宮城野高校教諭。




木村 久仁彦(きむら くにひこ)

 八戸市生まれ。高校時代よりトランペットを演奏し、東北大学学友会吹奏楽部で活躍。前任の名取北高では副顧問として指導にあたった。
 1998年4月から2007年3月まで仙台一高数学科教諭。吹奏楽部副顧問として生徒から絶大な信頼を得た。また、宮城県内教員による「みやぎスーパーバンド」や東北大学学友会吹奏楽部OB会による「みんみんぜみ吹奏楽団」での演奏活動も積極的に行っている。


「目次」