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2007/08/29



 ガ・ソ・リ・ン


  ガソリンが高いですね。この辺りは今、レギュラーが142円くらいでしょうか?
  一時100円を切っている時がありましたから、いまや1.5倍に上がっています。
  燃費の悪いうちの車も、以前はそれ程使用頻度が高くはなかったのですが、
  三島へ行くようになってから毎週300km以上走るようになったので、
  毎月のガソリン代が大変な事になっています。


  それはさておき、以前読んだ「左右学への招待」(西山賢一著 光文社)の中に、
  「外国人は『ガソリン』という看板を見ても、ソ,リ,ンの判別が出来ない」という
  話が紹介されていました。確かにねぇ。私たちはなんてことなく使い分けている
  これらの文字も、初めて見る人にとっては同じ形に見えるでしょうね。
  「ン」と「ソ」なんて、かなり微妙な違いですからね。


  そういえば、三島からの帰り道にも、気になる看板が一つあります。
  道路脇に立てかけてあるその看板は、板にビニールテープを張った手作りで、
  多分農家の方が自分の畑で取れた作物を売るためのものだと思うのですが、
  そこには、白地に赤い字で大きく「モロコツ」と書かれています・・・。
  なんとなく、力を入れて読みたくなってしまいます(^^)。


  ・・・お忙しい中、貴重な時間を割いてこれを読んで下さっている皆様、
  いつもいつもくだらない事ばかり書いてしまって、本当にスミマセソ。





2007/08/25



 仙腸関節三部作


  先日、「日本カイロプラクティック徒手医学会誌 第8巻」が刊行されました。
  今号には、昨年発表した「仙腸関節座位矯正法の紹介」が掲載されています。
  これで、「運動学的考察」「検査法」「矯正法」と、仙腸関節三部作の公表が、
  一先ず終了したことになります。


  学会誌などに投稿する目的は、自分の考えを広く知っていただくことと同時に、
  それが私の「オリジナルである」ということを主張するという意味もあります。
  今のところ、仙腸関節に関して、私と同じ考えを持つ人は、私の知る限り
  いないようですから、もしこの考察が正しければ、この三部作の公表によって、
  これらは私が最初に主張したことだ、ということの証拠になるわけです。


  と言っても、これまでの仙腸関節に関する考え方同様、この考察が本当に
  正しいと証明されたわけではありませんので、後日、「変な論考の一つ」という
  恥ずかしい発表の証拠として残る可能性もあるわけですが・・・。
  そんなレッテルを貼られないために、しっかりと検証し、仮説を補強するデータを
  集めたり、必要があれば訂正もしていかなければなりません。
  そのためには、もう少し研究に力を入れられるような環境整備が必要ですが。


  もちろん私は、これらの仮説を越える理論は今のところないと信じて論文を書く
  わけですが、知人の医師に言わせると、学術的には、「英語で書かれていない
  論文は無いのと一緒」という扱いになるそうです。それはそうですね、海外から
  わざわざ日本語で検索する人もいないでしょうから。


  さて困った。せっかく発表しても、これでは存在しないに等しいということです。
  今の時代、論文が書けるくらいの英語力は不可欠なのかもしれませんね。
  可能かどうかはまったく分かりませんが、これは今後の目標になりそうです。
  今日から早速、ニンテンドーDSの「えいご漬け」でもするとしましょうか。
  ということで、TodayはこれでFinish。(←ルー大柴か!)





2007/08/21



 お疲れサマー


  9日間と、長い夏休みを頂きました。それにしても、暑い暑い夏休みでした。
  我が家も涼を求めてあっちへ行ったりこっちへ行ったりしましたが、残念ながら、
  どこへ行っても今年の暑さからは逃れることが出来ませんでした。
  いやー本当に暑かった。休み明け、皆さまお疲れではありませんか?
  それでも私はすっかりリフレッシュして、今日からはまた仕事モード全開です。


  小さな子供を持つ家庭で、夏休みを楽しく過ごすための心得は、ただ一つ。
  それは、「休もう」とは思わないこと。休みたいと思っても、それは無理。
  子供が小さい内は、休む事ができるのは、具合の悪い時くらいかもしれません。
  なので、休まずに動けるという事は、有難い事だと思わなければいけません。
  そう思えば、休み中のハードな毎日も、感謝の日々に変わる事でしょう(^^)。
  私なんてもう、それはそれは感謝感謝の毎日でしたよ(ハァ〜疲れた・・・)。


  しかし、どこへ行っても、イライラしている人を必ず何人か見かけます。子供を
  怒ったり、夫婦喧嘩をしていたり。この暑さですから、それも仕方ないですかね。
  ああいうのは目立ちますよね。みんな疲れているんでしょうねぇ。それを見て、
  「家もそろそろ限界かな」なんて冷静になったりしてね。そんな人達のお陰で、
  我が家はよい休日が過ごせたのかもしれません。どうもアリガトー。
  皆さん、その後仲直りは出来ましたか?(これは余計なお世話だね)


  今年はまだまだ厳しい残暑が続きそうですからね。イライラしてきたら、ちょっと
  ブレイク。涼しい場所でお茶を飲んだり、アイスでも食べて頭を冷やしましょう。
  その方が、きっと仕事の効率も上がる事でしょう。さて、私も一息ついて、
  アイスコーヒーでも飲むとしますか・・・。





2007/08/11



 できるかな?


  *8/12〜20は、夏休みとさせて頂きます。ご迷惑をお掛け致しますが、
   ご理解のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。


  先日いらした患者さんの職業は、医師でした。これまでも数名、医師に対して
  施術の経験はありますが、いつもは事前に相手の職業を承知していたので
  それなりの心構えは出来ていたのですが、今回は誰かの紹介ではなく、
  HPを通じての予約だった方で、ご本人を前にして初めてそれを知ったため、
  私としては、ちょっと意表を突かれた感じでした。


  相手の職業で心構えが変わるなんて、他の仕事ではあまりないでしょうね。
  どんな仕事でも、同業者、それもその道の大家などが来たら、それなりに緊張
  するのかもしれませんが・・・。あとは、「高倉健」が来るなんていわれたら、
  さすがに緊張するでしょうけどね。あ、別に「志村けん」でもいいんですけど。
  ま、それはどうでもいいとして・・・。


  私のしている事は、いわゆる「EBM(科学的根拠に基づく医療)」とは言い難く、
  一般的な医師であれば、通常、治療としての選択肢には含めません。
  それでも私自身は自分なりの根拠と信念を持っていて、このサイトは一応、
  それらを主張するためのものでもあります。この中で私は「カイロは科学的」等と
  書いた覚えは一度もないので、今回もそれは了解の上で来られたのでしょう。


  それでもやはり「科学的根拠」を重んじる医師ですから、いい加減な説明では
  納得できないでしょう。それは相手が医師でなくとも同じなのですが・・・。
  ですから私も、できるだけ分かりやすく自分の考えを伝えるのですが、やはり、
  中には説明が困難なものが少なからずあるというのが現状です。
  頭に触れている時、「今は何をしようとしているんですか?」なんて聞かれると、
  「いや〜、ちょっと頭蓋骨を動かそうとしているんですよ。ははは・・・」なんて
  笑ってごまかしたりして・・・。(一応ちょこっとは説明するんですけどね。)


  説明する際に用いる理論が正しいかどうかはむろん重要ですが、それ以前に、
  医師に対しても通常の患者さんと同様の説明ができるかどうかということは、
  実はかなり重要な問題です。これは、医師に対しての説明が重要、という
  意味ではなくて、通常の患者さんに対しても医師にする時と同じような説明が
  出来なければいけない、という事です。どういう意味か分かりますよね?


  え、私はどうかって?ま、納得してもらえているかどうかは分かりませんが、
  誰に対しても同じ説明をするよう心掛けていますし、分からないものについては
  分からないと正直に伝えます。もっとも、全て一度で治せてしまえるようなら、
  説明も、それほど必要ではないのかもしれませんが・・・。





2007/08/08



 屋形船


  5日(日)に、UCC講師の先生方およびPAAC理事の先生方数名による、
  東京湾上での慰労会が催され、屋形船に乗ってきました。屋形船に乗るのは
  初めてで、子供のようにはしゃいでしまい、ついうっかり短パンにサンダルで
  行ってしまったら、諸先輩方からやや白い目で見られてしまいました。


  ま、ほんとはただ暑かったからなんですけどね。一部の先生から、「おまえは
  それで山梨から電車に乗ってきたのか!?」と感嘆の言葉を頂戴しましたが、
  そんなにひどかったですか?良い短パンをチョイスしていったんですけどねぇ。


  屋形船経験者の先生から「船酔いするぞ」と聞いていたのですが、船酔い前に
  ホロ酔いになってしまい、幸い船に酔っている暇はありませんでした(笑)。
  終盤は船の舳先に出て涼んでみましたが、これがまたなんとも心地よく、
  暑さを忘れさせてくれました。楽しい夏のひと時を過ごしてきました。


  それにしても「お台場」の変わりようには驚きました。随分マンションが増えて、
  かなりの人気エリアだということがうかがえます。以前は何もないのが人気の
  デートスポットだったんですけどね。そんなに昔の話ではないと思っていたけど、
  もうすっかり過去の話になってしまったようです。浦島太郎ですね。


  次に行くのは何年後になるでしょうか?その時にはまた今とは違う「お台場」に
  なっているのでしょうね。でも、その日が暑かったら、やっぱりまた「短パン」に
  「サンダル」で行くだろうと思いますが・・・。そういう点は、あまり変化しない
  自分でありたいと思っているのです。





2007/08/04



 夏休みのお知らせ


  誠に勝手ながら、8/12日〜20日まで9日間を、「夏休み」とさせて頂きます。
  ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。m(__)m


  9日間と少し長めのお休みですが、実際には17日は三島、20日は池袋なので、
  5連休プラス2連休という事になります。ま、それでも十分長い夏休みですね。
  今年の前半は日曜日も家を空けることが多かったので、この機会にしっかりと
  家族サービスをするつもりです。


  上の二人の子供達は夏休みに入ってしばらく経ちますが、今年は三男がまだ
  生まれたばかりという事もあり、平日はどこにも連れて行ってもらえないので、
  欲求不満で爆発寸前のようです。妻は妻で赤ちゃんの世話に加え、いるだけで
  うるさい息子二人にウロチョロされて、ストレスが爆発寸前のようです(^^;。
  考えただけで恐ろしい夏休みになりそうです・・・。


  それはそうと、再来週はお休みですので、不調を感じておられる方は、
  来週中(7日〜11日)にお越しいただきますようお願いいたします。
  私の方は、この夏休みは子供達と楽しく、尚且つ自分自身もリフレッシュできる
  有意義な時間にしたいので、来週はしっかり作戦を練るつもりです。
  (まだ何も予定が決まっていないのである。)





2007/08/01



 あずさの車窓から


  最近、少し気になっていることがあります。私は電車の窓から外を眺めるのが
  好きなので、出来るだけ窓側の席を選んで座るのですが、東京からの帰りに
  「あずさ」から見える都内の街が、どうも暗いように感じられるのです。
  「暗い」と感じるのは駅周辺の繁華街の事ではもちろんなくて、住居、特に
  マンションの部屋に灯る明かりの数が、時間の割りに少ない、ということです。


  最近帰りは新宿19時発に乗る事が多いのですが、その時間であれば、子供の
  いる家庭では夕食時のはず。でも、ファミリータイプと思われるマンションでさえ
  明かりの点いている部屋はごく僅かです。単身者向けのものなんて、一部屋も
  点いていない建物もあります。そういう場所だけ見ると、東京はその時間、
  「ゴーストタウン」のように見えます。見かけは非常に立派なマンションも、
  そこに住む人にとっては「ただ寝るだけの場所」に過ぎないのでしょうかねぇ。
  ああいう駅から近くて瀟洒なマンションに住む(寝る)ために、そこに居る時間を
  削って頑張っている人が多いんでしょうねぇ。なんか切ない話ですね。


  そんな暗い住居とは対照的に、駅前の学習塾や予備校などは、その時間でも
  煌々と明かりが灯り、生徒と講師の熱気で溢れているように見えます。
  大変だねぇ、親は仕事で子供は塾か・・・。家族団らんはあるのかね、キミ達。
  そんな子供の頃から遅くまで勉強して、いい大学に入って、いい会社に入って、
  やっと手に入れたマイホームは寝に帰るだけなんて、皮肉な話だよ、ほんとに。
  そんなに一生懸命「受験勉強」なんかしなくても、今あるほとんどの仕事は、
  誰でも出来るものばかりだと思うんですけどね。


  上等な寝室を得るために遊ぶ時間や家族団らんを削って勉強したり、
  寝る間も惜しんで働かなきゃいけないような人生なんて、ちょっとつまらないね。
  何がいけないんでしょうねぇ。大きな集合住宅の窓に沢山の明かりが灯っている
  光景が私は好きで、それを見ると昔から何故かほっとするんですよね。
  我が家もなかなか、夕食は家族そろって、というわけにはいきませんが、
  出来ればそんな社会であって欲しいと、あずさの車窓から外を眺めながら
  ビール片手に思う今日この頃なのです。




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