交通     公共交通  電車  CATバス  フェリー  その他の交通  交通規則 

地図 

"Perth and Region" HEMA Maps Pty Ltd(東京で購入):
Perth市内、近郊、WA州南部の概要を知るには有効ですが、建物などの実際の場所をこの地図で特定するのは困難です。

"PERTH ROADS & SUBURBS" Quality Publishing Australia(東京で購入):
Perth市内の詳細な道路名、近郊の詳細、WA州南部の概要を知ることができ、情報が多すぎて見にくいところはありますが、この地図で分らない場所はありませんでした。この地図はPerthでも売っていました。


車を運転するなら道路地図Street Directoryが必要ですが、パースのどの本屋でも$25位で購入できます。私は重たくて、日本へ持ち帰り、また持参するのがいやなので、レンタカー屋で借りています。

Perth市内や、Fremantleの地図は、市内や近郊の見所、地図、宿泊施設、店など、宣伝も載った無料の小冊子が数種類あり、ホテル、案内所Information stationなどに置いてあり、便利に使えます。日本語版もあります。「参考」に載せた小冊子のHPからMapをクリックするとGIF画像などで地図が表示されます。

この他、ネットで見られる地図は、www.mapimage.net/city_of_perth/(パース市のオンライン地図)、 www.auslig.gov.au/ にあります。
パースCATバスルート図(PDF)はTransperthによる無料バスCATのルートを示した地図で、06年3月時点のものです。また、パース市内地図(PDF)はパース市による地図ですが、05年10月時点のもので、Yellow CATがパース駅に西側に延長されていない時点のものです。

  道路と住居表示 

幹線道路をハイウエイHigh Way(HYW)と言いますが、自動車専用道路ではありません。

自動車専用の高速道路はフリーウエイFree Way (FWY)と言い、通行料は無料です。

streetsign

市内はもちろん郊外も道路という道路には、道路名の後に、Street(ST), Road(RD), Terrace(TCE), Avenue(AVE), Drive(DRV), Parade(PDE) , Crescent(CRES) などがつきます。この他、主要道路には何号線との表記も併用されます。

ただし、道路は途中から名前が変わることがあり、市の境界ではHYWも名前が変わることが多くあります。
Perth市内でもたとえば、メイン道路のSt George's TerraceはVictoria Avenueの東からAdelaide Terraceに名前が変わります。何号線という表記は連続し同じ番号です。右の写真では、次の交差点でぶつかる道路が、左折するとWaterloo Cresentで、右折すればWellington Streetであることを表示しています。

道路には番地がつけられていて所番地は何番○○STと表示されます。交差点の名前はとくになく、必要な場合はcorner (cnr)X ST & Y RDなどと表示されます。

公共交通Transperth

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パースPerthの公共交通システムであるトランスパースTransperthは、バス、電車やフェリーを運営しています。トランスパースTransperthはパースやフリーマントルFremantleを訪ねまわるのに大変便利です。

鉄道とバスはパース市内(狭い意味方の)は、FTZ区間(Free Tranzit Zone)となっていて、乗り降りは無料です。また、パースとフリーマントル市内には無料のCat Busが主要地点をまわっています。

パースを中心とする円を描いて9つのゾーンzoneがあり、パース主要地域外へ行くチケットの値段はいくつのゾーンを越えたかで決まります。以下、詳しい情報は、中心街モールのPlaza Arcadeの真ん中あたりにある案内所トランスパースTransperth Information Officeにルートや時刻表が置いてあり、質問も出来ます。

路線とゾーンをPDFで示します。

英語情報ですが、www.transperth.wa.gov.au で、出発地、目的地、日時を入力すると、複数の到達手段が調べられます。


パース駅  perth_station_yard perth_station

パース駅Perth Rail Stationは、もともとシドニーSydneyからパースへの大陸横断鉄道Indian Pacificの駅でビクトリア朝様式の建物です。

近代化されコンコース付きですが、現在地下駅化の工事が進められています。改札口も設けられていますが、スマートライダーSmartRider用のためのもので、2006年10月現在は駅の構内、ホームに自由に出入りできます。そのうちSmartRider以外はスタッフがいるゲートからホームへ入ることになるようです。

駅には改札はなく、外部から出入り自由ですが、ときどき電車内で検札があり、そのとき英語が出来ないなど泣き言をいってもかなりな額の罰金をとられるそうです。国辱にならないよう切符は目的地まであらかじめ買いましょう。私は、ガキの頃、キセルをして一駅しか有効でない切符をワイシャツの胸のポケットにさしたまま定期で改札を通過しようとして、透けて見えた切符が見つかってえらい目にあった友達?の話を聞いて以来、常に目的地まで切符を購入しています。皆さん!キセルは不良の始まりです。どうせなら、ケチなインチキでなく、大きなことをやりましょう??

station_entrance

RedCatの31番と、Yellowの3番が駅の南側バス停で、Blueの16番Horseshoe Bridgeが駅の西側のバス停になります。

電車
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いずれもPerth駅が始発のフリーマントルFremantle,アーマデールArmadale, ジュダラップJoodalup(現在の終点はClarkson), ミッドランドMidrandの4路線があります。

このほか、パースから南方のMandurahへ行く新線 New MetroRail が建設中で、パースで始めて地下を走ることになります。11の新しい駅、 Narrow Bridgeの新しい鉄道橋、パース市内にEsplanade駅、William ST Platform, Perth Stationを地下につくり、2007年に開通予定です。Mandurahまでパースからピーク時間帯で48分、10分間隔となります。

路線図をPDFで示します。


platform_information informationofstation_

Fremantleは7番線、Armadale は2番線(ピーク時は6番線)、Joodalup は1番線、Midrandは9番線です。

各駅前には左から2番目の写真のように駅名、路線などを示す緑色の看板があります。

エレベータの無い駅は、車椅子でも線路を超えてホームに行けるようになだらかで長い坂になっています。階段がなく坂だけの駅では電車が来るのが見えていても、間に合わないことがあります。もっとのんびりしなくてはと思ってはいるのですが。

パース駅フラットフォームをPDFで示します。

通勤時間帯には急行もあります。

駅のホームには自由に出入りでき、切符は駅の入口やホームにある券売機で買います。
大きな駅以外には両替機はないので硬貨を持参する必要があります。
出発するときには、ホームにはアナウンスはなく、電車内に"Door's Closing"とアナウンスされるだけです。

詳細(テロ対策)→


時刻表 

バスとの乗り継ぎも含めたルートや時刻表はパース駅や、中心街モールのPlaza Arcadeの真ん中あたりにある案内所Transperth Information Officeに置いてあります。Armadale線の時刻表が2006年8月に変わりました。

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電車の時間は日本ほどではありませんがほぼ正確です。 パース駅以外の駅のホームにはInformationと表示されたポストのようなものがあり、次と、次の次の電車が何分後に来るか、急行expressか各駅allかが表示されます。ボタンを押すと音声(もちろん英語)で教えてくれます。

パース駅にはホームの上に行き先と出発時間が電光表示されます。

たまたま滞在中にNew MetroRail Project(駅の地下化?)のためということで、Fremantle線が11月4日8pmから7日4amまで完全に止まり、7日から10日までは7pm以降止まりました。代替のバスは出るもののメインの電車を何日も止めてしまうなど乱暴なことと思いましたが、たいした混乱もなく乗客の人は満員のバスに乗り込んでいました。

電車内

電車のドアは自動で開かないときがあります。この時は、乗るときも降りるときもドアの両側にある白いプラスチックの部分を押すとドアが開きます。Joondalup線のドアは閉まると車体表面と一体になっていて、開く時は一度ドアが少し外側に飛び出し、それから左右に開くという複雑な動きをします。

駅名は駅をでるとき、"Door's closing"と言った後、次の駅名のアナウンスがありますが、(私にとっては)早口でアクセントが強く、あらかじめ駅名を知っておくか、車内に書いてある路線図の駅名を見ないと聞き取れません。駅名を言わないときもあります。Joodalup線では、新しい路線、車両だからでしょうか、駅を出た後と、着く前に"Next station Perth"言い、着いたときにまた"This station Perth"と駅名をアナウンスしていました。駅名を聞き取れないことが多い私にはありがたいサービスです。
また、新しい車両では、車両と車両の連結部分の上に表示器があり、次の駅名などを表示していました。

traindoor1 traindoor2 bikebox

Priorityと背もたれに大きく表示された2つ並んだ優先席がドアの両側にあります。お年寄り以外は座ることはまずありません。電車が動き出して他の席が空いていないときのみ座る人がいるくらいです。

電車の入り口のそばに車椅子用のスペースと、混雑時をのぞき持ち込むことができる自転車のスペースが図示されています。混雑時とは、Cityへ向かう7am-9amとCityからの4:30pm-6:30pmです。また、この時間帯はパース駅に自転車を持込んだり、通ったりできません。手前の駅で降りて自転車でCityに入ってください。駅まで乗ってきた自転車を入れる無料のロッカーがあります。



tiket_machine

券売機の使い方

  1. ボタンを押して大人か子供か、Concession(お年寄り・障害者割引)などを選択します。

  2. 行き先の駅名が書いてある表からゾーンzone番号を読取り、対応するボタンを押します。

  3. 料金が右上に表示されますので、投入口から硬貨を入れます。おつりはでます。

  4. 下から切符と、あればおつりがでます。
 

料金

  Dayrider Dayrider

鉄道とバスはパース市内はFTZなので、乗り降りは無料です。
電車の駅では、Perth、City West, Mclver, Claisebrook間が無料区間FTZです。ゾーンを越えると料金が上がります。
駅やバスで乗車のたびに買うチケットは紙に印刷されたもので、ゾーン4までは2時間、ゾーン5から9までは3時間以内なら区間内で電車もバスも乗り降り自由です。時間内に用事を済まして帰ることも出来ます。Ticketは電車でもバスでも使えます。

最初の切符は電車の駅で購入したもので、06年9月21日、12:25PMまで有効、ZONE1、大人$2.1です。2番目は、06年10月20日、4:9PMまで有効、ZONE3、大人$4です。
3番目はバスのチケットで、「2 Sections」とは、1 Zoneにも行かない短い距離の場合に特に安い料金になっているが、一方通行で、乗り換えもできない区分です。「Standard」とはConcession(お年寄り・障害者割引)や、家族割引でない普通のチケットという意味です。

写真は 2 Sectionsの40回分の回数券 MultiRider 40 です。$42なので、一回、$1.05で、$1.4より、$0.35 しか安くありませんが、毎回このカードをリーダに通すだけで、チケットを購入する手間が省け、バスは紙幣を出してもおつりはくれないので、多くの重たいコインを持 ち歩く必要がなくなるのが便利です。

CityのPlaza Arcade のTransperth InfoCenterに行けば、バスルートと時刻表がもらえます。また、Wellington ST(Street)のバスステーションBus StationとMounts Bay RoadのシティバスポートCity Bus Portがメインターミナルで、非常に多くのルートが集中し、その時刻表が置いてあります。

いろいろな駅へ乗り降り自由の一日券デイライダーDayRider ticketは旅行者には便利で、$7.6です。ただし、週末は一日利用できますが、週日は9amからの利用という制約があります。バスで購入したDayRider ticketは紙に印刷された券になります。

Dayrider

また、2006年4月からスマートライダーSmartRiderと呼ぶ日本のスイカのような非接触ICカードシステムが、従来の磁気カードシステムに置き換えられました。あらかじめお金をチャージしておく、プリペイドシステムです。SmartRider読取機は改札口か、プラットフォームにあります。

詳細(SmartRider)→


詳細(公共交通の料金)→


市内無料バスCAT  redbus
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Central Area Transit(通称CAT)はパースPerth中心地域内を循環運行する無料のバスサービスです。

市の商業中心地域を通り東西に走るRed, Redの北側を東西に走るYellowと、スワンSwan川と市北部を結び南北に走るBlueのいずれもPerth駅を中心にした 3 系統あります。従来Yellowは市の東側のみでしたが、05年11月から市の西側にもルートを延ばしました。これに伴いYellowはWellington ST Bus Stationの中には入らなくなりました。

バス停の場所やルート図は小冊子や中心街のMapに記載されていますが、CAT バス車内の運転席後ろにある小型のものが携帯に便利です。すぐ傍のバス停でも方向により異なる名前となります。また、西に延長されたYellowのバス停に示してある番号は古いままになっていてルート図と異なっています。なにしろココはオーストラリアですから。(06年3月現在)

CATバスルート図をPDFで示します。

フリーマントルFremantleでも無料のオレンジCATが主要箇所を循環しています。

この猫バスがトトロの猫バスのもとになったとの話は本当でしょうか?

乗降りの方法 : 

busstopyellow busstopred&yellow

どのバス停からでも乗り降り自由で、次のバスが来るまでの時間(分)は赤、黄、青色のバス停にリアルタイム表示されます。

ボタンを押せば音声で時間を教えてくれます。優れたシステムですが、ときどき故障して無表示になったり、常時18分と表示されたりします。

バス停に立っていればバスは止まってくれます。

降りるときは車内の柱などにある赤いボタンをバス停の手前で押せば止まりますが、全バス停で止まるのが基本なので、たいていの人はただ降り口の近くに移動するだけですが、運転手はそれを見て止まってくれます。降りるときに運転手にThank youと言う人もいます。

複数の色のCATが止まるバス停で待つ場合には、近づいてくるバスの正面の上の表示を見ていれば区別がつきます。Redは表示器前面赤色で猫の絵が白抜きで描いてあるバスが多く、YellowとBlueは正面上の表示器に文字でYELLOWかBLUEと表示されています。

リアルタイムのバス運行表示:現在バスがどこを走っているか、TransperthのHPの地図でリアルタイムで見られます。(なかなかアクセスできませんが)www.transperth.wa.gov.au/Default.aspx?tabid=29

びっくりしたのは、CATの専用バスはもともと床が低くなっているのですが、歩くのが不自由なお年寄りや車椅子の人が乗り降りする時は、運転手がさらに車体ごと傾け、段差を少なくします。

CATバスの運行時間

  祝日Public Holidayは運行しません。月曜から金曜日は最終時間までにパース駅で終了となりますが、土日は、日本だと考えられませんが、終了時間になるとルートの途中でも降ろされてしまうそうです。

Yellow CATは、05年11月から Wellington STをCity West の Thomas ST まで延長され往復35のバス停に増えました。 以下の時刻表は06年3月に確認したものです。

YELLOW CAT
月―金
6:50am−6:20pm
10分毎
土日
10:00am−6:10pm
30分毎
RED CAT
月―金
6:50am−6:20pm
5分毎
土日
10:00am−6:15pm
25分毎
BLUE CAT
月―金
6:50am−6:20pm
7分毎
金(夜)
6:20pm−1:00am
15分毎
8:30am−1:00am
15分毎
10:00am−6:15pm
15分毎


フェリー 
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barrackjetty

トランスパース・フェリーTransperth Ferriesは、Barrack Streetの先端にある桟橋Jettyと、動物園ZooのあるSouth PerthのMends Streetの桟橋Jettyを結び、毎日6:45amから7:15pmまで運行します。

金、土曜日のみ最終は9:15pmです。South Perthへ行くJettyは、Blue CATのバス停の前の桟橋PIER4で、South Perth(Zoo) Ferryと表示があります。

公共交通システムTransperthの一部ですので、乗船券は緑色の看板のある窓口か、桟橋中ほどにある券売機で買えます。

ferryticketmachine

券売機では、Step1でAdultを選び(Concessionとは割引)、Step2で片道One Wayか往復Returnを選びます。Step3でコインを入れます。片道一人$1.3です。帰りのSouth Perthにも同じ券売機があります。

Barrack Streetの第3桟橋Jettyからは、キャプテンクック・クルーズCaptain cook CruisesがフリーマントルFremantleへのクルーズ・ツアーやFremantle経由のロットネス島Rottnest Islandへなど各種クルーズを行っています。日本語での予約は、+61 (8)9486 1381、 www.captaincookruises.com.au

なお、このほかロットネス島Rottnest Islandへはロットネス・エクスプレスがフリーマントルFremantleのビクトリア埠頭から一日数便運行しています。


バス 

バスは多くのルートがあり、あらかじめ調べないと旅行者がいきなり乗るのは困難です。

www.transperth.wa.gov.au にアクセスし行き先を入力すれば、バスの番号と時刻が分かります。

パースの公共交通システムTransperthのひとつとして、Perth主要地域内での乗り降りは無料で、地域外でのチケットの値段はいくつのゾーンを越えたかで決まります。

乗り方:

  1. コインあるいはカードを用意しておきます。

  2. 乗るときは手を上げてバスを止め、前のドアから乗ります。立っているだけだとバスは通過します。

  3. 運転手さんに行き先を言って料金を支払って、印刷されたチケットを受取ってから席に着きます。

  4. 料金は聞けば教えてくれます。1 zoneは$2、2 zoneは$3.行き先が無料の場合運転手さんは、「Take a seat」(私にはテカシと聞こえました)とか、「Free」とか言います。

  5. アナウンスはないので降りるバス停を自分で判断して、ボタンを押し次で降りることを知らせます。どのドアからでも降りられます。

Night Alightと言って、夜7時以降は、交通の妨げや運行ルートから外れない限り、バス停でなくても止まって降ろしてくれるサービスもあります。

バス停はたいていベンチと屋根がありますが、先端が緑色の細い四角な棒が立っているだけのところもあります。市内などの大きなバス停には看板が立っており、ルートを示す番号が書いてあります。看板にそのバス停から先のルートを示してあるバス停もあります。

バス停には名前は書いてないで、何桁かのバス停の番号と、止まるバスの番号が書いてあるだけです。時刻表や、大きなバス停の看板のルート図のバス停名にも、○○street/△△streetと、交差する通りの名前が書いてあるだけです。Perth市内や周辺のバス停は、たいてい写真のような屋根とベンチがあり、ここがバス停とわかりやすいが、もう一つの写真のように棒杭だけがさびしく立っている場合もあり、この場合はとてもバスからは見えません。複数のルートのバスが止まるバス停も多く、手をあげないとバスはそのまま通過してしまうこともある。 したがって、降りるときは、バスはバス停に人が居なければそのまま通過していますので、通り過ぎる通りの名前を確認して行き、あらかじめ覚えておいた降りるバス停の手前の通りを見てから、ボタンを押して、次のバス停で止めてもらうことになります。始めて行くところは、目立つ目印でもない限り、行き過ぎてから、あるいは早めに降りて、またバスを拾うか、歩いて目的地に行く以外ない。これもスローライフと景色でも楽しむのが良いのでは。


大陸横断鉄道 

有名な大陸横断鉄道the Indian Pacificは、East Perth Terminalから水曜と日曜の10:55amに出ます。

The Indian PacificはアデレードAderaleを経由してシドニーSydneyへ行く大陸横断鉄道でパースからシドニーまで4,352km、飛行機なら4時間ぐらいのところを3泊4日の寝台列車で行きます。478kmの世界一の直線距離があることでも有名です。途中、ブロークンヒル駅、アデレード駅、そして金鉱山で有名なカルグーリー駅では列車が駅に止まっている間を利用してオプションの観光ツアーが出来ます。 Gold Kangaroo Classと Red Kangaroo Classの2クラスあって、食事や飲み物付きのGoldでシドニー、パース間で$1690です。

予約には、 http://www.ats.co.jp/index.php?cPath=81(旅行会社 Australian Tour Specialists、日本語)が便利そうです。

余談ですが、パースからメルボルン経由でシドニーまで走破する世界記録は、ドイツのAchim Heukenesさんが2005年5月に4,568kmを43日13時間8分で走破し、4大陸を横断し、ユーラシア大陸を横断しようとしている Sergeさんの従来の記録を破りました。
また、英国人スケートボーダーDave Cornthwaite(デイブ・コーンスウェイト)さん(27歳)が2007年1月22日、パースからブリスベンまでの5823キロをスケートボードで走破し世界記録を達成しました。


Transwa  

Transwaは、WA州の地方エリアにおける長距離列車、長距離バスの運行サービスを行っています。

長距離バスは、East PerthのEast Perth City Terminalから出て、Kalbarri, Geraldton、Augusta、Pemberton、そしてAlbanyやEsperanceにも行けます。車内にはトイレはもちろん、DVDやビデオが観られ、CD・カセットプレーヤーも装備されています。

列車は、目的地が異なる3種類があります。

その他の交通手段
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レンタカー

レンタカーを借りるのには、クレジットカード、国際免許証が必要です。運転するには、日本の免許証も法律上必要となっています。

空港や市内にいくつものレンタカー会社がありますが、付帯条件がさまざまで単純な料金比較はできません。手元の小冊子に広告のある会社は、Bayswater、Budget、Avis、City Car Rental、M2000、ACE、 Rent-A-Carなどがあります。

ナビは普及していないようでみたことありません。それほどややこしい道はありませんが地図は必要でしょう

詳細(レンタカー料金例)→


ガソリンはPetrolと言い、無鉛Unleaded Petrol (ULP), Premium Unleaded Petrol (PULP), Diesel, LPGなどの種類があります。Bayswaterのレンタカーには給油口の蓋の裏にUnleadedと表示されていたので、ガソリンスタンドPetrol StationでUnleadedと表示された給油機から無鉛ガソリンを入れました。このスタンドはUnleadedが黄色でしたが、赤色のスタンドもあり、色はさまざまです。スタンドは自分で給油してから、たいていコンビニになっている店に行って給油機の番号を伝へお金を払います。

ガソリン価格はほとんど毎日変わります。2006年10月にはパース市内でリッター$1.20ぐらいでしたので、日本の8割ぐらいでしょうか。ただし、地方へいくほど高くなります。また、06年には全世界的傾向ですが、パースでも高騰しました。 www.fuelwatch.wa.gov.au/ は、地域別に毎日一番安いガソリン価格とスタンドの住所・地図を知らせる政府運営のサイトです。宿泊場所の住所を入力して近くの安いスタンドを調べておくのが良いと思います。

地方に車で出かけるときは、なにしろ日本と比べて町と町の距離が長いので、早めに十分給油しておかなければなりません。なにしろ200kmスタンドがないことは普通にあるそうですから。

ちなみに、Perthから各都市への道路距離(km)は以下のとおりです。Fremantle(19), Midland(19), Rockingham(47), Penguin Island(48), Mandurah(74), York(97), Bunbury(180), Busselton(228), Margaret River(277), Augusta(320), Pemberton(335), Albany(402), Geraldton(424), Kalgoorie(597), Monkey Mia(856), Sydney(3988), Darwin(4342)


タクシー

  基本料金は初乗り$2.9で、1Kmごとに$1.17.夜間、クリスマス、年始は特別料金。

流しのタクシーはありませんので、市内中心部に多くあるタクシースタンドTaxi Rankから乗るか、電話で呼び出します。タクシースタンドTaxi Rankには常にタクシーが待っているとは限らず、また郊外ではタクシーを呼んでも1時間近く来ない場合もあるそうです。

タクシーの後部座席でもシートベルトを締めないと罰金となります。お客は助手席に乗ることが多いようですが、そうすると運転手さんの話し相手になるそうです。英語に自信のある方、チャレンジングな方はどうぞ。タクシーのドアは自動ではないので自分で開け閉めします。

車椅子のためのタクシーの予約は、 9333 3377。24時間7Days利用可能です。

Swan Taxis 13 13 30, Black & White Taxis 13 10 08, Independent Taxis 9375 7777. また、Yellow Cabs13 19 24には4、7、12、14人乗りの特別車があります。
タクシー会社に電話してオペレーターに、名前・人数・どこからどこまでを知らせます。例えば、「My name is Hiyamizu. Three people from Royal Apartments 345 Hay ST, to Perth Railway Station please.」

tram

トラム

トラムといってもタイヤで動く車ですが、市内観光の項に書いてあるように、赤い木製トラムTramのPerth Tram Companyと、天井のない2階建てのバスのCitySightseeing Perthの2社が観光者用トラムを運行しています。

Perth Tram Companyは、Tel:9322 2006, www.perthtram.com.au

CitySightseeing Perthは、Tel:9203 8882, www.opentopsightseeingtours.co.uk
 

 

サイクリング

 

急坂が少なく景色も良いスワン川Swan River沿いを一周できる自転車道が整備されており、電車にも通勤時間帯を除いて自転車持参で乗れるパースはサイクリングCyclingが盛んです。
www.dpi.wa.gov.au/cycling/1515.asp (英語)にサイクリングロードの地図などがあります。

自転車はキングスパーク内や、スワン川岸の貸し自転車屋で借りられます。

歩道は走れません。必ず車道を走りましょう。自動車と同様左側通行です。右側通行は危険です。
歩行者との共有道路では歩行者優先ですが、ベルを鳴らして空けてもらえます。追い越しのとき以外は左側通行Keep Leftです。
ラウンドアバウト Roundabout と呼ばれる、信号機がないロータリーでは右からの車や自転車が優先です。規則は車と同じで、以下の交通規則・ローターリーの項をご覧ください。
自転車に乗る人は皆さんヘルメットをかぶっています。かぶらないと約$80の罰金です。

About Bike Hire 9221 2665,
Cycle Centre 9325 1176,
Koala Bike Hire 9321 3061

交通規則

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免許証 

訪問者(観光客、留学生等)は、「有効な日本の運転免許証と翻訳証明書」若しくは「有効な日本の運転免許証と国際運転免許証」を所持すれば入国日から12月間運転することが認められています。ただし、国際運転免許証は発行から1年間だけ有効です。運転免許試験場に免許証、パスポート、写真、2,650円を持参すれば即日発行されます。

翻訳証明書は、在パース日本国総領事館窓口に日本の免許証、パスポート及び申清書を添えて提出すれば約3日で発行されます。手数料は$26です。受付時間は、月曜日から金曜日の9:30am-12:30pm、2pm-4pmです。


車は日本と同じ左側通行です。交通標識やルールは基本的に日本と違いませんが、一つだけ異なるのは、ラウンドアバウト Roundabout と呼ばれる円形のロータリーでの右方車優先です。また、Give Awayの標識は、左右どちらから来る車にも道を譲らねばなりませんが、そのまま進んで事故となる日本人が多いそうです。

ラウンドアバウト Roundabout   roundabout

ラウンドアバウト Roundabout は、交差点の中に輪になった道路があり、4方向の道路からこの輪に入り、時計方向(右回り)に進み、自分の出たい方向の道路に出る円形のロータリーです。

ラウンドアバウトに入る時は、右方車優先であり、自分の右側からこの輪の中に入っている車がないことを確認してから入ります。これはロータリーが右回り(時計回り)であり、ロータリーに先に入った車を優先するためです。

ロータリーでのウインカーの出し方はロータリーを頭に浮かべて考えていただければ当然ですが、次のようになります。


ただし、小さなラウンドアバウトでは出るときの左折信号を出さないことも多いようです。

hump

すこし大きな交差点はロータリーになっていることが多く、住宅地などの直線道路でスピードを落とさせるためにロータリーにしたり隆起 hump を設けたりしてあるところもあります。

ラウンドアバウトは合理的で、車が来ないのに信号待ちすることがなく、横からの車とにらみ合いにならない(優先規則が明快)、直進でも減速し、安全運転になるといったメリットがあります。しかし、朝のラッシュ時に交通量が多い道路のラウンドアバウトに横から、永遠に入れないのではと思えた場合がありました。交通量が多いところは信号があり、交通量がそれほど多くない場所がラウンドアバウトになっている場合が多いようです。

 

その他の交通規則

 

turnleft giveway

交差点

  

大きな交差点の信号機で、直進・左折用と右折用が別になっているところがあります。直進信号が青の時でも右折信号が赤になっているときは、対向車がいなくても右折できません。右折信号が赤から青に変わってから右折します。
右折信号が消灯しているときは、直進信号が青で、対抗直進車がいなければ右折OKです。
要するに、右折信号が赤のときは右折できません。バス専用の信号があるところもあり、「B」の赤や青文字で示され、その横にバスに対する信号が表示されます。

ストップの標識では完全停止し、Give Awayの標識では完全停止の必要はありませんが、左右どちらから来る車にも道を譲らねばなりません。交差点の手前で左折用のレーンが左に分かれ、右からの直進してくる道とぶつかるところにはこのGive Awayの標識があります。

遮断機のない踏切は一旦停止せずに徐行で渡ります。停止して窓を開けて列車の音を確認していると、そんなこと思いもしないオージーの車に追突されるそうです??

2車線の道路で、周りに車がいないときは、キープレフトKeep Leftですから、追越しや右折する以外の時は左車線を走ります。

 

飲酒運転

  

運転できるのは、血中アルコール含有率(BAC - Blood Alcohol Content)が、0.05%以下です(日本では0.03%以下です)。ただし、仮免許(L-Plate) 、実技テスト合格者の初心者免許証(P-plate) やプロの運転手は0か0.02%以下でなければなりません。
実際は、レストランや、ワイナリーの前は車が一杯ですし、実状はビール一杯、ワイン一杯ぐらいを飲んでの運転は普通に行われています。06年4月に実施したWA州警察による飲酒検問では、ドライバー2,800人のうち、71人が飲酒運転で逮捕され、40人に1人の割合で、飲酒運転を行っていたそうです。
ただし、罰は厳しく、0.05%-0.06% : $250-500 、3箇月免許停止から、0.15%以上:1回目は$800-2500、1箇月、たびたびだと$2000-5000、18ヶ月以下の刑務所か永久免許停止と何段階にも決められています。
 www.police.wa.gov.au/Services/Traffic/DrinkDriving.asp 

またシートベルトは後部座席でもしていないと、たとえタクシーの客でも本人が罰金だそうです。

ロードトレイン(全長50m)と呼ばれる長距離大型トラックが100km以上の時速で走っています。地方の1車線の道路では、あと何キロで追い越し車線があるかの表示があります。はるか遠くに見える、あるいは見えない対向車も、あっという間に迫ってきます。じっと我慢で、追越しは気をつけましょう。以下、冷水を流した者の計算です。時速100km/hで50m(前後入れて100mとして)のロードトレインをあなたの車が120km/hで抜くのに 18秒、600mが必要で、この間110km/hの対抗車は550m進んできます。したがって、1150m以上十分な距離がないと追い抜けない計算になります。

pedestrian

横断歩道

  

比較的大きな交差点では歩行者Pedestrian用の押しボタンがあり、歩行者信号が青になっているときには、車は右折、左折も含めて赤信号になっているので安心して渡れます。

ただし、時間は極端に短く、道の真ん中まで進むのがようやくです。もちろん車は待ってくれます。車も人も互いに鉢合わせにならないようになっているので信号が青に変わるまでの時間がその分長く、現地のかなりな人は左右を見て車がこなければ赤でも渡っています。ただし、横断歩道の信号無視は$150、斜め横断は$50の罰金です。


ハイウエイと、フリーウエイ  

幹線道路をハイウエイHYW(High Way)と言いますが、自動車専用道路ではありません。

また、自動車専用の高速道路はフリーウエイFWY(Free Way)と言い、通行料は無料です。パース周辺では、北へ行くMichell FWY, 南へ行くKwinana FWYと, 東へ行くGraham Farmer FWYの3本があるだけです。この3本のFWYはNorthbridgeでつながっていて起点になっていて、したがって、ここは極めて複雑なインターチェンジになっています。道路地図であらかじめ調べてから利用されることを、2度あったことは3度あった者から、お勧めします。パースで地下を走る道路はGraham Farmer FWYの一部だけです。また、オーストラリアではシドニーSydneyに一部有料道路があるだけだそうです。FWYの標識は日本とほぼ同じで分りやすくなっています。

制限速度  

住宅地での制限速度は特に標識がない場合は50km/hです。

ハイウエイHYWでは100km/h、地方で110km/h、混雑する箇所などでは80km/hで、工事箇所などポールで通常のレーンと異なるレーンに誘導される箇所などでは60km/hの場合もあります。通学路が横切る場合なども速度制限があります。5キロオーバーで罰金だそうです。

ホリデーシーズンのロングウイークエンドには、ダブルデメリットと言って交通違反の罰金は2倍になります。いっそうの注意を喚起するシステムになっています。

監視カメラでの取り締まりが厳しいせいでしょうか、車はほとんど例外なしにぴたりと制限速度を守ります。フラッシュが光ってあとからお手紙がくるそうです。町に入るところの標識で、110km/hからぴたりと60km/hになり、出てすぐ110km/hの標識があるとたちまち110km/hに上げます。海岸べりのキャンピングカーが並んでいる道路で、最初30km/hの標識があり、ぴたりと従ったのですが、次に3km/hの標識がありました。とても守れませんでした。

WA警察のHPでは、1994年から 2001年で、速度超過の車が70%減少したのはSpeed cameras の効果だそうです。2006年12月7日から1月7日までの期間にはダブルポイント・キャンペーンをやったそうです。交通違反の減点が倍になるありがたい DOUBLE DEMERITS キャンペーンです。

郊外では道の両脇は赤いざらついた土になっていて、舗装部分を外れ路肩に車が踏み込むと崩れやすく、また、夕刻から朝まではカンガルーが飛び出してくることもあるので気をつけましょう。何度か道の脇に死んだカンガルーを見ました。

駐車

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市内で無料駐車できる道路を見つけるのは困難です。

たいていの道路わきには2P、1Pなどの標識があり、それぞれ2時間、1時間以内の有料駐車できる場所を示しています。近くに券売機があり、指定のコインを入れると駐車時間などを印刷した紙が排出されます。これをダッシュボードの上の外から見えるところに置いておきます。旧式のメーター制の駐車スペースもたまにあります。

2時間以上駐車したいときは、野外やビル内の駐車場に止めます。このとき、掲示されている料金や閉まる時間に十分注意する必要があります。車が出せなくなります。

市営の駐車場City of Perth Parkingが各所に多くあり、CPPのマークが表示してあります。代表例として駅北側に隣接しRoe Streetから入るカルチュラルセンターCPPを紹介します。台数316台。時間土曜―木曜日6:30am-7pm、金曜日6:30am-10pm。料金$1.7/時間。他の多くのCPPは24時間利用できます。

駅北側のCITYPLACEの駐車料金の払い方を説明します。入口の機械のボタンを押してToken(擬似コイン)を摘み上げるとバーが開いて入場できる。帰りは車のところに行く前に、Ground(日本の1階)の右の写真の機械にTokenを入れると、表示器に料金が表示される。コインか紙幣を入れて、領収書が必要かどうかのボタンを押すと、再びTokenが出てくる。これをもって、車で出口へ向かい、ゲートのところの機械にこのTokenを入れるとゲートが開いて外へ出られる。ここは24時間開いていて、一時間$2.2。

駐車違反の厳格な取り締まりがあり、結構頻繁にチェックに来ます。写真の黄緑色のジャケットを着た人を見たら要注意、または手遅れです。

Clearway, No Standing Zone, Taxi/bus Zoneや, 一部の商業車のみ駐車できるLoading Zoneには車は止められません。違法駐車は最高$100の罰金です。


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交通 終わり