%


 
   現代作曲家グループ「蒼」による新作書き下ろし演奏会  
もとのぺーじにもどる
 

第38回グループ「蒼」新作演奏会出品作
現代能歌劇

羅 城 門
ら じょう もん 

次のグループ「蒼」新作演奏会を再開いたします。
ご出演をご快諾頂いた演奏家の皆様、関係諸方面のすべての皆様に感謝を申し上げます。

日時:2022年10月21日(金) 午後7時開演予定
会場:旧東京音楽学校奏楽堂
皆様方のご来場を心からお待ちいたしております。
        
 現代能歌劇とは
「能」の音楽的分野の現代化を願って台本を現代語に書きかえ、独自の作曲法で作曲した能歌劇です。今回はコンサートスタイルで初演致します

羅城門とは
羅城門(らじょうもん)とは、古代日本の都 「平安京」の正門をいいます。朱雀大路の南端にあって、北端の朱雀門と相対しています。
「羅生門」は後に使われるようになったあて字です


原作について(以下はウキペディアから取得)
原作は宝生流謡曲「羅生門」です。 作者:観世小次郎信光作謡曲 素謡時間=22分です。宝生流謡本 外四巻の二 切能(太鼓あり)

原作者について
観世小次郎信光は、世阿弥の甥音阿弥の第七子(1450年生まれ)です。信光が生まれた頃は、観世座の主導権は世阿弥父子から音阿弥家に移っていました。謡曲「羅生門」の原作者観世小次郎信光の生涯は、音阿弥直系の大夫たちを補佐することに捧げられました
 現代能歌劇「羅城門」の登場人物
●源 頼光(みなもとのよりみつ)
源頼光は平安時代中期の武将。父は源満仲、母は嵯峨源氏の近江守・源俊の娘。父満仲の長男で清和源氏の三代目。父満仲が初めて武士団を形成した摂津国多田の地を相続したので、子孫は「摂津源氏」と呼ばれる。
四天王: 源頼光と共に活躍した以下の4人の家臣のこと。渡辺綱(わたなべのつな)・坂田金時(さかたのきんとき)・卜部季武(うらべのすえたけ)・碓井貞光(うすいのさだみつ)。大江山の酒呑童子を退治したことなどで知られている。

●奥の方(おくのかた)源頼光の奥方として、音楽的色彩の配慮から設定しています。
●さくら 奥の方の腰元として、奥方同様に音楽的色彩の配慮から設定しています。
●藤原 保昌(ふじわら の やすまさ)

藤原 保昌(ふじわら の やすまさ)は、平安時代中期の貴族。右京大夫・藤原致忠の子。官位は正四位下・摂津守。中世文学で坂上田村麻呂・藤原利仁・源頼光とともに伝説的武人4人組の1人と紹介された
説話:10月朧月の夜に一人で笛を吹いて道を行く者があった。それを見つけた袴垂(はかまだれ)という盗賊の首領が衣装を奪おうとその者の後をつけたがどうにも恐ろしく、手を出すことができなかった。
その者こそが保昌で、保昌は逆に袴垂(はかまだれ)を自らの家に連れ込んで衣を与えたところ、袴垂は慌てて逃げ帰ったという。

●渡辺 綱(わたなべのつな) 
●渡辺 綱(わたなべのつな)は 平安時代中期の武将。天暦7年~万寿2年(953~1025)嵯峨源氏の源融の子孫で、通称は渡辺源次。正式な名は源綱(みなもとのつな)。頼光四天王の筆頭と言われ、武蔵国の住人で嵯峨源氏の源宛の子。摂津源氏の源満仲の娘婿である仁明源氏の源敦の養子となり、母方の里である摂津国西成郡渡辺に居住し、渡辺綱(わたなべのつな)と称し渡辺氏の祖となる。大江山の酒呑童子退治や、京都の一条戻り橋の上で羅生門の鬼の腕を源氏の名刀「髭切り太刀」で切り落した逸話で有名。
現代能歌劇「羅城門全幕楽譜こちら→Gendainoukageki-RAJYOUMON-pdf.pdf へのリンク
「羅城門」全幕台本こちら→Gendainoukagrki-RAJYOUMON-pdf.pdf へのリンク 
 %