活動報告

令和3年度同窓会経過報告
令和3年8月以降の経過について報告します。

一、本部役員会
(第一回 令和3年9月16日
第二回 令和4年2月28日
第三回 令和4年5月20日)
 (1) 支部・職場錦陵会について
 (2) 錦陵通信(同窓会報)について
 (3) 幹事会総会について
 (4) 同窓会定期総会について
 (5) 小笠原文庫管理報告について
 (6) 同窓会入会式について 
 (7) 同総会室改装について

二、同窓会入会式
令和4年2月28日(月)、本校体育館にて、高校74期生の錦陵同窓会入会式が厳粛に行われました。
 入会式では、大塚同窓会長、藤田校長より、本年度の入会者174名に対して、入会の祝辞と激励の言葉が贈られました。
 また、学年の正副幹事長及び各クラス幹事が綾塚副幹事長より紹介され、大塚会長より委嘱されました。
 学年幹事長  西邑 和樹
 学年副幹事長 小野 蓮太  山神 未羽
 クラス幹事
    一組 中村 優那  山崎 剛志
     二組 田村 夏純  中村 星斗
     三組 神  明里  淋  航輔
     四組 大神 知也  住吉 桃果
     五組 田邉  杏  中家 学人

三、支部、職場錦陵会他
本部に連絡があり、本部から出席した会
・郡長正公記念交流事業(令和4年4月30日・
5月1日)
大塚会長、藤田名誉会長(校長)満江副会長、松尾副会長、合満名誉副会長(高校教頭)
永岡幹事長出席
・新型コロナウイルス感染防止のため中止・延期された会
 令和3年度定期総会
 北九州錦陵会      東京錦陵会
 福岡錦陵会       TOTO錦陵会
九州電力北九州錦陵会  行橋市役所錦陵会
 関西錦陵会       北九州市役所錦陵会
    
四、開校記念講演
 令和三年一一月九日(水)、本校体育館で開校記念講演会が行われました。今年度は昭和五七年に本校を卒業した松下幸之助(まつした・こうのすけ)氏に講演をしていただきました。 
 松下氏は昭和五七年に豊津高校卒業後、九州大学工学部を経て、TOTO株式会社総合研究所の研究員として入社。住設機器・介護支援ロボット等の技術開発で様々な論文を発表。その後、内閣府にて、国家的に重要な研究開発の評価業務に携わり、現在は、大分大学研究マネジメント機構にて知的財産管理部門長及び統括URAとして、また、島根大学の客員教授並びに最高裁判所の専門委員として、知的財産部門の第一線で活躍されています。
この日は、高校三年生(中学生、高校一・二年生はライブ配信)を前に「世界と日本のトイレを通じて多様な文化と個性の尊重について考える」という演題で講演していただきました。導入では、自身のTOTO研究開発職の紹介がありました。本題では、ダイバーシティ・アンコンシャスバイアスとは何か、ダイバーシティはなぜ重要なのかをトイレ周りの事例を具体的に紹介しながら、生徒たちに話されました。ダイバーシティの実現には気づかずにしてしまう差別や偏見(アンコンシャスバイアス)をなくすことが重要である。多様性(ダイバーシティ)を受け入れることがコミュニティの中で一人一人の個性が発揮されることにつながると力説されました。日本はトイレ先進国であり、ダイバーシティ対応が進んでいる点では先進国だが、「男子は理系・女子は文系」という思い込みの点では遅れているなどの事例から、私たち自身の思い込みや偏見に改めて気づいて欲しいと述べられました。
 そして最後に「育徳館生であることを誇りに思って社会に出てもらいたい。卒業生には頼りになる人が多く、結束も固い。いたるところに錦陵会がある」と話され、同窓生として後輩を激励して、人生を意義あるものにし楽しんで欲しいと訴え、講演会を締めくくられました。

五、錦陵同窓会幹事会総会
 令和4年5月28日(土)於京都ホテル
  参加者 88名
  議 長 山内 辰也(高校35期)

 議事(1)経過報告
   (2)令和3年度決算報告並びに監査報告
   (3)令和4年度予算案審議
   (4)定期総会に関する件
   (5)役員改選
   (6)その他

 大塚会長の挨拶、藤田校長の挨拶に続き、議長を選出。経過報告や学校の現状についての説明、令和3年度決算報告並びに監査報告が承認されました。ついで、令和4年度予算についても原案どおりに承認されました。また、 定期総会については当番期(平成2年卒)の実行委員会を代表して上橋明実行委員長より概要説明と参加協力依頼が行われました。また、役員改選(監査)について選考委員会が開かれ、その選考結果が報告されました。

六、錦陵育英会
成績優秀者に対して、学費補助として奨学金を支給しています。今年度も新入生2名に支給することとなり、計6名(各学年2名)が奨学生となりました。また、学校活性化人材育成のための給付金制度は、東京研修などに助成されています。
なお、中山奨学会の茶園事業の一環として取り組まれてきた生徒への奨学金事業は、錦陵育英会中山記念奨学金として錦陵育英会が引き継いでいます。

七、当番期の寄付金
 令和三年度定期総会実行委員会より二百万円の寄付を受けました。内訳は次表の通りです。