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絵本・児童書の紹介

「絵本は、子によりそって、ともに歩むもの」
絵本の主人公に自分と同じものを感じると共感し
安心し大好きな絵本になります
自分の知らない世界を絵本の中で疑似体験して、楽しみます
そんなすばらしい世界を子どもたちに、たくさん見せてあげたい

2ひき 「ネズミが2ひき 」ジョセフ・ロウ作 幻冬舎
 猫がねずみを夕食に招待します
 ねずみは、友だちを連れて行きますと答えて
 猫は、ねずみが2ひき!と大喜び
 そう猫は、ねずみを食べるつもりなのです
 でも、ねずみはそのことがわかって対策をたてます
 かしこいねずみ
ずるがしこい猫の絵が印象的な絵本です

この絵本のおもしろさに感動された
小児科の先生が翻訳された異色の絵本です





リフカ 「リフカの旅 」カレン・ヘス作 伊藤 比呂美 理論社

中学生へおすすめの本を紹介します。
主人公は、12歳、ユダヤ人の女の子リフカ。
作者の大叔母から聞いた話を元に書いた物語ということで、 創作だけではない、事実からくる迫力があります。 物語は、ロシア(ウクライナ)から脱出するため、アメリカに移民することを決意したリフカの家族。 列車に乗ることから大変な思いをしながら、ポーランドへ。
やっと着いても、リフカだけは、問題があり家族と一緒に行けなくなります。 そこから、家族と離れ離れになったリフカのつらい日々が始まります。 でも、リフカは大変努力します、その時できる精一杯のことをやります。 そして、やっとの思いでアメリカに着いたものの、島で足止めにあいます。 そこにあったのは、「自由の女神」の像です。 自由と民主主義の象徴であるこの像を、移民たちはどういう思いで見つめていたのか、 大切な意味のある像だと初めて知りました。
過酷な状況、度重なる不運に、本当に着けるのか読みながら、不安になります。
そんなリフカを支えていたのは、家族に会いたいという思い、プーシキンの詩の本、 そして、いとこへの手紙です。
原書の題名は、「リフカからの手紙」で、この手紙を書くことで、自分の置かれた状況を、 冷静に判断し、言葉を発することで内側に溜め込まず、読み返して、勇気をもらっていたのだと思います。
それぞれの時代で、状況は変わりますが、同じ12歳の子たちがこれを読んでどう思うのか、ぜひ同世代のときに読んで欲しい本です。

おめでとう2017年酉年 鳥の絵本特集

鳥の絵本

鳥が主役の絵本、鳥の出てくる絵本でおすすめの絵本をブログに掲載しました
 3才からおすすめの絵本→ ひつじ文庫の本

 5才からおすすめの絵本→ ひつじ文庫の本

絵本から児童書への移行期におすすめの本
絵本をたっぷり楽しんだ子たちが、だんだん長い物語を欲するようになります
そんな時期におすすめの本は、絵も多く字も大きい(ルビもある)ものです
今まで、絵がメインだった絵本から、いきなり字ばかりの本に移れるわけもなく
楽しい絵がありつつ、文章も多くなってくるそういう本がいいのですが、
なぜか、品切れ中の本が多くて残念です

ブログに画像をアップしました→ ひつじ文庫の本

「やかましむらのこどもの日」リンドグレーン さく ヴィークランド え やまのうちきよこ やく 偕成社
「こんどまた ものがたり」ドナルド・ビセット 作 木島始 訳 岩波書店
「あとでまた ものがたり」ドナルド・ビセット 作 木島始 訳 岩波書店
「エーミルと小さなイーダ」アストリッド・リンドグレーン 作 さんぺいけいこ 訳 岩波書店
「エーミルのいたずら325番」アストリッド・リンドグレーン 作 さんぺいけいこ 訳 岩波書店
「エーミルのクリスマス・パーティー」アストリッド・リンドグレーン 作 さんぺいけいこ 訳 岩波書店
「ちいさいロッタちゃん」 リンドグレーン 作 ヴィークランド 絵 山室静 訳 偕成社
「こぎつねルーファスのぼうけん」アリソン・アトリー 作 石井桃子 訳 岩波書店
「ポリーとはらぺこおおかみ」キャサリン・ストー 作 掛川恭子 訳 岩波書店
「はらぺこオオカミがんばる」キャサリン・ストー 作 掛川恭子 訳 岩波書店
「まだまだはらぺこオオカミ」キャサリン・ストー 作 掛川恭子 訳 岩波書店
「ようせいのゆりかご」ルース・エインワース 作 河本祥子 訳 岩波書店
「雪だるまのひみつ」ルース・エインワース 作 河本祥子 訳 岩波書店
「くまのテディ・ロビンソン」ジョーン・G・ロビンソン さく・え 坪井郁美 やく 福音館書店
ミリー・モリー・マンデーのおはなし 「テディ・ロビンソンまほうをつかう」ジョーン・G・ロビンソン さく・え 坪井郁美 やく 福音館書店
「テディ・ロビンソンのたんじょうび」ジョーン・G・ロビンソン 作・絵 小宮 由 訳 岩波書店
「ゆうかんなテディ・ロビンソン」ジョーン・G・ロビンソン 作・絵 小宮 由 訳 岩波書店
「テディ・ロビンソンとサンタクロース」ジョーン・G・ロビンソン 作・絵 小宮 由 訳 岩波書店
ミリー・モリー・マンデーとともだち 「チム・ラビットのぼうけん」A・アトリー 作 石井桃子 訳 中川宗弥 画 童心社
「チム・ラビットのおともだち」A・アトリー 作 石井桃子 訳 中川宗弥 画 童心社
「ミリー・モリー・マンデーのおはなし」 ジョイス・L・ブリスリー さく 上条由美子 やく 菊池恭子 え 福音館書店
「ミリー・モリー・マンデーとともだち」 ジョイス・L・ブリスリー さく 上条由美子 やく 菊池恭子 え 福音館書店
「おもしろ荘のリサベット」 アストリッド・リンドグレーン 作 石井登志子 訳 岩波書店
「クリスマスをまつリサベット」 アストリッド・リンドグレーン 作 石井登志子 訳 岩波書店
ぐらぐらの歯 「雪の森のリサベット」 アストリッド・リンドグレーン 作 イロン・ヴィークランド 絵 石井登志子 訳 徳間書店
「小犬のピピン」 ローズマリ・サトクリフ 作 猪熊葉子 訳 岩波書店
「ポケットのたからもの」 レベッカ・コーディル 文 エバリン・ネス 絵 三木卓 訳 リブリオ出版
おとまり 「ヘムロック山のくま」 アリス・デルグレーシュ 作 松岡享子 藤森和子 共訳 太田大八 画 福音館書店
「元気なポケット人形」 ルーマー・ゴッデン 作 猪熊葉子 訳 岩波ようねんぶんこ
「きかんぼうのいもうと」 ドロシー・エドワーズ さく 渡辺茂男 やく 堀内誠一 え 福音館書店
いたずらハリー 「ぐらぐらの歯」きかんぼのちいちゃいいもうと その1 ドロシー・エドワーズ さく 渡辺茂男 やく 酒井駒子 え 福音館書店
「おとまり」きかんぼのちいちゃいいもうと その2 ドロシー・エドワーズ さく 渡辺茂男 やく 酒井駒子 え 福音館書店
「いたずらハリー」 きかんぼのちいちゃいいもうと その3 ドロシー・エドワーズ さく 渡辺茂男 やく 酒井駒子 え 福音館書店
「真夜中のまほう」 フィリス・アークル 文 エクルズ・ウィリアムズ 絵 飯田佳奈絵 訳 BL出版
いやいやえん 「いやいやえん」 中川季枝子 さく 大村百合子 え 福音館書店
「ももいろのきりん」 中川季枝子 さく 中川宗弥 え 福音館書店
「がぶりちゃん」 なかがわりえこ さく なかがわそうや え 福音館書店
「フランチェスコとフランチェスカ」ベッティーナ さく・え わたなべしげお やく 福音館書店
  そして、下記に紹介した「エルマーのぼうけん」などです
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出会って欲しい年齢のときに、出会ってほしい本
子どもの年齢ごとに、ぜひ出会ってほしい絵本や児童書があります
どの年代で出会っても大丈夫な本はいいのですが、その年代の気持ちにあっている場合は
その年代をすぎると少し違う、ぴったりとこないなどがありますので
逃してしまうともったいなあと思います

・幼稚園の年長から一年生ぐらい
ぐらぐらの歯  きかんぼうのいもうとシリーズ3冊

「ぐらぐらの歯」「おとまり」「いたずらハリー」

ドロシー・エドワーズ 作 渡辺茂男 訳 酒井駒子 絵  福音館書店

きかんぼうという題名のとおり、自分の思う通り行動する妹の様子を姉が語った物語です
子どもらしい行動と、行き過ぎてしまう様子は、これは大変だなと思いつつ
微笑ましく、目が離せない、次はなにをやるんだろうと気になってしまう
妹・弟などがいる、姉・兄は、実感し、妹・弟は、身近に自分のように感じるでしょう

・一年生から二年生ぐらい

エルマーのぼうけん 

「エルマーのぼうけん」「エルマーとりゅう」「エルマーと11ぴきのりゅう」

ルース・スタイルス・ガネット さく ルース・クリスマン・ガネット え わたなべしげお やく 福音館書店

大人に頼らず、自分で行動しなければならなくなった年齢の子に
よりそうように、物語が展開していく、ぜひ出会って欲しい作品です
このあとに続く「ナルニア物語」や「指環物語」などを読んでいく入り口となります
子どもの心の中に、ファンタジーの居場所を作るべきためにも欠かせません

・3年生くらいから
ナルニア国ものがたりシリーズ

「ライオンと魔女」

C・S・ルイス 作 瀬田貞二 訳 岩波書店
映画でもおなじみとなりました、ナルニア国ですが、最初に書かれたこの作品を読んで、
ナルニアの世界を味わって欲しいと思います。映画では、描き切れていない部分などありますので、
映画は、読むきっかけや、イメージの補佐的な感じと受け取って、ぜひ原作本を読んでみてください
シリーズは、

「カスピアン王子のつのぶえ」「朝びらき丸東の海へ」「銀のいす」「馬と少年」
「魔術師のおい」「さいごの戦い」

と続きます
一作一作主人公が変わり、味わいも変わっていて、どれも素晴らしい作品です
ぜひ、大人も子どもも楽しんで欲しい作品です
なお、上記に書きました順番に読むのがおすすめです、ナルニア国の時系列が本の最初に書かれていますが、
その順番に読むと、ネタばれが先に来てしまいますので、勿体ない気がします

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ベスコフの本  Elsa Beskow 1874年生まれ スウェーデンの作家

自然とそこに存在するものたち、動物や虫、植物にいたるすべての存在に温かい目を注ぎ
わたしたちの世界と自然に繋がっていることを愛をこめて描いている

ペレのあたらしいふく

「ペレのあたらしいふく」

小野寺百合子 訳 福音館書店

「ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん」

 おのでらゆりこ 訳 福音館書店
プッテのぼうけん

「おりこうなアニカ」

 いしいとしこ 訳 福音館書店
おりこうなアニカ







「雪のおしろへいったウッレ」

 石井登志子 訳 徳間書店
もりのこびとたち

「しりたがりやのちいさな魚の話」

石井登志子 訳 徳間書店 (品切れ中)

「どんぐりぼうやのぼうけん」

石井登志子 訳 童話館出版

「もりのこびとたち」

 おおつかゆうぞう 訳 福音館書店

「おもちゃ屋へいったトムテ」

ささめやゆき 絵 菱木晃子 訳 福音館書店 (品切れ中)

* 福音館書店以外の出版社の絵本画像はこちらをご覧ください→ブログひつじ文庫の本
画像は、福音館書店さんより転載掲載させていただいてます

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