Memorial

主催による裏方イベントmemo

皆様、当プチオンリーを温かく見守り励ましていただきまことにありがとうございました!
ここでは、主催の頭に残った覚え書きを、ときおり残念な(ほんとにね)イラストを交えつつご紹介したいと思います。
長くなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

はじめのはじまり

昨年、擬人化王国のチラシを初めて見たとき、
「うわー、せっかく鉄道擬人化で活動してるし行きたいなー」
「大阪のイベント行ったことないけど実家大阪市内だし、前泊で行こうかなー」
と何気に思ったわけです。
が…


…という声を次々と。
「えー?!せっかく擬人化王国の開催地が大阪なのに(※このときはまだ東京の開催が決まってなかった)寂しいなんて勿体ないなー」
という思いから、
「それなら、何か一緒に楽しめる企画を考えてみよう」
…となり、
「鉄道擬人化自体はきっとみんな固まって配置されるだろうから、その中で楽しめる路線別プチオンリーはどうかな?」
「大阪開催でもあるし、関西の人でも絶対知ってる路線──山陽新幹線のプチをやろう!(自分も大好きだし♪)」
と、心に決めたわけです。

で、決めはしたのですが──プチをやっても果たして人が集まるか、とか、主催は一人っ子サークルだからお手伝いしていただける方を見つけなくちゃ、とか、熱い鉄道ジャンルだから私如きがでしゃばって良いものかどうか、とか、いろんな考えがグルグルグルグルして何日か過ごしました。

でも、主催は実は前に別ジャンルで濃〜い脇役キャラ(苦笑)プチオンリーを開催したことがあって、そのときは参加サークル13だけだったけど、皆で協力し合って手作りでPOP作ったり全サークルでおそろいの無料配布グッズ配ったり、いろんなことしてものすごく楽しい一日を過ごしたことを思い出したのです。

「そうだよ!たくさんの数のサークルが集まるから良いプチオンリーじゃない!もし小規模だったらむしろグッズも企画も手厚くできるし、私のできる範囲で精一杯楽しいプチにしよう!」

…ようやく決意して、告知サイトをオープンしたのは12月に入ってからでした。
(その間、いろんなプチオンリーサイトを回って運営の勉強をしたり、実際に行かれた方の意見をリサーチして企画を考えたりしていました)
こうして様々な方のご助言やご協力のもと、山陽新幹線擬人化プチオンリーは船出したのです。

結果的には、協賛(お手伝い)に4名の方が名乗りをあげて(全員大阪以外にお住みなのに)当日一緒に会場入りしていただけることになり、また、リンク協力、チラシ協力とたくさんの方に力を貸していただき、参加サークル様も一次、二次合わせて28という数になって、「寂しい大阪の鉄道擬人化」を払拭するパワーを主催に授けていただいたのです…ッ!

そして準備期間はあっという間に過ぎ(何度も床で寝ました・笑)、いよいよ本番を迎えるべくN700系(電源とネット環境は譲れない!)の切符をゲットして一路大阪へ──我が故郷へと向かうことになりました。


20日(土)〜すでに祭りは始まっていた

この日のうちに、主催を含む山陽プチ・スタッフは全員大阪入り。5名のうち4名が午前中に新大阪駅に着けたので、そのまま「山陽新幹線祭り」に突入しました。
どういう感じかと言うと…

東京(名古屋)よりのぞみ号で新大阪 10:26着-→環状線で交通科学博物館へ→新大阪へ戻り、こだま号16:38発で新神戸へ→新神戸 16:58着、折り返し17:31発ひかり号で新大阪へ→新大阪 17:44-着

      東京〜新大阪(のぞみ103)=N700系指定席
      新大阪〜新神戸(こだま765)=500系指定席
      新神戸〜新大阪(ひかり568)=レールスター個室指定席

どうしようもないほどに山陽新幹線祭り。
指定席買いに行ったら「本当に?本当にこれでいいんですか?本当に?」とみどりの窓口で3回聞かれました。大事なことだからですねきっと。今は良い思い出です(笑顔)

東京からは主催含め3名が乗り込みましたが、このときのN700が西日本車両!
出発メロディは当然『いい日旅立ち』!

「これは!きっと私たちのために山陽がわざわざ迎えに来てくれたんですよ!」
「そうですよきっと!幸先いいですよふたつ(主催)さん!」
「ありがとう山陽!私たちがんばる!(拳グッ)」

…まさに脳内まで山陽新幹線祭り。

ちなみに、交通科学博物館でお知り合いの鉄道擬人化サークル様少なくとも3組と遭遇。こだまとひかりの中でも1組遭遇(笑)
結局この日の晩は擬人化王国参加の10名で集まって前夜祭して、「明日がんばりましょう!」とグラスを合わせました。はい、よろしくお願いしますっ!

その後、山陽プチスタッフは宿である主催の実家(阪急京都線沿線)に移動し、明日の本番に備え深夜までミーティングを行ったのでした。


21日(日)〜擬人化王国本番そして山陽プチ本番!

主催は大阪生まれの大阪育ちのくせに「インテックス大阪」というものに行ったことがありません(だって住んでるときにはまだ建ってなかったもーん!)。
なので、大事をとって朝一番に実家を発ち、皆でインテックスを目指しました。
…の前に、起きたら、マイ母手作りの朝ごはん(牛丼屋の定食みたいな)が5人分。
みんな口々に「私、イベントの朝からこんなちゃんと朝ごはん食べたの初めてだよ〜!」とか叫びつつ有難くいただきました。朝食大事です。お母さんどうもありがとう(ここで!?)

そして8時30分、インテックス到着。
開場時間まではまだ早い。でも会場どんなかな〜と気になってのぞいていたら、そのままサークル入場列の先頭になってしまいました。
他のプチ(この日は全部で5件ありました)に比べて規模は小さくてもハートの熱さは負けないぜ!…と、さらに気合が入る一同。

9時になり、開場して本部のスペースに到着。
すると、机の上にこんな愛らしいお花が!

『“since1972”[山陽新幹線★擬人化プチオンリー]開催 おめでとうございます』とメッセージカードがついているのですよ!
まずもうこれで、プチ運営スタッフ一同「じーん」と来たわけです。

と、気分が一気に高揚したところで、いよいよ本部の設営準備開始。
最初にすることは、荷物のチェックです。
本部の荷物、委託の荷物(直接と宅配と)の数をリストと照らし合わせ、間違いがなく届いていてまずは一安心。

参加サークル様へお渡しする記念品一式(POP等)や、一般に販売する新聞やグッズと、委託コーナーの本をみんなで手分けして並べます。
そこへ山陽新幹線のぬいぐるみや模型も加えたら、やたら賑やかな本部になりました(笑)

↓こちらが当日の大看板(画像クリックで拡大)。印刷の美しさとデカさに感動です。

WEB企画で募集した車両人気投票ベスト3の500系、0系、RSがちゃんと前面にいますよ〜♪そして4位だったドクターがさりげに…分かりますか?
特急券デザインのちょっとしたトリビアが『山陽新幹線新聞』の記事に載っていますので、まだの方は読んでみてくださいねー。

この日、本部で販売や配布した品は以下の通りでした。

↓山陽新幹線新聞(公式パンフ)はトートバッグ付き。

↓トートバッグとおそろい、オリジナルミニタオル。

↓スタンプラリー景品(スタンプ5個以上で進呈)の限定ノート。途中でなくなってしまいました、すいません…。

↓スタンプ全制覇の方へのプレゼントは、布ワッペン。シールみたいに貼ったりはがしたりできますが、あて布をしてアイロンをかければ洗濯も可能に。
こちらも早々に在庫なくなってしまってすいませ…。主催から感謝を込めて手作りの一品です。

↓上2つの景品がなくなってから活躍したのが密かに(?)作ったこの公式ロゴデザイン「あぶらとり紙」。もらってくださった皆様ありがとうございました。

(表)  (裏)

 

そうこうする間に続々と参加サークル様も勢揃いし、おそろいのPOPをずらりと並べて飾っていただいて(感動)、あとは一般入場を待つのみ。

やがて11時に。ついにイベント開幕です。
擬人化王国のオープニングは何だかボイスドラマ仕立てで、とても面白かったですよー♪全国大会の演出ってすごいですね!

当プチからリクエストしたBGM『君がくれた未来』が早々に流れて少しびっくりしました。「本当にかかったー!」と。当たり前なんですけど(苦笑)
会場に来られない方とも一緒に選んだ曲でもあるので、感無量だったんです。
『君がくれた未来』だけではなく『いい日旅立ち』もかけていただけたんですよー!リクエスト曲2つとも!とても嬉しかったです。

また、全国大会の本部ブース(王立天文台)には鉄道関係のグッズがすらりと並んでいて、こちらも見ていて面白かったですー♪
山陽新幹線新聞の記事に載せた幻の「姫路城弁当」の容器の本物まで飾ってあったのは感激でした!(笑)

一般参加のお客様ですが、開場直後から当プチ本部にたくさんたくさん足を運んでくださいました。
トートバッグ+新聞は、正直、大阪にしては数作り過ぎたかなーと思っていたのです。
が、まさか一般入場(11時)から1時間もたたずに売り切れるなんて!!!
嬉しい誤算でしたが、入手できなかった皆様には申し訳ない気持ちで一杯でした。改めてすいませんでした…。

それで、急きょ、新聞増刷&12時30分からの再販を決定。主催は原版を握りしめ、コピー機(コンビニ)へ向ったのです。

本来でしたら、このくらいの時間帯は主催が各参加サークル様にご挨拶と「困ったことないですか?」という呼びかけをして回る時間帯ですが…まさにその頃、

主催が困っていました。遠いよATCのコンビニ…(涙)
それでも何とか増刷を終えて、今度は新聞のみの単独販売。
景品のノートもじょじょになくなって、コンプリート記念品もなくなって、最後はあぶらとり紙を差し上げていましたが、不平不満をおっしゃる方もなく、「スタンプラリーを回ること自体が楽しい」などと優しい言葉をいただけてホッとしました。

少し落ち着いたかなーと思った頃、今度は全国大会のプチ担当運営スタッフの方が直々に当本部に。
もしかして新聞(パンフ)売り切れで混乱させたとかって怒られるのかと思い、チキンな主催は開口一番「すいません!」って謝ったのですが…実は逆。
「鉄道のプチ開催のおかげで会場がより一層盛り上がりました」等々、丁寧にお礼を言っていただけたんです!
ああ、これもすべての参加者の皆様のおかげだと、とても嬉しくて誇らしい気持ちになれました。

それにしても、本部の方もいつもと違う大阪の状況に大忙しの様子でしたね。


「いやもうほんと擬人化スゴいです、キテます」という言葉を何度も聞きました。
主催は鉄道以外の擬人化は見て回れなかったのですが、きっと各所で大盛況だったのでしょうね。
10月の東京はどうなるのでしょう…。

イベント中は、多くの方にお言葉や差し入れをいただきました。
主催も午後、再販の新聞が落ち着く頃にようやく参加サークル様を回ることが出来て。
山陽本を買いつつ、開催記念にと、スタンプは自らコンプリートさせていただきました(笑)
↓これが成果!

スタンプ自体はこちら(本部)で作ったのですが、色とりどりで並ぶと可愛いですね!
一般参加でスタンプラリー回っていただいた皆様にも、良い思い出を作っていただけたでしょうか…。

 

楽しい時間はあっという間に過ぎ、15時。イベント閉幕です。
今度は委託の方の清算、荷物搬出、と、バタバタし始めたところへ…

 

ふたつがこのプチオンリー(企画)、できるかどうか迷っていたとき、

 

 

最後に背中を押してくれたのは、山陽新幹線内でラストランを迎えた0系の勇姿でした。

 

 

無事にすべての荷物を搬出し、これで本当にイベントもプチオンリーもおしまい。

さすがにお疲れ気味の主催とスタッフ…でしたが、差し入れにいただいたお菓子とか栄養ドリンクとか(笑)をみんなで分け合っていただいて(新幹線の中でも食事代わりにいただきました)再び元気をチャージ!若さは武器!(除:主催)

その後「また来週会いましょう!」を合言葉に(プチスタッフは全員28日のコミックシティ参加なので)、名古屋、続いて東京で解散いたしました。

 

まだまだ語り尽くせぬほど素敵なエピソード満載だった“since1972”[山陽新幹線★擬人化プチオンリー]。
ここまで辿り着けましたのも、応援して見守って、そして参加してくださった皆様のおかげです。

主催はまだあともう少し、鉄道擬人化で活動を続けたいと思っています。
これからも、いろんな方と一緒に楽しめる活動をしていけたらと願っています。

本当に、本当に、ありがとうございました!

 

最後に…ここまで読んでいただいたお礼(心ばかりの)

公式ロゴの0系たんをデザインしたカードをこちらからDLできます(PDFファイル)。
デザイナー様より「皆さんでフリーダムにお使いください〜♪」との許可は得ておりますので、よろしかったらどうぞ。