車両一覧

主要路線図

懐かしの路線

 懐かしの車両

停留所巡り


懐かしい路線

詳細路線図

2011年〜2012年

2010年〜2011年

2007年〜2010年



◆新八田線の歴史

行先番号

路線

24

24

福岡タワー−西公園天神土井(営)−卸会館前

24C 24C

西公園天神土井(営)

240

博多駅土井(営)

老舗路線・24番が40年近い歴史に幕を
八田・若宮・舞松原の3地区から福岡の中心部を結ぶ路線として活躍してました。朝は1時間に6本ほどあり昼間も1時間に3〜4本あるほどのドル箱路線でした。1987年に福岡市営地下鉄貝塚駅まで開設され、西鉄宮地岳線(現在は西鉄貝塚線)との乗り換え駅となってからは、香椎参道で下車して西鉄宮地岳線→地下鉄乗り換えで天神、博多駅方面へ向かう方が早いということで香椎参道で降りていく人が多かったです。しかし博多バイパスの松崎−松島間の開通と共に24Cの便数が増えてからは天神地区へは24Cで、24は香椎参道での利用客が大半を占めるようになりました。乗客の殆どが香椎参道で降りるため御幸町までの間は乗客が居ないという事もしばしば。背景には香椎やJR香椎駅を利用される方が香椎参道で下車していました。当時は27西鉄香椎⇔土井営業所行きがありましたが、送り込み路線のため便数が少なかった事もあります。2000年頃に水谷、千早地区に建っていたJRの社宅の老朽化と、使用されなくなった貨物線の停車場を取り壊して、跡地を区画整理して2003年に高架駅のJR千早駅と国道3号線博多バイパスから国道3号線へ結ぶ大型の道路が開通しました。その数年後に西鉄宮地岳線(現・西鉄貝塚線)も高架になり、JR鹿児島本線と西鉄宮地岳線共同の駅ターミナルとして千早駅が開業(西鉄名香野駅が廃止)。それに伴い千早駅西口にバスのロータリーが出来ました。香椎参道からJR香椎駅まで徒歩が不要となり、また香椎参道まで出る事が無く西鉄貝塚線が利用できるため、香椎参道からの乗降客が減少し、千早駅を経由する路線として行先番号4番が新設されました。

4番が新設されてから千早駅を利用する乗客が増加し、香椎参道を通って御幸町から国道3号線へ出る必要性がなくなってしまったため、40年近く土井営業所のドル箱路線だった24は、2010年3月27日を持って長い歴史に終止符を打つ事となりました。香椎参道の重要性は幾分あるので、後継として24N番という路線が誕生しました。イオン香椎浜への乗客向けの感じで、留学生会館や香椎浜中央バス停と海岸通、城浜団地、経由し名島ランプから都市高速を使って大濠公園(旧西公園)まで運行していました。しかし集客率が悪かったのか?ロング路線なので香椎参道踏切での渋滞でダイヤが乱れていたのか?短期間で24Nは廃止されて24系統は24Cのみとなりました。24Nの後継として行先番号2・土井営業所−香椎浜営業所行きが新設。そして路線維持のため、土井営業所から留学生会館前、海岸通を通る路線を朝のみ行先番号22Nと22Tとして2018年現在も朝のみ運行しています。

福岡タワーまでの延伸廃止の背景 
1996年頃に国道3号線沿線の乗客用にと西公園から福岡タワーまで延伸になりました。私の勘ですが多くのバスが天神終点で那の津待機所、西公園行きは西公園待機所に駐車するため百道浜営業所が開設されて駐車スペースとして有効活用できるという事もあったのでしょうか?福岡タワー南口まで延伸となりました。そして東区地区からスムーズに福岡ドーム(現・福岡ヤフオクドーム)、福岡タワーなど百道浜地区へ行けるという狙いもあったかと思います。しかし福岡ドーム周辺での渋滞が目立ち、平日夕方や土日・祝日はダイヤの乱れが酷かったです。土井方面は百道浜、天神の渋滞に加え香椎参道での渋滞も重なり酷いときには1時間以上遅れて土井営業所へ戻るバスも。そういう理由から2004年3月31日に約7年間の運行にピリオードが打たれたと推測しています。そしてこの福岡タワー線は土井営業所から香椎浜営業所に引き継がれ、行先番号4として新たに誕生しました。しかし2007年に千早駅経由として土井営業所から行先番号4・福岡タワー線を新設。香椎浜営業所と共同運行になり香椎浜⇔福岡タワー線は行先番号4-1へ改称。しかし2011年のダイヤ改正で香椎浜営業所の4-1は廃止となっています。


香椎浜営業所と共同運行時代の香椎浜9322(現在は土井所属)。舞松原交差点にて撮影

便利な都市高速経由線 
1985年頃に八田、舞松原地区から速く天神に行ける、行先番号24C番の都市高速経由の路線が誕生しました。新設当初は今に比べ本数が少なく朝夕ベースの路線で、昼間は往復で2便程度でした。朝の天神行き、土井営業所行きの車両は24の担当車両だった58MCの3901〜3914の車両が運行されていましたが、昼夕は70の運行表の関係なのか、70で使用されていたカマボコ型の4597(F22か13-21)と4598(F22か13-18)が主に運行されていました。中でも4598は後方の方向幕の色幕が剥がれかけており新たに修復されましたが、その時に黄色の色幕から小豆色の色幕に変わったのでビックリでした。多分、72番のような茶色の色幕にしたつもりだったのでしょうが、どう見ても茶色では無いので天神辺りで見ると不思議な感じでした。他の70番仕様の車両にも茶色の色幕で24Cと表記されていましたが、便数が増えた頃から黄色の色幕に定着しています。

新設当初は現在の国道3号線バイパスにある真洲崎橋が無くて、火の見下から当時は多々良大橋通っていたのでこの区間は狭隘路線を走っていました。しかし下原までの開通を目指す(現在開通)国道3号線博多バイパスが松崎まで、工事が拡張して現在のように道幅も広くなり24Cの便数が一気に増え出しました。1999年に都市高速が福岡ICまで開通した事により、それ以前は松島交差点から国道201号バイパスを通って松島交差点から少し離れた貝塚ランプから都市高速へ出入りしていました。そのため朝の天神方面、夕方の土井方面は渋滞に巻き込まれていましたが、福岡IC開通の時に貝塚ランプの天神・博多駅方面向け入口が無くなり、松島交差点近くに松島ランプ出入口が出来てから渋滞ラッシュから開放されダイヤの乱れも減少しました。2010年のダイヤ改正により循環式となり土井営業所を出発すると、都市高速天神北RPで降りて郵便局前から土井方面に戻る路線になっております。朝は72C番の流通センター経由、土井営業所行きの循環路線があります。

 
小学生の頃の記憶ですが、4578の色幕はこのような感じだったかと

240番の博多駅線 2003年7月1日に新設された博多駅行き。八田団地、舞松原、若宮、松崎の乗客を対象に作られたとみられます。新設当初に乗ってみたのですが運転士さんの話しでは『まだ知名度が低いのか朝の利用客は博多駅・土井共に少なかったですよ』と仰られていました。その後、朝や昼の博多駅方面の利用客はそこそこだったものの、土井方面の利用客が少なく赤字路線となり2004年3月31日、9ヶ月の運行を持って廃止となりました。

 
廃止になった2路線。福岡タワー線の初期は日産DのJP(50**)・JM(68**)がよく担当していました。

240番新設時に配られたパンフレット

裏面に載っている時刻表はこちら
新八田線24番に58MCスケルトン車両が導入された時のレポート→クリック

 

 


◆みどりヶ丘線の歴史◆

 

行先番号

路線

23・23B

    西公園天神サニータウンみどりヶ丘団地

高級住宅街誕生
1984年頃に香椎と青葉の間にサニータウンという新興住宅街が出来て、それと同時に都市部への交通アクセスとして23番のサニータウン−天神(西公園)行きが新設されました。当時は和白営業所がこの路線を担当していましたが、それから3年後の1987年頃に土井営業所が路線を引き継いでいます。行先番号は23番のまま運行され、当時は和白、香椎浜、土井の3営業所が行先の違う23番の路線を受け持っていました。当初はサニータウン終点でしたが、青葉五丁目からみどりが丘にかけて住宅が出来たため、みどりヶ丘まで延伸されました。みどりヶ丘まで延伸された頃に、72番も土井団地、名子を経由してサニータウンへ向かう路線が出来たため、23番もサニータウンとみどりが丘終点の2路線でした。サニータウン終点を廃止してみどりが丘団地終点になった頃に、行先番号を23番系統から27番系統へ変更し、当時27番は土井営業所⇔西鉄香椎の支線でしたが、こちらは無番路線となりました。1995年頃のお話です。

土井に担当が移されたのと同時に和白の1895と2000の2台の車両が土井営業所へ移動し、24番担当車両だった3900番台も運用に入ってました。また2000にはフロントの赤ラインに和白営業所時代の名残で”ルート3新バス”というロゴが入っており、土井に移管されてからもこのロゴが入ったまま運用されていました。また1895は晩年ダイエーホークス優勝パレードカーとして改造され活躍しました。

JR篠栗駅まで延伸 
27B
番へと変更されてから2年後のダイヤ改正で、27B番はみどりが丘団地からJR篠栗駅まで延伸されました。
上山田南から篠栗駅前までのバス路線がなかったため延伸されたとみられます。上山田から篠栗駅前の路線にある久山カントリーゴルフクラブ付近には住宅街があるのですが、今までは都市部へ行くためには72番が走る上山田バス停を利用しなければなりませんでした。その上山田バス停まではかなりの距離を要するためこの地区の乗客はかなり便利になったと思われます。延伸当初は篠栗駅が終点でしたが、乗降客と香椎参道の渋滞の影響からか、みどりが丘団地終点便と半分になり、現在は1時間1本の割合となっています。

香椎東小学校の新路線
香椎台にある山手通りや青葉四丁目のアートヒルズ青葉公園という新興住宅街が誕生し、2005年の3月のダイヤ改正でに27N番が新設。Nなので都市高速名島ランプを乗降し、経由地も陸運支局前、名島運動公園を経由する路線です。新設当初は1時間 1本でしたが、現在は1時間に2本となり27B同様に乗客が多い路線です。
 

 


◆松崎線◆

行先番号

路線

70・70C

           西公園天神西鉄香椎・土井営業所

主要路線

■70番・西公園−天神−中洲−呉服町−県庁−吉塚駅−原田−浜田−多の津−松崎−火の見下−香椎参道−西鉄香椎
■70C番・西公園−天神−中洲−<都市高速・蔵本ランプ(現・呉服町ランプ)−貝塚ランプ(現・松島ランプ)−松崎−火の見下−香椎参道−西鉄香椎

松崎地区の足として
昔は各路線、担当の車両に分かれていて、70番系統の松崎線は3022、24、25や3134、45(全て廃車で平成元年前後の頃)等の車両が運用に入ってました。都市高速経由の路線が出来た頃は70C番が24C番よりも多かった記憶があります。しかし1990年頃になると乗客も少ない路線となり、その背景には昭和62年頃に福岡市営地下鉄箱崎線が貝塚まで開通し、西鉄宮地岳線(現・西鉄貝塚線)乗り換えで香椎へ行くか、当時は23B番だった都市高速経由の西鉄香椎行きが速い事が理由かと。しかし、松島、多の津、松崎地区の利用者のために、西鉄香椎−浜田線として路線を短縮(担当車両は39××)。しかし数年後に行先番号3番の西鉄香椎−流通センター(流通公園)・土井営業所行きが新設となり、路線名も香椎−流通センター線となり(現在は新八田線に組み込まれている)、松崎線は廃止になりました。
 

 


◆八田線◆
 

行先番号

路線

71

西公園天神西鉄香椎

主要路線

■西公園−天神−中洲−呉服町−県庁−吉塚駅/千鳥橋−箱崎浜(東区役所前)−原田−浜田−流通センター−西鉄多々良−土井営業所−八田団地/八田小学校−若宮田−香椎参道−西鉄香椎

経由地が多い路線
71番系統は多数経由地があって、県庁経由と箱崎浜(東区役所前)経由、もう一つは八田団地経由と八田小学校前経由とありましたが、殆どの路線は県庁、八田小学校経由の路線でした。この路線は便によって土井営業所で運転手を交代していました(確か西鉄香椎発の便だったかと)。ゆっくり天神へ行ける便としてバス好きの私に取っては好きな路線でもありました。こちらの路線は1995年頃に(土井営業所の路線が大幅に変更)廃止となりました。この路線の経由地を引き継いだ路線は24番の香椎参道−流通センター(卸会館前)間と75番の箱崎浜(東区役所前)−石堂大橋間ですが、24番、75番は廃止となり東区役所経由の路線は79番が引き継いでいます。うっすら記憶あるのが71C番の都市高速経由があり、都市部と流通センター間を速く結ぶ路線として新設されたようですが、72C番の流通センター経由があるのと、70C番があったからでしょうか短期間で廃止となっています。
2011年のダイヤ改正で71番としてが月見町−大濠公園間として復活しましたが、路線名は多々良・八田線となっています。当番の運転手が71番のみではなく72C番、77番、78番なども運行する関係だと考えられます。
 

 


◆多々良線◆

行先番号

路線

72・72C

西公園天神土井団地みどりヶ丘団地−猪野

主要路線

■72番・西公園−天神(渡辺通一丁目)−呉服町−妙見−吉塚−原田−浜田−多の津/流通センター−多々良/土井営業所−八田−土井団地−名子−猪野

土井・名子・久山地区の重要な路線
土井、八田地区から香椎を回って国道3号線を走る24番と、多々良、箱崎、吉塚といった県道21号線を走る72番は、土井営業所の代表的な路線でした。西公園−猪野線は土井営業所のロング路線で、主に土井団地を経由する路線でしたが、昼間の数本のみ国鉄(現・JR)土井駅前経由の便がありました。土井駅前の道路は現在でも狭く、普通車1台しか通れない個所もある道路ですが、土井から名子へ抜ける主要道路だったため大型車も頻繁に通ってました。なのでバスとトラックが離合で立ち往生する場面もよくありました(幼稚園バスに乗っていた頃によくありました)。1990年後半にこの道路から200メートルほど離れた場所に大きな道路が開通し、みどりヶ丘団地−土井営業所間の回送バスが利用しています。
みどりが丘地区の足
23番(現27番)のみどりが丘線にも載せていますが、みどりが丘に住宅街が出来た頃に、みどりが丘(サニータウン)行きとしても路線を担当していました。23番とは逆に名子からみどりが丘を通ってサニータウンで折り返す路線でしたが、サニータウンの折り返し場が廃止になった頃には、75番の多々良線がみどりが丘の担当になっていました。
72C番の前身
国道201号線バイパスが国道3号線まで開通した当初は、朝の快速で3号線経由天神行きがありました。実際私の親が利用していた事もあります。3号線経由の土井営業所と記されている古い方向幕を見た事があるので、多分夕方の便だと思います。そして都市高速の開業で72Cも新設され今に至っています。
72番の最後
色々な経由と路線の変更もありましたが2000年以降は主に西公園・天神−猪野間を結んでいましたが、2010年に猪野行きが廃止となり土井団地に短縮され(猪野は27B番の篠栗駅が乗りいれしています)、2011年のダイヤ改正で40年近い歴史に終止符が打たれました。土井営業所ファンの私としては老舗路線の24番、72番の廃止は悲しいものがありました。

行先番号

路線

75

西公園−天神土井団地/土井(営)−みどりが丘団地

主要路線

■西公園−天神−中洲−呉服町−県庁/箱崎浜(東区役所)−原田−流通センター−多々良−八田/土井営業所−土井団地−原土井病院−みどりが丘団地

土井団地から県庁経由の路線
県庁経由の路線として昭和の終わり頃に75番が新設。新設当初はまだみどりが丘の住宅街や道路が開拓中で、土井団地もしくは土井営業所が始発で多々良から流通センター、県庁を走る路線でした。みどりが丘団地が誕生し、一時は72番が受持ちでしたが75番の路線に組み込まれ、72番は名子を経由していましたが、こちらは原土井病院、青葉五丁目集会所前を走る路線に変更。そして旧71番の廃止により東区役所経由便を増やし、昼間の時間帯に数本運行されていました。2009年のダイヤ改正で東区役所経由は、行先番号76番として運行されていましたが、2011年のダイヤ改正で75番、76番は廃止となり代替えの路線で75番が行先番号78番、76番が行先番号79番として大濠公園、福岡タワーまで延伸となっています。
 

 


◆博多駅−土井団地線◆

行先番号

路線

73

天神−博多駅−−土井団地土井(営)

長い歴史を持つ博多駅−土井団地線
この路線も今も昔も変わってませんが、一時期は博多駅経由の天神行きという路線がありました。天神へは他の路線で十分だったのでしょうか短期間のうちに廃止となりました。1980〜90年頃の車両は1593、94、95でしたが、時折新八田線で運用に入っていた1861、62、63、67、68のどれかが運用に入っていた事もありました。以前は舞松原、八田団地を経由博多駅−土井営業所行きは1日に3、4本はありましたが、現在は平日の朝の博多駅、夕方の土井営業所の各1本だけの運行となっています。
みどりが丘団地まで延伸
みどりが丘が誕生してから何年か経った頃に、みどりが丘発着の路線に変更。2010年のダイヤ改正では昼間の流通センター近辺からの乗客が少なかったために、73番は流通センターを経由せず多の津を経由する路線になり、朝夕のみ流通センター経由として行先番号73−1番としてスタートしていました。しかし、2011年のダイヤ改正により多の津経由を廃止し全便流通センター経由となり、73−1から再び73番へ戻りました。
流通センター乗降客対象73C番廃止
 2003年7月1日から流通センター−博多駅間をスムーズに行けるようにと平日の朝の土井営業所行き2便と夕方の博多駅行きの3便が運行されるようになりました。が、240番と同様客足が悪く赤字路線となり2004年3月31日、9ヶ月の運行を持って廃止となりました。

 
一度も乗ることなく廃止となってしまいました

異なる発着場所と経由場所
この73番は発着場所の他に経由場所も異なっています。土井団地発着は八田小学校経由で、土井営業所発着は八田団地経由します。これは八田交差点に問題があって土井団地方面から八田団地へ行くには八田交差点を右折になるのですが、八田団地方面の道路が狭く右折が出来ないのでこういう形になったと聞いています。
 

 


◆大川線◆

行先番号

路線

74・74C

西公園−天神坪見脇田東鉄工団地・猪野

主要路線

西公園−天神−中洲−呉服町−妙見−吉塚駅−原田−津屋本町−坪見−大川−上脇田−東鉄工団地

粕屋・久山地区の足 粕屋町と久山町の足として運行されています。終点場所も坪見、上脇田とありますが中でも本数が多いのは上脇田行きとなっております。平日と土曜の18時台と19時台にそろぞれ1本ずつ都市高速経由の便があり行先は上脇田となっていました。また長年運行していた東鉄工団地行きは乗客の減少により2006年4月に廃止となりました。
路線管轄移動  2008年頃に土井営業所から西鉄バス筑豊篠栗支社が担当し土井営業所の車両で5861、62、9213〜9218が74番の管轄移動に伴い篠栗支社へ車両が移管されています。

この路線は全く利用した事がありませんので詳しくは解りませんが、30年ほど前は猪野行きがあったそうです。
 

 


◆香椎線◆

行先番号

路線

27

土井(営)−−西鉄香椎

主要路線

土井営業所−八田−八田小学校/八田団地−若宮田−香椎参道−西鉄香椎

土井営業所の重要な支線
1980年前半頃までは、土井営業所から西鉄香椎を通って下原や和白、西鉄三苫駅前まで運行されていたという、時刻表がありました。それから1980年後半には土井営業所−西鉄香椎間へ定着しました。27番の役目としては70番の西鉄香椎−天神・西公園間の送り便、戻り便として運用されていたそうです。70番の天神行きが廃止となってからは便数も極端に減り、1995年頃にみどりヶ丘線の新設とともにこの路線は廃止となりました。早朝1便のみ3番の松崎線の送り便として、無番で土井営業所→八田小学校→西鉄香椎行きがありましたが2004年に香椎線は完全に廃止となっています。

70番専用車両と24番専用車両で運行
この路線は八田小学校経由と八田団地経由の専用車両と分れて運行していました。八田小学校経由は70番の送り・戻り便なので70番専用の車両が使用されていましたが、八田団地経由は24番専用の車両が使用されていました。24番の運行表に入っていたと思われますが、夕方前から数本運行されていたので、24番のバックアップで香椎参道の乗降客狙いだったように思います。
 

 


◆土井団地−香椎線◆

行先番号

路線

28

土井団地西鉄香椎

主要路線

土井団地−八田踏切−青葉二丁目−香椎宮前−香椎参道−西鉄香椎

土井団地から香椎参道への足
早朝、夕方を除けば1時間に1,2本と少ない便数でした。香椎宮−青葉二丁目間に住んでいるお客さんは天神行きの路線があるバス停までは結構距離があったため、この路線で香椎参道や御幸町から天神行きのバスに乗り換えたり、香椎参道で西鉄宮地岳線(現・西鉄貝塚線)−福岡市営地下鉄箱崎線に乗り換えたりしていたそうです(知人談)。その知人も言ってましたが昔はこの辺(青葉2丁目辺り)は交通の便が悪いところで、近くにはJRの香椎線が通っているにも関わらず駅がもの凄く離れた場所にあって、1990年頃に香椎神宮駅が誕生してようやく都市部へ行けるようになったと言っていました。しかし天神へはJRだと香椎駅から乗り換えて、博多駅で地下鉄またはバスに乗り換えないと行けないのでその点で不便だと言ってましたが、ようやく1995年頃に行先番号28B番に変更し天神−西公園まで延伸となり、不便さも解消されたそうです。天神延伸になった事で、香椎−西鉄香椎間は廃止となりました。方向幕には28番の国道3号線経由の天神・西公園の幕が入っていましたが、運用される事はなく28番も廃番となってしまいました。

土井営業所の路線で唯一の中型車で運行
この28番は27番と違ってこの区間だけの車両が割り当てられており土井営業所では唯一の中型車を使用していました。メーカーは日野が入ったり、日産D入ったりで当時の土井営業所の大型車に採用されていないメーカーでした。その後に3番や73番が中型車で運行するようになりました。、
 

 


◆そのほかの路線◆

行先番号

路線

無番

流通センター貝塚駅

流通センターから地下鉄貝塚駅への足
私がよく見ていたのは夕方に、無番で貝塚駅に行く路線でした。この路線は貝塚駅に着くと23番天神行きとして運行してました(当時は国道3号線・千鳥橋から香椎と言えば23番だらけ)。その逆で23番の貝塚駅行きも運行されており、貝塚から流通センターとして運行されていました。夕方の便で記憶にあるのは車両が71・72番で主に運行されていた4051〜4055のどれかで多分多々良線の運行表に入っていたのかも知れません。

行先番号

路線

無番

猪野→土井(営) 

無番

みどりが丘団地−土井団地−土井(営) 

72番の戻り便
猪野終点で土井営業所まで戻る路線がありました。この路線は72番の欄にも記載していますが、狭い道路の土井駅を走って営業所へ向かう路線でした。またみどりが丘団地入口や土井団地から営業所への戻り便もありましたが、現在は運行されていないようです。送り戻り便では篠栗駅−みどりが丘団地入口行きが現在はあります。

行先番号

路線

無番

土井営業所→上脇田 

74番の送り便
74番の大川線が土井営業所管轄の頃は早朝の1便だけ土井営業所から、上脇田へ向かう路線がありました。管轄が西鉄バス筑豊篠栗支社に変わっても一時は免許維持路線で運行していたそうですが、確か2011年のダイヤ改正で廃止となっています。

管理人の他に CHIKさんにも情報提供を頂きました。ありがとうございます。