パソコンでプログラミングしよう ウィンドウズC++プログラミング環境の構築
1.6.3.6(15)
セットアップ

ウィンドウズC++プログラミング環境のセットアップを手順に従い記述する。

ディレクトリ

記述におけるディレクトリは以下を仮定する。

ユーザーディレクトリ

目的 ディレクトリ
ユーザーディレクトリ C:\Users\user
動作確認 C:\Users\user\MinGW\TestDrive

あなたのユーザーディレクトリは当然ながら上記と異なる。その確認はコマンドプロンプトで以下を実行する。

C:\Users\user>set userprofile

ユーザーディレクトリは日本語を含んでしまう場合がある。かつて開発ツールの多くがまともに日本語を扱えず、それを含むパス名は大きなトラブル源であった。現在は改善されていると信じるが、サイト作成者は日本語パス名を未だ大きな禁忌としている。本サイトの記述が日本語パス名でエラーとなる場合を、申し訳ないが予測できない。

動作確認ディレクトリは今後のセットアップ動作確認を行うCode::Blocksプロジェクトを保存する。上記はユーザーディレクトリ階層下に作成するが特にこだわる必要は無い。

インストールディレクトリ

導入ソフトウェアのインストールディレクトリは全てデフォルトのままとする。

名称 機能 ディレクトリ
MSYS2 POSIX互換システム C:\msys64
Code::Blocks 統合開発環境 C:\Program Files\CodeBlocks
Git for Windows バージョン管理 C:\Program Files\Git
Sourcetree バージョン管理GUI C:\Users\user\AppData\Local\SourceTree
Poedit 翻訳ファイル編集 C:\Program Files (x86)\Poedit
HTML Help Workshop HTLMヘルプ作成 C:\Program Files (x86)\HTML Help Workshop
Inno Setup インストーラ作成 C:\Program Files (x86)\Inno Setup 6

セットアップ一覧

  1. MSYS2の導入
  2. コンパイラの導入
  3. ライブラリの導入
  4. 統合開発環境の導入
  5. 統合開発環境のカスタマイズ(1)
  6. 動作確認(1)
  7. Pythonの動作確認
  8. バージョン管理システムの導入
  9. 国際化機能の確認
  10. ドキュメンテーションツールの導入
  11. インストーラ作成ツールの導入
  12. 動作確認(2)