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統合開発環境をインストールする手順を説明する。
リンクからcodeblocks-XX.XX-setup.exeを任意のディレクトリにダウンロードする。他にcodeblocks-XX.XXmingw-setup.exeというtdm-gcc(MinGW非正規版の一つ)が同梱されたインストーラもあるが、本サイトはMSYS2の導入したmingw-w64を用いるためこれは使用しない。ダウンロードしたファイルを実行しCode::Blocksをインストールする。
Code::Blocksインストール直後の起動で[Compiler auto-detection]ダイアログが開きエラー表示するが、これは本サイトのセットアップがCode::Blocksの期待と異なるためで、後のカスタマイズ(1)で修正するとして[OK]で応える。引き続き画面右下の通知領域に[Environment Error]がポップアップするがこれも無視する。[File associations]ダイアログが表示されるが、[No, leave everything as it is]を選択しC/C++ファイルをCode::Blocksに関連付けしない。
続いてCode::Blocksデフォルト設定の保存を説明するが、これは省略しても特に問題ない。何もせずにCode::Blocksを終了するとC:\Users\user\AppData\Roaming\CodeBlocks\default.confが作成されるので、これを保存する。例えばC:\Users\user\AppData\Roaming\CodeBlocks\default.conf_originalへコピーする。再度Code::Blocksを起動するが、変わらず通知領域に[Environment Error]がポップアップする。