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2011/10/29



 LOVE SAVE JAPAN




  チャリティーイベントのお知らせです。


  来たる11月3日(木)文化の日に、甲府市の舞鶴城公園芝生広場において、
  チャリティーイベント「LOVE SAVE JAPAN」が開催されます。


  このイベントは、「ニューヨーク在住の日本人アーティスト小山内真理子さんが、
  遠く離れた祖国のために何かしたい、祖国、日本を救いたいという気持ちから
  仲間と一緒に始めた活動」なのだそうです。


  その活動の山梨支部として、スピークイージー外国語学校春日居校の前田知花
  さんが中心となり開催されるのが、今回のイベントです。


  参加させていただいているサイコロやまなし経由でこの企画を知り、私もこの
  イベントに参加することになりました。


  イベントに参加するとはいったものの、カイロ以外にとりえのない私ですから、
  鳥もつ煮を作るとか一曲披露するみたいなことはできません。


  しかし幸いにもリラクゼーションコーナーというブースが設けられていたので、
  どう見てもリラクゼーションというがらではありませんけれども、そちらにお邪魔
  させて頂けることになりました。


  芝生の上に簡易ベッドを持ち込んでの野外施術ですから、本格的なものは当然
  むりなので、ご来場者さんの状態に合わせて臨機応変な簡易版で対処しようと
  思ってますけど、どうなりますことやら。


  今悩んでいるのは、施術料をどうしようかということで、可能ならばあえて金額を
  設定せずに、募金箱へ直接お気持ちとして頂ければと思っているのですが・・・。
  その方がいろいろと楽そうだし。


  今回のイベントを通して集められた収益は、津波で両親を失った福島の子供達、
  山梨へ避難してきている福島の方達への支援金となるそうです。
  もし3日の日に特別予定はないという方がおられましたら、舞鶴城公園まで、
  是非足をお運びください!一緒に福島の人達の力となりましょう!





2011/10/25



 学会は、とても楽しい


  22、23日の2日間、千葉県の木更津高専で開催された日本カイロプラクティック
  徒手医学会
の学術大会に参加してきました。


  今回私は「仙腸関節のモデル化へ向けた取り組み ‐仙骨変位に関する考察‐」
  と題した発表を行ってきました。気合を入れて作ったパワーポイントのお陰か、
  今回はまずまず言いたいことも伝えられたように感じ、発表としては及第点かと
  思っております。


  ま、内容的には単なる考察、いわば憶測でものを言っているわけですから、
  そのあたり、もうちょっとアカデミックな感じにいきたいものですけど・・・。


  さて、学会はいつも通り面白くて、基調講演、特別講演、ワークショップどれも
  大変有意義な内容でした(内容はコチラ)。(スタチンはやっぱり怖いな。)


  しかし学会の楽しみは、講演やワークショップ、研究発表だけではありません。
  講演をしのぐほどの楽しみが、この学会にはあります。それは、所属団体の枠を
  超えた交流、これが徒手医学会の最大の楽しみです。


  分裂と結成を繰り返して、バラバラになってしまっている日本のカイロ界の中で、
  この学会だけが、垣根を取り払ったオープンな交流を提供してくれる「唯一の場」
  だと言えるのです。そこでは様々な立場の先生方と、自由で発展的な議論が
  できるのです。それが本当に楽しい!


  今回も、九州の馬場信年先生、荒木寛志先生、名古屋の伊藤彰洋先生、
  静岡の木村功先生、札幌の中原裕幸先生、長野の伊澤勝典先生、それから
  大藤晃義先生や木更津高専の黒田孝春先生、その他若い先生方や、錚々たる
  顔ぶれの先生方と、いろんな話をしました。そうそう、穴吹先生のクリニックで
  共に働く美人カイロプラクターの川口さんとも、今回初めてお話しできたしね。


  特に馬場先生からは、私の発表後に貴重なご意見を頂き、今後の研究に関する
  新たな視点も生まれました。やっぱり行ってよかったな、今回も。


  こうして素晴らしい場の提供を続けて下さっている大会運営に関わる実行委員の
  先生方、いつもありがとうございます。今後もこの学会が継続していくことを願う
  ものとして、心より感謝申し上げます!





2011/10/20



 22日(土)は学会のためお休みです


  22日の土曜日は、日本カイロプラクティック徒手医学会参加のため、勝手ながら
  臨時休業とさせていただきます。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。


  学会発表のためのパワーポイントのスライドが、ようやく仕上がりました。
  今回で発表は6回目。一般講演は今回で3度目です(残りはポスター発表)。
  学会に参加するのは7回目で、そのうちの6回で発表しているので、我ながら、
  よくやっているものだと思います(めんどくさいと思いながらね)。


  初めて一般講演を行ったのは7年前。パソコンもろくに使えない状態だったので、
  OHPを使った発表でしたが、言いたいことが殆ど伝えられずにボロボロの撃沈。
  2度目はパワーポイントも覚えたし、実験データのまとめでしたから、まずまず。
  今回は3度目の一般講演。しかも初回と同じ推論。リベンジなるか!(どきどき)


  まだ誰も知らないことを推察するということは、作者不詳(神様?自然?)、
  結末不明の推理小説の犯人を、これまで明らかになっている事実関係から推理
  するようなものです(自然科学って、そんなものですよね)。だから面白い。


  諸説ある推論の中から、自分の説がより正しそうだと聴衆に思わせるための
  プレゼンが、学会発表といったところでしょう。だとすれば、うまくいくかどうかは
  プレゼンしだい。つまりスライドの出来にかかっています。


  と、そんなことを思いながら、今回は謎解きの紙芝居を作っているような感覚で
  スライドを作ってみました。


  今回は初回と同じ完全なる推察ですが、パワーポイントが少し上達した分だけ、
  発表は初回よりはましではないかと思ってますけど、さあどうだか。





2011/10/04



 自分の感覚は疑えなかったから


  仕事の合間に学会発表のスライドを作り、その合間にこれを書いています。
  っていうか、今日はこれらの合間に仕事をしている、という感じ。


  さて、前回の続き。


  仙腸関節を正確に知る人は、世界を見渡してもまだ一人もいない、ということに
  気づく前から骨盤の矯正はしていましたし、有効性を実感できる程度の技術は
  持っていました。まあ私のやり方だと内圧変動が触知できれば、正確な動きなど
  分からなくてもある程度は矯正できてしまいますから。


  そうして日々骨盤の問題に触れていると、いつも同じようなパターンとして歪みを
  感ることが気になっていました。骨盤以外に頸椎でもそういう傾向を感じていて、
  それが長い間の疑問でした。


  カイロプラクティックでは、関節の異常を「サブラクセーション」と表現しますが、
  それが生じる原因は外傷、反復動作、習慣、化学物質の影響、精神的ストレス
  などとされていて、その原因自体は万人に共通するような規則性はありません。
  つまりサブラクセーションは、個々人でランダムに起きると考えられています。
  でも、私には、共通のパターンがあるようにみえた・・・。


  これはカイロを始めて間もないころから感じていた疑問でしたが、他の先生に
  聞くと、「そんなこと感じない」とか「それは術者の歪みの傾向が反映される」
  などと言われるばかりで、要するに「間違い」「気のせい」という返答でした。


  オステオパシーで用いる検査法で結果に偏りがあることは知られていましたが、
  その理由について説明を受けたことはありませんでした。


  そんなこんなで、なんだか訳がわからないまま臨床を続けていたのですが、
  仙腸関節のことをもっと真剣に考えなくては、と思い始めた時に、そうした歪みの
  偏りに再び注意が向いたのです。「やっぱりパターンがあるよな」と。


  座位または立位で骨盤を触診すると、ほとんどのケースで同じパターンの歪みが
  ありました。まれに違うこともありましたが、その場合は、一般的なパターンとは
  逆転したパターンの歪みとして感じられました。その割合は、大体8:2くらい。


  最初はその偏りの原因は分かりませんでした。触診に癖があるのか?と思った
  こともありましたが、ひとまず自分の感覚に正直に従って、その偏りについて
  考えることにしました。で、行き着いたのが、利き手。それなら偏るよな、と。


  そこで歪みのパターンが逆転している患者さんに、「左利き?」と聞いてみると、
  ほぼ一致、あるいは幼少期に矯正されている、または親族に左利きがいる、
  というケースなどで、確信を深めたわけです(たまに不明なこともあったけど)。


  それから利き手のことを一通り調べて、利き足のことも調べてみると、これはまだ
  詳しく研究されてはいない分野だと興味がわく → 利き足と関係がありそうな
  仙腸関節に、さらに興味がわく → 考察が進むにつれて、仙腸関節の動き、
  歪みのパターン、利き足の機能、身体全体との繋がり、全身の歪みとの関連と、
  それまで漠然としていた疑問点が次々と繋がっていってますます面白くなる。


  と、このような流れで、10年近く飽きもせずに続いているのです。あの時自分の
  感覚を信じられなかったら、こういう流れにはなっていなかったでしょうね。
  でも考えてみると、「いつも同じようなパターンにみえるなぁ」という疑問は、
  ずーっと途切れることなく持ち続けていた疑問でした。


  もしかしたら、それは今につなげるための伏線だったのか、なんてドラマみたいな
  ことを考えてしまうのは、秋の夜長のせいでしょうか?・・・・・・早寝だけど。




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