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2007/02/28



 ところ変われば人変わる


  私は今、月曜日は東京(池袋)、金曜日は静岡(三島)、他の曜日は山梨と、
  一都二県にまたがって仕事をしているので、患者さんから、「大変ですね」とよく
  言われます。確かに移動には時間がかかるし、朝は早いしで、大変と言えば
  大変なのですが、今のところそれ程「苦」ではありません。むしろ毎日が単調に
  ならないので、「楽しい」と思っているくらいです。


  では、改めて、何が良いのか?と考えてみると、多分、いろんな立場の自分に
  なれるからではないかと思います。「治療」という行為はどこでやっても同じもの
  ですが、今行っているそれぞれの場所で、少しずつ自分の立場が異なります。
  池袋は講師としての私、三島では整形外科チームの一員(一応?)としての私、
  山梨では「マイペースな」治療家としての私と、それぞれ微妙に違います。
  その他にも、家庭であったり勉強会であったり研究であったり遊びであったりと、
  どれも同じ「私」なのですが、私の中にもいろいろな「私」がいるものです。


  それぞれの場所で反省があったり失敗があったり、決して良い事ばかりでは
  ありませんが、「気持ちを切り替える」という意味では、「場を変える」という事が
  とても役に立っているように思います。本来の私は、意外と引きずりやすい面が
  あるのですが、最近は、以前よりも気持ちの切り替えがスムーズに出来るように
  なりました。おそらく今のような生活は、私の性格に合っているのでしょう。


  来月からは少し行動範囲が広がるので、またいろんな出会いがあるでしょうし、
  違った自分を見つけられるかもしれません。色々な自分がいるという事に戸惑う
  人もいるかもしれませんが、私の場合、基本的に「自分大好き人間」なので、
  どんな「私」も広い心で受け入れられるのです(笑)。





2007/02/25



 メールの不調


  昨日は風の強い一日でした。それも、このあたりの名物、「冬の風」でした。
  こういった風が吹くと、「まだ冬なんだなぁ」と感じます。


  さて、話は変わりますが、このサイト用に使っているYahooのメールアドレス
  ですが、設定がうまく出来ていないようで、なぜか返信が出来ません。
  なので、返信をする際には、他のアドレスを使用しているという状態です。
  それくらいならたいした手間ではないのですが、稀に受信できていない事も
  あるようです(患者さんから送られたメールが届いていないことがありました)。
  もしかすると、これは私が誤って消去してしまったのかもしれませんが・・・。
  これをご覧の方の中に、「メールしたのに返事がない」という方はいませんか?


  どうにかしたいとは思っていて、再設定しなおそうとYahooに「ログイン」しようと
  したのですが、「Cookie」がどうとかこうとかで、ログインできません。
  Cookieの設定を色々変えてみてあらためてログインを試みたのですが、やはり
  出来ませんでした。そもそも、Cookieというものが何なのか良く分かりません。
  これをご覧の方の中に、こんな時、どうしたらログインできるのか知っている方は
  いませんか?


  そんな訳でして、基本的には戴いたメールには返信する方針の私なのですが、
  届いていないメールには、さすがに返信出来ません。メールを送ったのに返事が
  ない、という方がおりましたら、メールが届いていない可能性があります。
  お心当たりの方がいらっしゃいましたら、気が向いた時に、もう一度メールして
  みて下さい。





2007/02/21



 花粉症


  今年は稀に見る暖冬で、「冬らしい日」は本当に少なかったように思います。
  例年なら寒さの厳しいこの時期も、拍子抜けする程暖かい日が続いています。
  今日も、春を思わせるような陽気です。今年は雪の降らない冬で終わってしまう
  のでしょうか?この冬初めてスタッドレス・タイヤを買ったというのに、一度もその
  実力を見せずに冬が終わってしまいそうで、嬉しいやら悲しいやら・・・。


  これから本格的な春に向かい、気分も高揚してきますが、反面、「花粉症」の方
  にとってはつらい季節ですね。電車に乗っていると、あちこちから「ズルズル」と
  鼻をすする音が聞こえてきます。街で「ポケットティッシュ」を配っている人達も、
  この時期だけは仕事がはかどることでしょう。


  さて、私はというと、先週始め頃から、花粉症らしき症状が出てきました。
  毎年一度はこういった状態になるのですが、これが花粉によるものなのかどうか
  定かではありません。なぜなら、症状は毎回一緒なのに、時期はバラバラで、
  いつもこの時期になるとは限らないからです。去年は確か秋でしたし、その前は
  5月頃でした(多いのは5月なんですけどね)。風邪に似た症状ですが、熱は全く
  出ないので、やはりアレルギー的な症状なのだろうと思っています。


  でもこれが不思議な事に、毎回一週間でピタリと治まります。対策は特になく、
  ただひたすら鼻をかむだけなんです。この時期になると、必ず花粉症の方と
  そんな話題になるのですが、いつもうらやましいといわれます。なにか秘訣が
  あるのなら教えてあげたいのですが、これが何も思い浮かびません。
  しいてあげるなら「一週間で治まる」と経験的に分かっているので、そう思い込む
  ことが自己暗示にでもなっているのかもしれません(単純な性格なので)。
  でもまあ、ひどい人から見たら「そんなの花粉症じゃないよ!」と怒られてしまう
  かもしれませんが。


  それにしても、この時期になると毎年テレビで放映される「スギ花粉」が放出
  されるときの映像は、いつ見てもすさまじいものですね。あれを見るたびに、
  「なにもそんなに出さなくても・・・」と思います(おまえも必死だな、と)。思わず
  息を止めたくなる映像ですね、あれは。そういえば、今回、「ティートゥリー」と
  いうアロマオイルを加湿器の中に入れて使用してみたら、夜は随分楽ですね。
  あれは我が家のティッシュ消費量抑制に、大きく貢献してくれているようです。





2007/02/17



 妊婦の施術


  今、妊婦の施術を頻繁に、、、いや、訂正。それほど頻繁ではありませんが、
  頼まれた時には、なるべく(笑顔で)行うようにしています。


  妊娠中は、ホルモンの影響によって関節を支持する靭帯が弛緩してくるので、
  どうしても関節に歪みを生じやすくなります。特に骨盤にそれが顕著に現れ、
  その関係で「腰痛」が出現しやすくなります。なので、妊娠中の骨盤のケアは、
  妊婦にとって重要な課題となります。また、構造的な歪みに加えて、何かと
  ストレスも多くなりますから、妊娠中のケアには頭蓋骨の矯正も有効です。
  かといって、それは誰にでも任せられるわけではなく、適当な矯正をされると
  かえって状態を悪化させてしまう恐れがあるので注意が必要です。


  思い起こせば、妻が最初の子を妊娠した時(10年前)は、私もまだまだ未熟で、
  妻の腰痛にはお互いとても悩まされました。当時は骨盤矯正にも自信がなくて、
  特に妊婦には注意が必要だとも聞かされていたので、骨盤の矯正は行わず、
  というか、出来ずに、対症療法的な方法で何とかしのいでいました。
  一人目の時にはまだ、骨盤矯正に対する不安があったわけです。でも、それで
  良かったのだと思います。やはり何かあってはいけないですからね。
  でも、いつも「痛い痛い」と言われて、こっちもかなり辛かったのを覚えています。


  二人目を妊娠した時(6年前)には、妊婦に対しても安全でかつ効果的な矯正が
  出来るようになっていましたから、お互いに苦労する事はなくなっていました。
  当時と今とでは、骨盤に対する考え方も違っていたのですが、感覚的に正常な
  状態に戻す方法を掴んでいましたし、実際にそれで腰痛は軽快していました。
  だいたい身内は遠慮がなく、効果がなければはっきりとそう言ってきますから、
  逆に効果の判定をする上では身内以上の適任者はいません。
  私も随分鍛えられました(笑)。


  そして、お察しの通り(?)、施術中の妊婦とは、現在三人目を妊娠中の妻です。
  もう立派な高齢出産で、「多少の不調も許すまじ」といった雰囲気を醸し出し、
  常に「治療しなさいオーラ」を発しているので、こちらも「気付かないふりオーラ」
  を発して応戦していますが、勝てません。おかげさまで、今のところ順調に
  (全体的に)大きくなっています。三人目だからなのか、日頃から何かあれば
  治療しているからなのかは分かりませんが、ひどい腰痛などはないようです。


  もううつぶせにはなれませんから、矯正は座位で行うのですが、面白いことに、
  施術中お腹の中で胎児が元気に動き回ります。何かを感じるのでしょうか?
  そんなお腹を抱えて、「あ、喜んでる喜んでる。ごきげんだわ」と言う妻に、
  「ごきげんなのはアンタでしょ」と突っ込むべきかどうか迷っている私です。





2007/02/14



 生徒募集 第三弾


  ユニバーサル・カイロプラクティックカレッジ(UCC)では、来年度の入学生を
  募集しています。


  今回はその第三弾ですが、特にUCCのアピールをするつもりはありません。
  だいたい、こんな時期にまだ「生徒募集」なんてやっている事自体が、
  常識的に考えるとおかしな話で、進学を予定している人ならとっくに志望校は
  決まっていなければいけない時期でしょうし、普通の学校であれば、受験等を
  実施して入学希望者の選考に入っているような時期です。
  それをまだやっている、ということは・・・、そうです、生徒集めが大変なんです。


  これはなにもUCCに限った話ではなく、どこの学校も一緒のようです。それも、
  真面目に取り組んでいる学校ほど・・・。そこで今回は、「学校選び」について、
  少し考えてみようと思います。


  今、日本にいったい何校カイロの学校があるのか、私は知りません。
  数えた人もいないと思います。ちなみに、「カイロ スクール」で検索してみたら、
  752,000件と表示されました。752,000件も学校があるわけではありませんが、
  それでも、10や20ではない事だけは確かです。多すぎですね。


  その中で、真剣にカイロの普及を目的としている学校は10校に満たないのでは
  ないでしょうか。その他の学校は「経営者の利益」の為の道具として、カイロを
  利用しているに過ぎません。そんな経営者達も、どこかで一度はカイロを学んで
  いるわけで、その「どこか」というのは、上に挙げた「カイロの普及を目的」として
  運営されている学校であることが多いだろうと予想されます(たぶん、セミナーを
  受講しただけ、というのが最も多いのではないかと思います)。


  他の学校は、そこで得た知識を横流しする事で「経営者が」利益を得ています。
  私達講師は、協会又は学校から依頼を受けて講義を行っているわけで、決して
  自分の利益のために知識を売っているのではありません。カイロを学びたい人、
  そしてカイロを必要としている人(患者さん)のために、努力して得た知識を提供
  しているのです。協会や学校とは、本来そういう人のために存在するものです。
  それを横流しする事で利益を得ようと企む個人のためにあるわけではなく、
  ましてや、私達がそういった行為を快く思うはずなどありません。


  知識も、それが情報として伝わる過程で、少しずつ変化しやすいものです。
  それは避けがたく、末端へ行くほどその変化も大きなものとなるでしょう。
  カイロも同様です。時には全く別物になる事もあります(SOTはその典型です)。
  どうせなら原点に近いもの、またはそれをよりよく理解している人から教わりたい
  と思うのは、私だけではないですよね。


  主観ですが、日本でまともなカイロの学校は、片手くらいのものだと思います。
  よく知らないところもあるので、それを考慮しても、両手で数え切れる事でしょう。
  それぞれ個性があり、長所もあれば短所もあります。真剣にカイロを学びたいの
  なら、その中から自分に合うと思える学校をしっかりと見極めて、後悔のない
  学校選びをして欲しいと切に願います。





2007/02/10



 アマゾン初体験


  先日、インターネット通販の「アマゾン」で、初めて本を買いました。
  私はアナログ人間なので、インターネットを利用した商品の売買というものには
  抵抗があったのですが、どうしてもその本を早く手に入れたくて、思い切って
  利用してみました。結構簡単なものですね。ちょくちょくお世話になりそうです。


  大抵の本は池袋の「ジュンク堂」に揃っているので、いつもは月曜日に池袋へ
  行ったときに買うことが多いのですが、今回欲しかった本は残念ながら品切れ。
  それでも諦めず、品揃えではジュンク堂に及ばないものの、それでも十分大型
  書店の「リブロ」へ行ってみたのですが、やはり空振り。さすがに神田まで足を
  伸ばす気にはなれずに、後は注文するしかなく、どうせ取りに行くなら近い方が
  都合がいいので、家の近所の書店に問い合わせたら「2週間かかる」との返事。
  げ、げげげげげ。おそっ。どこから取り寄せるんでしょ?


  すぐにでも欲しいのに「2週間」は長すぎる。こうなると余計に欲しくなってきて、
  最後の手段、ついに「アマゾン」に手を出しちまいました(大げさな)。
  しかし、その早さには驚きました。注文してから手元に届くまで、実質3日。
  これでは近所の書店も太刀打ちできませんね。


  で、ようやく手に入れた本は二冊。
  一冊は以前紹介した「左利きは天才?」(デイヴィッド・ウォルマン)。これは前に
  図書館で借りて読んだ本ですが、内容的に面白かったのと、参考文献が参考に
  なりそうだったので(変な日本語?)、手元に置いておきたくて購入。
  二冊目は「構造構成主義とは何か-次世代人間科学の原理-」(西條剛央著)。
  これは来月参加するシンポジウムの予習として読んでおこうと買ったものです。


  まだ少ししか読んでいませんが、先日、この理論のベースになる池田清彦氏の
  「構造主義」について書かれた「構造主義科学論の冒険」を読んでいるので、
  この「構造構成主義」にもすんなりと入ることが出来ました。
  この手の話にも、だいぶ慣れてきました。やはり、「習うより慣れろ」のようです。


  さて、問題の「ロシアの3兄弟」の物語ですが、依然として読み終わりません。
  ようやく中巻に入ったところです。結構面白いんですけどね。このペースだと
  後半年ほどかかってしまうかもしれません。読み終わる頃には、もう始めの方は
  忘れてしまっているでしょうね。





2007/02/07



 自分の仕事


  ここのところ、医療従事者やセラピストの方々を施術する機会が増えました。
  医師(またはその奥様)、看護師や理学療法士、アロマテラピストなど。
  施術しながらいろいろと話も聞けるので、こちらもちゃっかり勉強しています。
  共通しているのは、皆さん人の事となると一生懸命。でも、その分だけ自分が
  犠牲になっているようです。ま〜みなさまお疲れのようで。


  私のように代替療法を実践しているものにとって、医療従事者に興味を持って
  もらえるという事は、なかなかうれしいものです。以前は、医療関係者が施術に
  来られると、どこか緊張してしまったり、自分の主張をなんとか認めてもらおうと
  必死で説明したり、かなり肩に力の入った施術になっていたように思います。


  今ではすっかりそんな事もなくなって、誰が来ても自分のペースを変えずに施術
  できるようになりました。こんな所にも成長を感じます。前のように必死で(笑)
  説明をするような事はなくなったのにも関わらず、施術後の雑談やメールで、
  私の施術がしっかり理解してもらえている事を実感できるようになりました。
  それはおそらく、私自身が自分のすべきことを理解できるようになったからで、
  また、それをきちんと表現できるようになったからだろうと思われます。


  私は主に「骨格の歪み」を中心に診ていますが、当然それだけで全ての問題を
  解決できるとは思っていません。対象とするのは「骨格の歪み」なのであって、
  それに起因した問題が解決するだけです。私に出来る事は、ただそれだけ。
  でも、それが私の仕事で、私の役目だと思っています。





2007/02/03



 今日も元気です。


  最近なんだか忙しくて、めずらしく「疲れ」を感じています。
  金曜日は5時前に起きて、支度をしてすぐに家を出るのですが、昨日は寒かった
  せいもあって、「あ〜、(三島へ)行くのしんどいな」なんて思ってしまいました。
  そんな日も、たまにはあります(だって、にんげんだもの)。


  車に乗ってからも、しばらくは「なんか疲れがたまっていて調子悪いな」なんて
  事をずっと考えながら、事故など起こさないよう運転に集中していました。
  朝はかなり気持ちが沈んでいたんですね。そんな精神状態も御殿場あたりで
  徐々に変わり始め、関病院に着いた頃には、それもすっかり忘れていました。
  仕事中も廊下を走り回っていましたし、仕事が終わる頃には、「そういえば、
  今朝は調子悪かったっけ?はて、どこが?」てな調子になっていました。
  結局のところ、元気なんですよね。ようは、単に気持ちの問題だったわけです。


  身体が健康だから、多少の気持ちの浮き沈みにも対応できるのでしょう。
  身体の調子が悪い時には、いくら気力を振り絞っても思うようにはいきません。
  私のような職業だから特にそう感じるのかもしれませんが、先ずは心より身体。
  「健全な精神は、健全な肉体に宿る(しかし、時々サボりたくなる)」です。


  今日も、朝から忙しい一日でした。どうでもいいですが、忙しすぎてソリティアを
  する暇もありませんでしたよ、まったく(ほんとにどうでもいいですね)。
  でも、今日も元気です。




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