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2007/01/30



 暖冬と常夏


  今年の冬は暖かいですね。山梨でも、この辺りはほとんど雪が降っていません。
  山梨は冬の降水量が少なく、もともと雪の多い地域ではありませんが、それでも
  この時期は、降るなら雪、のはずなのですが、今年は雨が多いです。
  それにこの時期には、毎日のように「八ヶ岳おろし」と呼ばれる、それはそれは
  強い風が吹き荒れるのですが、今年はそれもありません。
  ちょっと気持ち悪いくらいの暖冬ですね。


  暖かいと言えば、今週、UCCの学生達は、常夏の島ハワイで解剖実習中です。
  これは、ハワイ大学のご協力のもと、UCCのカリキュラムの一貫として、
  毎年この時期に実施されています。いいですよね〜、ハワイ。


  といっても、旅行ではなく「勉強」で、しかもなかなか経験できない貴重な機会
  ですから、「ハワイだ、ハワイだ〜!」なんて浮かれることなく、しっかりと実習に
  励んで下さい。といってもハワイですから、浮かれるな、と言ったところで、
  気候的に(?)それも難しいでしょうから、少し羽を伸ばすくらいなら許しましょう。
  ONとOFFの切り替えが大事です。といっても、もう土曜日からハワイに行って
  しまっているので、今ここで言っても仕方ないのですが・・・。


  うちの子供も、どこで覚えてきたのか知りませんが、「ハワイに行きたい」などと
  とんでもないことを言い出すようになりました(妻も一緒に)。まったく小学生が
  ハワイなんて10年早いわ!しかも一昨年連れて行ったじゃないか、ハワイは。
  新潟の民宿「ニュー・ハワイ」だけどね〜。





2007/01/27



 階段ダッシュ


  早いもので、関病院に行き始めてからもうすぐ3ヶ月です。三島までの通勤にも
  すっかり慣れ、治療のペースもかなり安定してきました。でも、慣れてくると
  油断も生じやすいので、ここらでもう一度気を引き締め直す必要もありそうです。


  関病院での仕事は相変わらず忙しく、昼ごはん抜き、なんて日も時々あります。
  食べられたとしても、近所のパン屋で買ったカレーパン(またカレーですか?)を、
  道路を歩きながら食べたりするので、慌しいものです。(ゆっくり食べられる日も
  ちゃんとあるんですよ。)ある意味では自分で忙しくさせている面もありますし、
  忙しいといってもそれは私だけではなく、病院スタッフ全員が忙しそうなので、
  文句も言えませんが・・・。(病院という所は、ほんとに忙しい所ですねぇ。)


  患者さんは途切れる事なく続いていて、一人終わると次の患者さんがすでに
  スタンバイしているので、すぐに施術に移りたいのですが、その前に、施術を
  終えた患者さんのカルテを受付(または次の科)へ回さないといけません。
  最初のうちは誰かが受付へ持って行ってくれるのを待っていたのですが、
  皆さんなかなか手が空かないので、カルテが次に回らず業務に支障を来たして
  いたようなので、最近は自分で受付まで持って行く事にしています。


  一人施術が終わりカルテに記入して、3階にあるリハ室から1階の受付まで、
  次の患者さんを待たせた状態でダッシュで行って帰ってくるので、かなり息が
  切れます。毎回ではありませんが、1日に大体6〜7回は階段を走って昇り降り
  しています。そうはいっても、入院患者さんもいて廊下を走るのは危険なので、
  走ると言っても実際には「競歩」くらいなんですけどね。
  気持ちだけは全力疾走、というよりも、本人にとっては全力疾走???


  医療って、相当体育会系な仕事ですね。
  せっかくなので、今年は、「ジャージの似合う男」を目指そうかと思ってます。





2007/01/24



 カイロもいろいろ


  相変わらず「整体とはどこが違うのですか?」と聞かれることが多いのですが、
  やはりうまく答えられません。最近では整体とカイロを比較して違いを探すこと
  なんて無意味だとも思っているので、私にとってはどうでもいい事なのですが、
  患者さんにとってははっきりして欲しい所なのかもしれません。
  もし「あの先生の治療とこの治療はどこが違うの?」と聞かれ、私が「あの先生
  の治療」について詳しく知っている時には答える事は出来るのですが、
  その可能性はあまり高くありません・・・。


  それでも少しは努力も必要なので、整体の事も調べてみようとあちこちサイトを
  覗いてみると、整体の中には「慰安系」と「治療系」というものがあるという事が
  分かりました。「当院は治療系の整体院です」とわざわざ宣言している整体院が
  多くて驚きました。一体どういう意味なんでしょう。慰安系??治療系???
  ますます「整体との違い」について答えるのが難しくなりました。


  もっともカイロだって色々あるわけで、A先生とB先生の手法は「全く別物」という
  事も少なくありません。というよりも、大抵は別物です。当院に来られる方で、
  すでに他のカイロへ行った事のある方は必ず、「前に受けたカイロとは全然違う」
  と言います。ですが、それはテクニックによる違いで、「慰安系か治療系か」
  といった類の違いではありませんし、そもそもそんな違い自体存在しません。
  その代わりに、テクニックの違いは相当あるので、Aテクニック向きの人と、
  Bテクニック向きの人、といった傾向があることは否定できません。


  同じカイロでもいろいろな考え方があるという事は、「貴方のようなタイプには、
  あの先生のようなテクニックの方が向いているかもしれませんね」なんていう
  アドバイスも可能になるわけですから、患者さんにとっての選択肢はそれだけ
  広がることになります。それはカイロの良い点だと思います。
  でも、カイロでも何をしているのかさっぱり分からないような所も多いですね。
  患者さんから話を聞いて、「はぁ?」と思うこともしょっちゅうあります。
  ま、「お互い様だよ!」なんて言われてしまうかもしれませんけどね。。。





2007/01/20



 明日はダイスをころがしに・・・


  明日21日(日)は、山梨県民のリーダーを決める知事選です。


  私は選挙と聞くと、真保裕一さんの「ダイスをころがせ!」を思い出します。
  この小説は、国政選挙を舞台に男達の再起を賭けた戦いを描いた小説ですが、
  同時に、選挙の裏側を鋭く描いた、選挙を知るために役立つ作品でもあります。
  真保作品にはハズレがほとんどありませんが、この作品もほんとにお勧めです。


  もう1つ選挙で思い出す事と言えば、以前勤めていた整形外科の院長が、
  選挙前になると必ず挨拶に来る議員の関係者にいつも、「政治なんてねぇ君ぃ、
  誰がやってもダメなんだよ〜。俺がやらないと!!」と、冗談なのか本気なのか
  分からないようなことを言ってからかっていたのを思い出します。
  もちろん、まったく相手にされていませんでしたが・・・。


  でも、実際に誰がやっても変わらないと思っている人は多いですよね(私含む)。
  いろいろなしがらみで「しかたなく投票に行く」という人が圧倒的多数で、
  利害関係の絡む人以外は「蚊帳の外」的な感じがしないでもありません。
  本当に選挙って公平な人選なんだろうか?なんて、つい思ってしまいます。
  そうは言っても、知事が変わったら少しは変わって欲しい、とは思いますが・・・。


  でも、知事一人が変わったところで、県全体が良くなるなんてことはありえない
  んですよね。本気で世の中を変えたいと思うのならば、一人の力では無理と
  いうことくらい誰でも分かっていて、自分達が変える、という意識もなしに変わる
  ものなどないんですよね。本来選挙とは、その為に行うものなのでしょう。
  ということで、明日は私もダイスころがしに行ってきます。(注:投票へ行くの意)





2007/01/17



 生徒募集 2


  昨年に引き続き、ユニバーサル・カイロプラクティックカレッジ(UCC)の、来年度
  入学生募集のお知らせです。前回(12/20)はSOTと哲学について、少しですが
  紹介しました。今回は、また違った観点から、UCCを推薦したいと思います。


  現在UCCでは、SOT(ベーシック、アドバンス、クラニアル、CMRT)、トムソン、
  ピアーズ、ターグルリコイル、ガンステッド、ディバーシファイドを、二年間で履修
  します。前回も書いたとおり、これだけのテクニックを一度に学ぶことが出来る
  学校はUCCのみです。テクニックが多いからよい学校だ、と単純に言えるもの
  ではありませんが、私自身にとっては、それが良かった点だと思っています。


  その理由としては、1つのテクニックに捉われることがなかった、また、考え方と
  治療に幅が出来た、などが挙げられます。限られたテクニックでは、その対象も
  限定されやすく、その理論に当てはまらない患者さんには全く対応できない事も
  少なくありません。そういった意味でも、UCCほど幅広い患者層に対応可能な
  カイロプラクターを養成する学校はないのではないかと思います。


  上記に関連しますが、それぞれのテクニックを別々の先生方が担当していて、
  それぞれの先生方の得意とするテクニックや考え方に違いがある、という点も、
  UCCを推薦する理由のひとつになるのではないだろうかと思っています。
  これは、「混乱の元」だと思われるかもしれませんが、意外とそのほうが臨床に
  出てから役立つものなのです。これは、誰か個人を先頭に置いて創られた学校
  とは違う、UCCならではの特徴といっても良いでしょう。


  特定の人物が中心の学校の場合、その人のカラーが色濃く反映された教育に
  偏ります。従って、卒業時には自然とその中心人物のコピーのような治療家に
  なってしまう可能性が高いのです。その点UCCのように多種多様な考え方を
  取り込む学校では、始めは確かに混乱する事もありますが、結果的には思考が
  柔軟になり、治療家の視野を広げるはずだと私は思います。


  テクニックの種類が豊富で、講師陣もバラエティーに富んでいるということは、
  それだけでこのようなメリットがあると私は考えています。学校生活は二年間
  という短い時間ですが、カイロオンリーで施術している経験豊富な講師から、
  実践的な知識を得られるという意味では、その知識は十年分にも二十年分にも
  匹敵するかもしれません。やはり、学校の歴史というものは、それだけで、十分
  価値あるものなのです。





2007/01/13



 しっかり復習しといてね


  15日の月曜日から、UCCでの私の講義が始まります。8日が祝日だったので、
  3週間ほど開いてしまいましたが、前回までの内容、きちんと覚えていますか?
  10月から始まった私の講義。3ヶ月(も)かけてようやく骨盤(仙腸関節)を終え、
  次回からいよいよ腰椎に入ります。仙腸関節大好き人間の私のテンションは、
  腰椎に入ると一気に下がると思うでしょ。ところがどっこいしょ。わたくし、腰椎も
  大好きなので、まったく下がりません。


  腰椎は仙腸関節ほど複雑な構造ではないのですが、仙腸関節と直接関わる
  部位なので、私の中ではかなり重要な位置を占めています。また、今後胸椎、
  頚椎と進む上で知っておかねばならないポイントを、腰椎で学ぶことになります。
  これもまた、他ではなかなか聞けません(どの本にも書いてありませんよ)。
  脊柱を理解する上で、非常に重要な点が腰椎には沢山詰まっています。


  まずはリスティングから(その前に新年のご挨拶)。「リスティングなんてもう
  分かってらい」と言っているそこの君。本当に大丈夫かな〜?またいろいろ質問
  しますよ。リスティングに関する質問なんてそんなにたいした質問じゃないだろう
  と思うでしょ。いやいや、なんのなんの、いじわるな質問、多数ご用意いたして
  おります。間違えた場合、罰として校庭10周でございます(あ、校庭ないか)。


  今学期は、楽しい修学旅行、いや、過酷なハワイ解剖実習もあり、時間数は
  短いですが、その貴重な時間を無駄にしないように頑張っていきましょう。
  あ、そうそう、基本的には仙腸関節が分かってないと腰椎は分からないので、
  そこらへん、しっかり復習してくるように。





2007/01/10



 今年もさらに


  先日、なんの気なしにYahoo!を使い「仙腸関節」と検索してみたら、上から
  2番目になっていました。以前見た時は4番目でしたから、2ランクアップです。
  もともとそんなことを期待してこのホームページを作ったわけではないので、
  何番目だろうとどうでもいいのですが、やはりこれだけ上位に来ると多くの人の
  目に触れますから、いい加減なことは書けないなと、身が引き締まります。
  (そのわりに、ここではくだらない事ばかり書いてますが・・・。)


  相変わらず「山梨 カイロプラクティック」などではなかなか出てこないくせに、
  「仙腸関節」なんて、営業的にはまったく効果の期待できない専門的な用語で
  検索すると、はりきって上位に来るこのHPが、実は結構気に入ってます(^^)。
  「仙腸関節で検索したらトップに表示されたい」とは思いますが、それよりも、
  上位に表示されるHPにふさわしい内容の研究を行ってみたいですね。
  今年は、これまでよりもさらに踏み込んだ研究ができそうです。ご期待ください。
  ところで、Googleだと全然出てこないのはナゼ?





2007/01/07



 正月休み


  昨日は当院の仕事始めでした(私の仕事始めは一昨日の関病院でしたが)。
  新たな気持ちで臨んだ仕事始めの昨日は、朝から雪の降るあいにくの天気で、
  キャンセル続出を覚悟しましたが、意外にも一件もなしでした(ホッ)。
  初日からいきなりキャンセルの連続では、先が思いやられますからね。
  これも元日に出かけた初詣のご利益ではないかと思っております(^^)。


  今年の(も)お正月は(も)旅行などの予定がなかったので、初詣へ行ったり、
  子供達と公園やボーリングに行ったりと、のんびり過ごしました。初詣は恒例の
  武田神社へ行ったのですが、今年大河ドラマで放映される「風林火山」の影響も
  あり、例年より参拝客が多かったようです(拝殿まで一時間近くかかりました)。
  神頼みも楽ではありませんね。


  その後子供達と自転車(私は徒歩)で近所の神社やお寺巡りをして、計五箇所
  にお参りをしました。あまり信心深くはない私ですが、この時とばかりに神頼み
  を連発してきました。しかし「手を合わせる」という行為は、それだけで気持ちを
  落ち着かせて心が清らかになるような気がしますね。今年は神社仏閣巡りでも
  してみようかと思っています。一年間で何箇所回ることが出来るでしょうか?
  もちろん自分の事ばかりではなく、きちんと他の事もお願いするつもりです。
  「患者さん達が一日も早く良くなりますように」とかね。(それも神頼みかよ!)


  さて、今年は亥年。一年間、猪突猛進で突っ走る所存でございます。
  一年間でどこまで進むことができるか分かりませんが、とにかく、進む道だけは
  間違えないようにしたいですね。





2007/01/04



 謹賀新年


  明けましておめでとうございます。
  本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


  よしおかカイロプラクティック 吉岡一貴




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