画家山田新一の素顔


 平成14年(2002)19日(水)〜2月11日(月)宮崎県立美術館

  
    画業70年の軌跡 山 田 新 一 展
 

 宮崎県立美術館だより「パレット」2011.11.1 23(表紙の記字から抜粋)

本県を代表する洋画家山田新一は、1899(明治32)年台湾台北市に生まれました。
県立都城中学校(現都城泉ヶ丘高校)を卒業して、東京美術学校に学び、卒業後朝
鮮 (現韓国)に渡り、朝鮮美術展覧会の発展に寄与(注1)します。戦後帰国し、日展、
光風会を中心に活躍しました。
本展覧会では、山田の画業70年の軌跡を初期から晩年の作品約80点に、交友、師
弟関係のあった佐伯祐三、アマン・ジャン他の作品を交えながら紹介するものです。
 (注1)1922(大正11)年〜1943(昭和18)年まで22回開催。

    宮崎県立美術館の案内チラシ

       (表)                   (裏「一部分」)


   企画展のために出版された図書

    
 画業70年の軌跡山田 新一 展
  2002.1.9 2.11
 主催:宮崎県立美術館
 後援:宮崎県市長村教育委員会連合会
   (財)宮崎県芸術文化協会
     宮崎日日新聞社
     朝日新聞
     毎日新聞
     読売新聞社西部本社
     西日本新聞社
     日本経済新聞社
     南日本新聞社
     NHK宮崎放送局
     MRT宮崎放送
     UMKテレビ宮崎
     エフエム宮崎

         目次
  あいさつ・・・・・・・・・・・3
  〔エッセイ〕
      山田新一 その生涯 ・・・5
     園田博一
  〔図版〕・・・・・・・・・・・17
  〔資料〕 参考文献・・・・・・82
       山田新一著述抄・・・93
       出品作家紹介・・・105
       年譜・・・・・・・106
       出品目録・・・・・121

 表紙作品:《 椅子に凭るY嬢 》
        1929(昭和4)年

  本書はA4版(122頁)で目次に記載された構成により装丁されています。

図版には1・自画像(東京藝術大学大学美術館)、8・裸婦(東京都現代美術館)、
9・読後(京都市美術館),28・湖上客船(都城市立美術館)、
37・湖畔の午後(宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校)、 56・パリの窓辺(滋賀県)、
57・ピアノに憩う(滋賀県立近代美術)など 山田新一の作品が83点、
友人の佐伯祐三、江藤純平、師の藤島武二、アマン・ジャンが収められています。

参考資料として山田新一の戦争記録画2点(いずれも東京国立近代美術館無期限
貸与作品)が紹介されています。
    
 1自画像 1923(大正12)油彩・カンヴァス 60.6×45.5 
                 東京藝術大学美術館

  
 8 裸婦 1929(昭和 4)油彩・カンヴァス 80.5×100.0
                  東京都現代美術館

    
 9 読後 1929(昭和 4)油彩・カンヴァス 91.0×73.0 
                   京都市美術館

    
 28 湖上客船 1950(昭和 25)油彩・カンヴァス162.0×130.2
                   都城市立美術館
  
(昭和25年、初出品で日展岡田賞に輝いた「湖上客船」)

     
 37 湖畔の午後 1958(昭和 33)油彩・カンヴァス 129.8×97.3
                京都県立都城泉ヶ丘高等学校

      
 56 パリの窓辺 1973(昭和 48)油彩・カンヴァス 145.5×112.0
                           滋賀県

     
  57 ピアノに憩う 1974(昭和 49) 油彩・カンヴァス 145.5×112.0
                     滋賀県立近代美術館


 

   山田新一Top       山田新一と戦争記録画

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