作業内容

オリンピックの報道機関は大きく分けて二つありました。活字を扱うメインプレスセンターと、映像、音声を扱う国際放送センターです。この国際放送センターを通して全世界にオリンピック中継が送られました。ここには世界の放送関係者約4000人が集い、そのうち外国人は8割に当たる3200名です。ここで働く放送関係者、役員、ボランティアの多くが私の居たサブアクレディテーションセンターで資格認定を受けたのです。 次に資格認定とは何かについてお話しします。オリンピックに参加する選手、役員、ボランティアはすべてこの資格認定を受け、資格認定カードを携行する必要があります。これがないと入り口で追い返されます。唯一の例外は天皇皇后両陛下です。

ここに最新の上越国際交流協会ニュースがあります。私の駄文が掲載されましたので、まずこれを読んで職場の雰囲気をお伝えしたいと思います。

私は国際放送センターに入館するためのADカード(資格認定証)発行業務などを行いました。

国際放送センター脇の仮設ハウスが私たちの職場です。そこは日本であって日本でないような一種独特の雰囲気。多数のコンピュータがならび、CNNやBBCが常時放送され、通訳の外国人、日米コンピュータ技術者、そして各国語にたんのうなボランティアが陣取り、そこに資格認定を受ける各国放送関係者らがあわただしく行き交っていました。忙しいときはひたすらコンピュータをたたき、暇なときは日本語、英語入り乱れての雑談。

「これからはコンピュータと外国語が不可欠な世界になる」と言うことを痛感したボランティア体験でした。

In the SubAccreditation Center