えびちゃんの山行記録

伊吹山リベンジ
雪たっぷりの伊吹山
今日の伊吹山は山頂からゲレンデまで雪の道が続く

日 付
 平成14年2月17日(日)
ルート
 伊吹山スキー場〜山頂往復
天 候
 曇りのち雪(雨)
同行者
 しんちゃん、かめちゃん(八尾テレ研)

概 要
 昨年の伊吹山アタック(H13.3.3)はあまりにも少ない雪に悲しい思いをしましたので、今年は2月の雪が豊富な時期にリベンジを敢行しました。同行者は八尾テレいや日本テレマーク業界の中でトップクラスの技術を持つ「しんちゃん」と今シーズン、スノボーからテレマークに転向した「かめちゃん」の二人で、唯一の心配は昼から崩れるという天気予報だけだったのですが・・・・

10:25頃 伊吹山スキー場
 午前中はゲレンデで練習して山頂にアタックする予定でしたが、昼から崩れるという予報通りの曇り空。予定を変更して午前中に山頂へ向け出発しました。今回はカルフの10thマウンテンに革靴。歩きやすさは抜群なのですが、滑りにちょっと不安が残ります。なんたって山頂直下は去年泣いた急斜面だし・・・・しかし幅広のシールを付けれるのはこの板しかないので仕方ありません。

それぞれにシール装着

10:40〜12:20頃 山頂への道
 幅広シールの威力は抜群で、ぐんぐん山頂へ登っていけますが、幅広の板に73mm板用のシールを付けているしんちゃんは遅れ気味。堪らず板を担いで登り始めたら、そっちの方が早く登れたみたい(^^;
 かめちゃん相変わらず女性とは思えないパワーでグングンのぼり、初めてその姿を目撃したしんちゃんを驚愕させていました。
かめちゃんとしんちゃん
 思ったより視界は良くて鈴鹿山脈などはくっきり見え北の方の山も美しい姿を見せてくれました。残念ながら昨年の絶叫が出そうになるほどの展望では無かったのですが、今回の目的は滑りでリベンジすることなので問題なし?
まもなく山頂
山頂の建物群

12:30 しんちゃんの初登頂
 しんちゃんの到着があまりにも遅れそうなら、迎えに降りていってポンと肩をたたき
「よく頑張った!もういいよ、ここから滑ろう」
って言おうかと、腰をあげた瞬間にしんちゃんが到着しました。そういえば新潟出身のしんちゃんは初登頂ですよね?「おめでとう(^^)/」
しんちゃんの初登頂

13:00〜14:00 伊吹山大滑降(落?)
 珍しく天気予報どおりに天気が崩れだし冷たい風が吹きはじめましたが、折角なので山頂で昼食を!とそれぞれ持ってきたものを食べていると、いよいよ雪がちらついてきました(x_x)まずい!
 よし、滑るぞ!と勇ましく去年は敗退した斜面に挑みますが・・・・・
 忘れてました、去年昼から登ったのは山頂付近のアイスバーンを避けるためだったのです。この時期、少しでも天気が悪ければ、この急斜面は冷たい風に吹かれてカリカリのアイスバーンとなってしまうのでした。実際、山頂付近はいつの間にか斜滑降すら恐ろしい斜面に氷変していたのです。
 抜群のスキーセンスを持つしんちゃんですら恐る恐る・・・まして革靴+カルフでは全くエッジが立ちませんでした(;;)2度ほど斜面を滑り落ちながらやっと緩やかな斜面に到着すると、どうやら3人とも「こんな所で滑落して死にたくない」と思ったようです。はっきり言って富士山の斜面より怖かったです。絶対転倒してはいけない斜面というのを今回初めて体験しました。
生きて降りてきました
あまりの恐ろしさに、滑降中は写真を撮る余裕なし

ゲレンデにて
 斜面が緩くなっても、足跡が付いた5cmくらい沈むベチャ雪では満足にターンもできませんでした。今回もオフピステでは初心者に戻った気分。まだまだ修行が足りませんね〜。腹いせに回数券でゲレンデを滑って練習していると・・・・カ、カ、カルフが〜!!!!(++;そうでした、カルフは転倒に弱くすぐに傷が付くのでゲレンデでは滑らないと誓っていたのでした。掟を破ったため今回も深い傷をカルフは負ってしまったようです「カルフよスマン」。
今回も傷ついたカルフ

終わりに
 今回も伊吹山大滑走のリベンジはなりませんでした(;;)
 噂によると、雪が降った直後のパウダーであれば、急斜面もスピードが出ずに楽しく滑走できるとのこと。わかりました!来年は雪が降った直後を狙って「伊吹山スーパーリベンジ」を決行します(^^)/請うご期待!!!!

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