概 要
翌日はスキー場で滑るにはもったいないような絶好の天気となる予報でした。。。。その金曜の夜、何気なくインターネットの低徘携帯伝言板を眺めていると、「かもちゃん」の「氷ノ山へ行きませんか?」の文字が目に飛び込んでしまい、「えっ!氷ノ山?この時期登れるの?」そう思った瞬間、ドラマのような展開で氷ノ山行きが決定してしまったのです。(細部は省略) 2002年になってから山にもスキーにも行ってなかったので、これが今年の初登り・初滑り!それを氷ノ山でできるなんて・・・・家からはあんなに遠いところにあるのに・・・・数えてみると今回で7回目のアタックでした(敗退1回を含む)それもこの3年間で・・・・特別な山なんですね。
09:00 若桜氷ノ山スキー場
道の駅「山崎」で大加茂さんと合流し、昨年登った「奇蹟の氷ノ山」に思いを巡らせながら、山の話に夢中になって車を走らせていると、寄るはずだったコンビニを通り過ぎてしまい、結局、大加茂さんの昼飯を買うことができないまま氷ノ山スキー場に到着してしまいましたm(_ _)m。 仕方がないので、スキー場の売店にて大加茂さんが買ってきた昼食は「ポテトチップス」一袋のみ。「えぇ〜それじゃ〜いくら何でも・・・・」と思ったのですが「いや〜、最近太り気味だから」(^^;って、そういう問題かな〜?)という主張を尊重して、そのまま登ることにしました。ヲイヲイ!まあ、私は少し余分におにぎりを買っていたので分け合えば大丈夫でしょう。・・・・遭難しなければね・・・(−o−) ただし予報に反して天気は快晴とはいかず霧で山頂は隠れています。う〜ん遭難か〜。大加茂さんのGPSあるから大丈夫でしょう(^^;今回はリフトが一番上まで動いていたので、スキー場のTOPまでチョンボして時間をかなり短縮できたし・・・。
10:50頃 三ノ丸
たくさんの人が登っているのかと思ったら先行者はスノーシューの一人だけらしい・・・・・・とりあえず坪足で「よっこらしょ♪」ズボッ!「ひぃ〜〜(x_x)」 腰まで埋まってとても坪足では無理でした。大加茂さんはワカンを、私はスキーにシールを付けてスノーシューが楽しげに歩いたであろうトレース(ほとんど雪に沈んでいませんでした)を辿ります・・・・やっぱりスノーシューは偉大です・・・・・しかし、三ノ丸までの細尾根・急登を何とか歩いて登れる「テレマークスキー」もかなり偉大だ!と思うのですが(^^;
![三ノ丸周辺](../phot/hyounosen7/sanmaru.jpg) 芸術的な氷の休憩小屋 「その1」 「その2」
12:05頃 氷ノ山山頂
今回はスキーの機動性を生かして、三ノ丸から山頂への稜線はすべてトラバースしました。ただし尾根以外のところは雪が結構柔らかかったので、ワカンの大加茂さんは大変だったようです。 山頂に到着すると山頂小屋の扉が半開きになって雪が吹き込んでいました。
13:00頃まで 山頂小屋にて休憩
半開きのため吹き込んだ雪で固まったドアを蹴り上げて小屋の中にはいると、動物が休憩した気配がありました。どんな動物なんでしょうか?
昼食をとっているとプラスチック登山靴を履いた2人組が東尾根?から登ってこられました。この方達はビックフット(ファンスキー)を持ってこられていて、カチカチの山頂で滑って遊ぼうと考えているようです。(遊ぶんだったらテレマークスキーがいいですよ^^;)。
山頂での配役は加えて先行のスノーシューの人(毎週登っているらしい:途中から合流)とすでに到着されていた方で計6人でした。いま、少し不安なのは、その(便所小屋におられた)6人目の人のこと。確かにおられましたよね〜?私だけに見えた幽霊じゃないですよね〜(^^; やっぱりこの時期に氷ノ山に登るのは危険なんでしょうか?休みの日にしては異様なほど人が少なかったです。ただし、下山中の三の丸で今晩山頂泊と思われるグループとすれ違いましたが。
1300〜1525頃 素晴らしい景色の中を下山
やっぱり氷ノ山。残念ながら霞のため大山などの遠望はできませんでしたが、雪原といい樹雪といい人の少なさといい、関西の山では私にとって希有の存在です。初めはテレマークスキー登山のために登り始めた山でしたが、もはやそういうレベルの山では無くなってしまいました。2月か3月の完全な雪原時に再び帰ってくることを誓い今回は下山。あぁ、しかし今シーズンは他の予定が詰まっているのでもう登れないかも・・・(;;)
忘れてました、初滑り!カルフの10thマウンテンツアーにガルモントのコンビプラス(革)。サンドイッチ構造のスキー板はフレックスが一定なので斜面への食いつき感が最高でした。が、これは重い荷物を担いでいたからかも?逆にコンビは最近履いていなかったので、靴擦れになって革のいい面を発揮できませんでした。
終わりに
下山すると大加茂さんが一言「鍵がない・・・・」
やっぱりありましたか、ハプニング!「げげー、今更山頂に戻っても絶対に見付かりまへんでー」と、とりあえず登り返す気力も体力も根性も無いことを意思表示して(^^;車のところに帰ることにしました。
もしかして車に鍵付けたまま来てしまったのかな?車無くなってへんやろか?予備鍵無いんだよね〜、などなど心配でおろろー状態の大加茂さんをなだめながら車のところに戻ると・・・・
車はありました!(^^)/でも、鍵はかかってました!(xx)☆それで、鍵はザックの底にありました!(^^;;;めでたしめでたし(^^;
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