柴犬の種類
信州柴
一般に「柴犬」と呼ばれる「信州柴」には、川上犬、保科犬がいます。雄の柴犬は、体高は39cm、体長は44cm。
毛色は赤、胡麻、黒褐。舌斑なし、巻尾。狼爪なし。
美濃柴
岐阜犬、飛騨柴とも呼ばれていますが、日本犬保存協会には認定されていません。信州柴とも遺伝的に異なり、
少し大きく、イノシシ、ウサギ狩に用いられました。
山陰柴
石川犬、因幡犬は「山陰柴」といわれます。信州柴より少し大きく、現在でも鳥取県に少数が飼育されています。
山陰柴は遺伝的に見て信州柴とはかなり異なる種類のイヌだと言われます。
現在の柴犬
3種類のタイプが存在していましたが、第二次世界大戦後、その数は激減してしまいます。
やがて、絶滅の危機に瀕する柴を守ろうという運動が始まります。骨格がしっかりした山岳地方の柴と、その他の地方に住む
比較的きゃしゃなタイプの柴とを交配し、異なったタイプの柴同士を掛け合わせる試みがなされました。
その結果、柴は、さまざまな骨格の違いを持つひとつの犬種として、絶滅の危機を乗り越えることに成功しまた。
大きさの分類
豆柴は地面から肩まで27cm
ひとまわり小さい小振りの柴は33cm
普通の柴犬は地面から肩まで36.5cm
毛:黒赤柴・白・胡麻
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