当園のサイトを訪問頂き感謝いたします。
3代目である私、宇野 匠(たくみ)は、50歳のとき(平成が終わった年)に獣医師として勤務していた新潟市役所を退職して、令和の幕開けとともに就農しました。
当園の梨作りは、私の親父が12歳の時に、祖父が始め、すでに60余年となっています。
梨畑は信濃川と阿賀野川を結ぶ小阿賀野川の堤外地を中心に5か所。
この二大河川が肥沃な大地を作った新潟平野のおへその部分にあたります。
エコファーマーの認定を受けており、環境にやさしい減農薬栽培に取り組んでいます。
宇野農園は家族経営で、親父:収(中央)、おふくろ:静子(右)、匠(左)に加え、叔父や甥っ子の手を借りながら梨を生産・販売しています。
両親ともに年齢的に弱ってきたために脱サラ就農した次第です。
梨畑の面積は年々規模拡大し、現在は約1ヘクタール、梨の樹は約420本。
日本梨と西洋梨ルレクチエが半々くらい。
このあと新たに新潟県の新品種である「新王」を増やします。
また、お客様から「洋梨が大好き!」との声を多く伺うので、約10品種の西洋梨を育成中です。
春。咲かせる技術を使った冬場の剪定作業によりたくさんの花が咲きます。
梨の花はまっっっしろ!
堤防から眺めると一面白い絨毯を敷いたようになります。
日本梨の花びらに比べて、ルレクチエは湾曲していて開ききっていません。
おしとやかな感じですネ。
さすが貴婦人!
昔のように蜂などの昆虫がいなくなったので、人工的に花粉を付ける作業が必須です。
梨の多くが、異なる品種の花粉を付けることにより結実します。
東京のお客様が作業のお手伝いに来てくれたこともあります。
ご注文頂いたお歳暮用ルレクチエには写真を入れて発送させて頂きました。
無事に花粉が付き、果実が大きくなり始めたら、
一番良い果実を選抜する摘果作業を行います。
一塊に多いと8つほどの果実がなっています。
下のほうの果実ほど大きめですが、形が悪くなりやすいので、
下から3,4番目を選びます。
日本梨も西洋梨もすべての果実に袋を被せています。
袋掛けの作業は、約2か月間をかけて、7月いっぱいまでおおよそ8万枚を掛けています。
袋は、果実を病害虫から守り、表面をきれいにしてくれる美肌効果があります。
秋が近づくと早い品種から収穫時期に入ります。
日本梨は、収穫後に随時出荷しています。
西洋梨は、このあと追熟期間に入ります。
収穫した西洋梨は冷蔵庫にて予冷を行い、梨自体の追熟スイッチを入れます。
これにより食べ頃の時期が揃います。
そのあと果実にOPPというビニール袋を被せていきます。
さらに出荷まで冷蔵庫に入れますが、やや高めの温度に保ち、
解禁日である11月21日に合わせて熟させています。
つまり、当園では早めに熟させるよう調整しています。
無事に商品になりました。
みなさまの元にお届けしま~す。
な、な、なんと!
インスタグラムに載せたルレクチェを
@beam_dazeiさんがデッサンしてくれました\(^^)/
とてもみずみずしく、綺麗に!
とても感謝しています!
次回はぜひ、熟したパステルイエローのルレクチェを食して堪能していただいたあとに描いてもらいたいな(^^)
令和3年12月
池袋ファーマーズマーケットにて
中原八一 新潟市長から
ルレクチエをトップセールスしていただきました(^^)
市長もメガサイズのルレクチエにびっくりしていました!
令和4年8月3日号の
農業共済新聞(新潟版)に当園が掲載されました!
現在計画中の事柄も
すでに取り組んでいるような書き方ですが
頑張って計画しているので、よしとしました!