長時間戦交戦規定
(改訂・2007年11月5日)


参加者のみなさんへ

 《第一章》は、レギュレーションやヒット判定など、ゲームに直接関わりある項目が記載されていますので、必ず全員が熟読の上、十分理解して下さい。
 《第二章》は、特別兵器などの附則となっています。各隊代表ならび指揮官クラスの人は目を通し、覚えておいて下さい。


第一章 必須項目


第1.銃、防具のレギュレーション

《初速》

  1. 使用するBB弾は6ミリ弾とし、主催者から支給された物のみ使用可とする。
  2. (メインアーム・サイドアーム合わせて一人4丁まで)
  3. ガスタンク、エアータンク外装の場合は、上記初速以下になる所でレギュレーターを封印するか、3.5気圧固定のレギュレーターを使用する事。
  4. 初速の上限は、銃種を問わず、0.2gで秒速95mを上限とする。
  5. ホップの有無を以下の通りとする。
銃種 ホップ 品名
ボルトアクションライフル APS-2、SS9、VSR-10等
いわゆるボルトを操作して発射するタイプのライフル。
電動狙撃銃 PSG-1等の電動ガン
M16やAKなど、実銃でも狙撃銃にカスタマイズされている物は可。セミオートオンリーで使用。
コッキングライフル エアー式のライフル全般。エアーショットガンも含む。
機関銃 M60、MINIMI、MG42等
実銃で機関銃として使われている物なら可。
自動小銃 × M16、AK、G3等
いわゆるアサルトライフル系の電動ガン、ガスガン。
機関短銃 × MP5、P90、イングラム等
マシンピストル、サブマシンガン系の電動ガン、ガスガン。
拳銃 × いわゆるハンドガンと言われる銃全般。電動、ガス、コッキングすべてを含む。

《ゴーグル形式》

  1. フルフェイス及びこれに準じる物を推奨。
  2. 通常の眼鏡タイプのものは禁止にはしないが、それによって怪我をしても主催者は一切責任は負わない。
  3. セーフティーにいる時以外、ゴーグルを外してはならない。

《マーカー形式》

  1. 各自、チーム分けのためのマーカー(赤、黄)を持参する事。

《ナイフアタック》

  1. ゴムナイフのみ有効。ハンドタッチは無効。

《フリーズコール》

  1. 有効。(但し、従うかどうかは受けた側の判断による)

《その他火器》

  1. BB弾以外の弾を使用するエアガン、火薬を使用する兵器、大口径弾を射出する兵器については、使用前に必ず主催者による安全試験を受け、認可を得た後に使用する事。
  2. 8ミリBB弾を使用する銃は使用不可とする。

《無線機》

  1. アマチュア無線、トランシーバー共使用可。


第2.ヒット判定と復活ルール

《ヒット判定》

  1. 装備品、銃、運搬中の防壁、身体への被弾(直撃、跳弾、かすり弾)のみ有効。
  2. ヘルメット(実物、プラヘル共OK)への跳弾、かすり弾、ナイフアタックは無効。
  3. 被弾した場合は、ヒットコールをし、セーフティーへ向かう事。

《復活ルール》

  1. 戦死者は白タオルまたは銃器を胸より上の高さに提示しつつ各本陣へ行く。
  2. 本陣で専用用紙に正の字でデッド数を記録し、戦線復帰できる。
  3. 本陣から復活する兵を攻撃してはならない。(復活した兵が攻撃して来た場合は反撃して良い)
  4. 戦死者は、セーフティーでの補給やセーフティー内の物資の持ち出しを禁止する。

《司令官》

  1. 司令官が被弾した場合は、本陣に即帰還。被弾から15分間作戦指揮出来ない。


第3.勝利条件

  1. ゲットポイントの占領数の多い軍が勝利。
  2. ゲットポイントの占領は、自軍色のペットボトルが立っている状態で占領と見なす。
  3. いずれの占領標も立っていない時は、いずれの軍も占領していない状態と見なす。
  4. ゲットポイントが同数の場合はゲット数(相手のデット数)の多い軍が勝利。


第4.禁止事項・その他

《トイレ》

  1. フィールド備え付けのトイレ自体は中立とし、その内部への攻撃は禁止とする。
  2. トイレに行った者は、一旦本陣に戻ってから戦線復帰する事。
  3. 戦死者がトイレを使用する際は白タオルを掲げてトイレに接近する事。トイレを利用する戦死者に対する意図的な攻撃は厳禁とする。

《禁止事項》

  1. ゲーム中、いかなる事情があろうとも、以下の行為を行ってはならない。
    1. 紐等を張ったり、草を結ぶ等した罠の設置。落し穴及びそれに類するものの構築。
    2. 自軍陣地、本陣以外での喫煙
    3. 直火の使用(焚き火など)
    4. 捕虜への拷問、強制労働、セクハラ行為
    5. 敵軍兵士の銃や被服/装備類・所持金を奪い、これを使用する事
    6. 戦闘への刃物、鈍器の使用
    7. ゴミ集積所以外の場所にゴミを捨てる事
    8. 大量のアルコール摂取


第二章 附則


第1.補給

《補給物資の定義》

  1. 実質的に予備のBB弾のみを補給物資と見なす。
  2. 会戦に使用する弾は、開戦前に配布する。
  3. 上記弾数は自軍内で自在に配分する事ができる。
  4. 補給物資(BB弾)をセーフティーに置いてはならない。セーフティー以外の場所ならどこにでも置く事が出来る。
  5. 若干の水、食料は本陣他の陣地に置き、戦闘中はそこから生活物資を補給する事。戦死していないのにセーフティーに出入りして、生活物資を補給しない事。

第2.敵軍物資の奪取の禁止

  1. いかなる敵軍物資も奪取しない事。


第3.装甲兵器(参考)

《装甲兵器の定義》

  1. 兵員を、エアガン攻撃から防護する事およびその装備を「装甲」と呼ぶ。
  2. 使用者に対し3方向以上に装甲を張り巡らせる構造で移動可能な物を「装甲兵器」と定義する。(陣地に使用する装甲は、装甲兵器に含めない)

《装甲の素材》

  1. 装甲素材は、骨格・補強部分を除いて段ボール、ボール紙、普通紙に限定する。
  2. 鉄板、木板、プラスチック板、石材等の硬質素材は使用不可とする。(但し、支柱等に使用する場合のみ可とする)
  3. 使用する素材は事前に主催者によるチェックを受けねばならない。

《撃破判定》

  1. エアガンの攻撃の場合は、装甲を貫通して内側の身体、装備品、銃に弾が届いた場合のみ撃破と判定する。
  2. 装甲で弾かれたり、食い止められた場合はヒットと見なさい。
  3. 装甲表面にマウントされている装備品への被弾はヒットと見なさない。
  4. 装甲を張る為にフレームを用いた場合、フレームへの被弾はヒットと見なさない。
  5. 撃破された場合、乗員のみ自軍セーフティーへ向かい、撃破された装甲兵器は現場に放置するものとする。

《回収ルール》

  1. 撃破され、放置された装甲兵器は敵味方問わずこれを回収して再利用できるものとする。但し、敵軍のものを回収した場合、搭載されている兵器等は本陣で保管し、使用してはならない。

《防壁》

  1. 使用者に対し2方向以下に装甲を張り巡らせる構造で、もっぱら陣地用の使用する物を「防壁」と定義する。
  2. 防壁の素材は、原則として装甲に準じるが、主催者の判断によっては、それ以外の素材も防壁に使用する場合がある。
  3. 防壁は、銃撃ならび砲等による攻撃を受けても撃破・戦死とはならない。
  4. 防壁を運搬中に銃砲撃を受けた場合は、負傷・戦死となる。その場合は、その場に防壁を放置する。
  5. 防壁の運搬にあたっては、体を防壁に隠れる様に運搬してはならない。


第4.対装甲兵器(参考)

《ペットボトルロケット》

  1. 装甲兵器ならび敵陣攻撃用兵器としてのみ、ペットボトルロケットの使用を認める。
  2. ペットボトルロケットが装甲兵器に命中した場合、撃破とする。
  3. 敵陣へのペットボトルロケットでの砲撃は認める。ただし防壁に命中しても背後の兵は撃破とはならない。
  4. ペットボトルロケットを故意に人間に向けて砲撃してはならない。

《その他の対装甲兵器》

  1. 地雷を踏んだ場合は即撃破とする。歩兵による地雷を用いた肉弾攻撃も含むが、これの場合、攻撃を行った歩兵も即戦死とする。
  2. 対装甲兵器として事前に認可を受けた兵器が命中した場合も即撃破とする。

《撃破の告知方法》

  1. 命中に気づいた者は戦車の傍まで移動し、乗員に命中した旨告知する。
  2. 告知を行う場合、告知に向かう時と戻る時に白タオルを振り、告知中は白タオルを掲げる。
  3. 複数の者が気づいた場合、最も戦車に近い人間が告知に向かう。
  4. 戦車乗員は、視界内に告知の合図を発見し次第、確認のために外に頭を出す等意思疎通の手段を講じなければならない。その場合、乗員も白タオルを振って掲げる。
  5. 上記の一連の行動を行っている途中の者に対するヒットは無効とする。
  6. 命中告知に関係する人(告知者と確認中の乗員)は、戦闘行動を取ってはならない。
  7. 告知においては、命中の告知以外の一切の情報の交換を禁止する。


交戦規定テキスト版
(Word文書)

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