東源寺について -曹洞宗「とうげんじ」我孫子市東源寺
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我孫子市 曹洞宗東源寺とうげんじは、毎月1回写経会 坐禅会。新規墓地ご案内出来ます

TEL. 04-7182-4735

〒270-1177 千葉県我孫子市柴崎170 東源寺

東源寺について まがやの木について
とうげんじ

青龍山醫王院 東源寺  曹洞宗本山 福井県永平寺 神奈川県総持寺

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「東源寺」

 天文9年(1540)小田原城主 北条氏康公(大聖寺殿東陽宗岱公居士)によって開かれたお寺です。公は氏綱の嫡男として永正12年(1515)に誕生 永禄4年第3代として家督を継ぎ,民衆の収攪に務められ、諸寺に安堵を与え、元亀2年(1571)享年56歳で城中にて病死されました。

 公はこの寺を「青龍山醫王院東源寺」とし、公自身の御護りであったご本尊の薬師如来(東方如来薬師瑠璃光牟尼佛)を本尊としました。ご本尊の薬師如来様は身心の悪病を除き、平穏無事を心とされる仏さまです。
本堂正面の須弥壇には、薬壺を手にとる薬師如来の坐像、左には月光(がっこう)菩薩、右に日光菩薩の各立像。そのまた左右には六体づつ十二体の十二神将、そして開基さま 高祖さま 太祖さま 御開山さまの各お位牌を御安置申し上げ、檀信徒さまの心の拠り所として現在に至っています。


○○○○○○○○イメージ「施食会」

お施食会(せじきえ)は、古来よりお施餓鬼会(せがきえ)と云いました。
私たちがこの世で生きていく、暮らしていくためには、多くの生き物の命を頂いて成り立っております。そうした生き物への感謝や自戒。そして、今 生きていることを御先祖さまに感謝し、ご供養する法要です。
 特に、本年度 新盆を迎えられる精霊のご供養、各家の先祖代々の諸精霊等の御供養法要を行います。


千葉県指定天然記念物

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「まがやの木」

境内の榧の木は「まがやの木」と呼ばれています。
本堂を正面にして、左側に太い幹をもち堂々とした姿を見せる古木です。木の高さは17,8m 枝下2,7m 樹齢はおよそ250余年と云われています。この貴重な大樹も十数年前は枝先の枯死が目立ち心配されましたが、近年の手当の甲斐もあって回復し、今日の新緑が見られます。

 開山以来、今日に至るまで周囲の人々、歴代の住職方の限りない愛情と長い伝統に支えらたものです。
 この大樹の下で、昭和の初めまで漢学塾が開かれ、近隣の各地より向学の同志が集い、静かな境内で勉学を共にしたといわれます。当時の農村の子弟にとって、此処は心休まる場所だったに違いないと思われます。現在でも、大樹の下、変わらぬ佇まいは当時を忍ばせてくれます。
昭和10年に千葉県の天然記念物の指定をうけています。

志賀直哉 「十一月三日午後の事」

大正7年(1918) 当時、我孫子に住んでいた「志賀直哉」の作品 「十一月三日午後の事」の作中に「東源寺と云ふ榧の大木で名高い寺への近道の・・・」という記述があります。語り手の〈自分〉が従弟と二人で、鴨を買いに行く途中で目撃した光景の描写です。もしかしたら、この樹の下で休まれたのかもしれません・・・。


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「降誕会」〜お釈迦さまの誕生日です〜

降誕会は「花まつり」ともいいます。
お釈迦さまの誕生日は4月8日です。
以前からこの地域では、5月8日に花御堂「はなみどう」を花で飾り、甘茶をかけてまいりました。これは この地域では昔は4月には花御堂を飾るための、花がまだ咲かず、暖かくなって花が咲くのを待ったからだと云われております。

 年配の方々は、昔は小学校の帰り道に途中でのどが渇いて、お寺に寄り道して甘茶を頂いたんだと聞かせてくれます。

 


バナースペース

我孫子市 東源寺

〒270-1177
千葉県我孫子市柴崎170番地

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