神々のピラミッドの頂点に位置する神
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高天原の主宰神であり、天地が開けたとき最初に出現した神で、天は宇宙、御中は真ん中、主は支配するといった意味で、文字通り宇宙の中心に在って時間的にも空間的にも無限な宇宙そのものを体現する、宇宙の根源神という性格を持っている。いうなれば、無と有の境目に現れた神さまである。
神徳は、安産、長寿、招福、出世開運、学業上達、技術向上、海上安全、厄除け、病気治癒、中風退除、養蚕守護などである。
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ものを産み成す生成力を象徴する神
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天之御中主神の次に高天原に現れた神で、世界にあまねく満ちている”ものを生み成す生成力”の神格化で、名前の「産霊」は生産・生成を意味する神さまである。
神徳は、諸願成就、開運招福、厄除け、縁結びなどである。
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万物生成の霊妙な働きを象徴する神
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天之御中主神、高御産巣日神に次いで高天原に現れた神で、高御産巣日神と同様に生産・生成を意味する「産霊」の名をもつ万物生成の霊妙な働きを象徴する神さまである。
神徳は、方策、縁結び、厄除け、開運招福などである。
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応神天皇すなわち八幡神で、武家の守護神
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中世以降、八幡神信仰は、発祥地の宇佐八幡宮(大分県)、いわば中継拠点の石清水八幡宮(京都府)、そして源頼朝が創祀した拡大発展拠点の鶴岡八幡宮の三社を核として全国に広がった。とくに、武家の棟梁・源氏の守護神となったことが、その神威拡大のパワーとなり、各地の武士層から庶民へと浸透したのである。
神徳は、国家鎮護、殖産興業、家運隆昌、成功勝利、教育、交通安全、悪病災難除けなど諸願成就などである。
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後醍醐天皇の第一皇子で、反幕府軍を編成し、新田義貞に鎌倉攻めを実行させた建武政府の
征夷大将軍で、明治天皇より鎌倉宮に祀られています
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足利尊氏と対立を深めたことで鎌倉へ幽閉され殺害されました。この時親王のそば近く仕えていた阿曽沼兼綱等七人の武士は、秘かに親王の御首を奪い、阿曽沼城内に埋葬し、祠を建てて祀ったと伝えられています。
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三尺坊威徳大権現は1に剣難、2に火難、3に水難の神徳ありとされたことから、中世以来
武士の崇敬を厚め、のちには火難除けの信仰が深まった
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信州に生まれ、越後の三尺坊で修行し、白狐に乗り秋葉山に飛来し、秋葉山を開山して頭に大威徳明王を戴き、種々の秘法を行なって火防の利益を示し、最後に天狗に変化したという伝説の行者で、観音の化身として神仏分離前の秋葉寺本尊として祀られていました。神仏分離後は、火之迦具土神を御祭神としています。
神徳は、鎮火、火難除け、郷土守護などである。
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