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雑記帳2011 4月

平成23年4月24日

変わるもの、変わらないもの

今週は昨日土曜日に羽田沼に行って来ましたが、写真は撮りませんでした。
変わりに先週撮った写真を載せます。
新たに直売所の裏に建物が建てられています。
予測にはなりますが、新たな直売所の建物でしょうか。
ひょっとすると今まで建物があった場所は駐車場になるのか、とも思います。
この直売所、白鳥が来る来ないに関係なく開いています。
平日は不明なのですが、土日は午前中野菜などが売られています。

建物は変わっても、直売所には変わりありません。
羽田沼には毎年白鳥が来ます。
地震の影響で、取り壊しになった建物も市内で多数ありますが、変わらないものは変わらない。
大切なものを見失わないようにと考えてしまった一日でした。



平成23年4月19日
花盛りその2


大田原小学校の桜です。まさに今が満開と言った感じです。



こちらも大田原小学校の桜です。後ろに写っているのは旧校舎です。
木造に見えますが、鉄骨で(確か)耐震補強もされているはずです。
見た感じでは地震の被害は全く見られません。



続いて、お城山(大田原城址公園)です。
本来立ち入り禁止ですが、自己責任で中を見てきました。
自分で見てきて言うのも何ですが、本当に危険です。
みなさんは立ち入らないでください。



舞台が壊れています。鉄筋などは見えません。
コンクリートだけだと本当にもろいんですね。古いせいもあるとは思いますが。



このような天気で満開の桜。もったいないの一言。
でも人はほとんどいません。出店もありません。 



お城山を一周している土塁にはすべて亀裂が入っています。
桜の木が倒れていたり、東屋がぺしゃんこになっていたり、すさまじい状況です。
今地震がきたらどうしよう、と思いながらほぼ一周してしまいました。
たくさん写真をとりましたが、地割れがよくわかる写真を載せておきます。



お城山の隣にある、大田原神社に行って来ました。
ぱっと見綺麗な桜ですが、よく見ると鳥居がくずれています。
花見客はいません。



近寄ってみると、こんな感じですが、地震から1ヶ月たってもこのような状況に驚きました。
片づけようにも業者の手配も付かないのでしょうか。



いたるところ、こんな状況です。
明治以来こんなことはなかったのではなかろうか。



平成23年4月10日

花盛り


7日深夜大きな余震がありました。
予想されていたことですが、実際に起きてみると恐いものです。
今日もしないで地震の被害を撮ってきたのですが、タイトルは花盛りとしました。
もう前向きに生きなければなりません。

光真寺の桜です。もう満開に近いです。



正式には光真禅寺なんですね。あらためて今日気づきました。
門番をしていた金剛力士像が倒れています。
このほか被害は多数で、記録のため写真は撮りましたが、これのみ載せておきます。



那須神社
です。3分咲きと言ったところでしょうか。
道の駅が出来てから参拝者も多くなったのでしょうね。
参道を歩いている人がたくさんいました。



一番奥にあるお堂です。灯籠が倒れています。
以前の写真はここを見てください。
ここに限らず神社仏閣の被害は相当なものです。
文化財だけに、このままにもしておけないし、修復にお金もかかるし、大変です。



ミツマタが咲いていました。


鳥居の近くにあった碑文です。
今見ると心にしみますね。この言葉。
見づらいですが、左に英語でMAY PEACE PREVAIL ON EARTHと書いてあります。



光丸山
の桜です。
ちょうど見頃で見事でした。しだれ桜のほうはまだ3分咲きでした。



駐車場の脇にあった可憐な花。
もう過去のことは忘れたいですね。



平成23年4月7日

地震のきずあと3


おととい5日下侍塚古墳に行って来ました。
石碑は無事でしたが・・ 



報道ののとおり、古墳は地割れしていました。
真ん中付近、ブルーシートがかかっている場所です。
落ち着いてきてみると、市内各所で傾いた家などが目立つようになり、想像以上の被害なのだと実感します。



話題変わって電池の続きです。
形の変わったフィルムケースです。
単2→単1スペーサーを作ってみました。



並べてみるこんな感じです。一番右は空のケースです。
今回使ったのは高さが低いものでしたが、アルミホイルで調整するので問題ありません。
計画停電も4月以降は回避と言っていますが、実施されないとも限らないので、準備に越したことはありません。
単2は容量が多いので、長時間停電には有利ですね。
夏場はどちらにしても節電は必要なので、今クーラーボックスや保冷剤が売れているそうです。
買い占めはいけませんが、我が家もクーラーボックスが壊れているので、買い替えようと思います。
今回の災害を考えると、いつでもキャンプできる準備も決して贅沢ではなく、必要なことなのですね。
キャンプと言っても家の中で火を焚くのは、ろうそく以外はやめましょう。一酸化炭素中毒には注意です。



平成23年4月3日

計画停電対策用電池


4月になって、やっと落ち着いてきました。
時間ができたので、家族から頼まれたラジオ用の単1電池を買いに行くと、どこへ行っても売り切れでした。
入手しにくいとは言われていましたが、実際目の当たりにすると危機感があります。
我が家ではラジオや懐中電灯、電池式ランタンがあったため、当座困らなかったのですが、そろそろ電池がなくなってきて気になっていたところでした。

ネットで調べてみると、単1、単2は通常のサイトではほとんど売り切れ。唯一、オークションで輸入品の電池が一本100円程度で出品されていまいた。しかも入荷待ちの状態。国産のアルカリ電池は高値取引。いったいオークション終了までにいくらになるやら。
単3や単2電池を単1で使えるようにするスペーサーなるものも出品されていましたが、1個500程度で出品されていました。これも入札終了までにさらに高値になるでしょう。

それなら自分で作ってみようと思い、ネットで調べると既に作っている人がたくさんいました。
布や紙を巻いて太さを合わせて作る方法と、家にある適当なもの(ラップの芯やフィルムケース)を使うものなど、いろいろな方法が見つかりましたが、作りがもろい、あるいは堅牢過ぎるもののどちらかでした。
作る時間やコストも結構かかるのでは?と思われるももありました。

考えてみれば、構造は単純そのもの。幅や長さ、接点を合わせるだけなので、自分で作ってみることにしました。
材料は基本的にフィルムケースを使います。
手間やお金をかけず、身の回りにあるもので簡単に作ることを心がけました。
以下、写真を見れば作り方はわかると思いますが、少し説明を加えます。

私はいまだにフィルムカメラを使っているので、フィルムケースには事欠きません。こういうときに限って身の回りに3個しかなかったので、1つは未使用のフィルムを抜いて使うことに。
写真ではなぜか、高さはほぼ同じに見えますが、比べてみると、電池の方が5ミリほど高い。幅(円周)は単1電池の方がほんの少し太い。(横に並べてしまったので、説明がわかりにくくてすいません)



蓋の部分の内側の突起がほぼ単3電池と変わりません。
見た瞬間ラッキーと思いました。



カッターを使ってくり抜きます。必ずケース本体にかぶせた状態で作業してください。蓋だけとって作業すると手を切りそうになり、危ないです。
コツは、直線的に切れ目を入れ、多角形を作る要領です。別に6角形でも8角形でも、一辺の長さがばらばらでもかまいません。手を切らないことだけを注意したほうが賢明です。
角の部分は完全に切り落とさず、残して切り進めたほうがいいです。切りすぎて角の部分の切れ目が交差すると後の作業がやりにくくなります。
なお、普通に作業を進めると、角の部分が自然と少し切り残るので、それほど神経質にならなくても大丈夫です。
最後に一辺を持ち上げて、手で引っ張ると、ぱりぱりと剥がれます。



角張った部分をはさみを使って削り取ります。
カッターは作業中、刃が折れる危険性があり、引っかかって作業がしづらいので、はさみを使います。
新しいはさみはもったいないので、古いはさみを使いました。堅いものを切ると少なからず紙を切ったときの切れ味は悪くなってしまうからです。
はさみは固定して、フィルムケースを回しながら削り取るのがコツです。(撮影の関係上、手が写っていません)
この場合も、荒削りで問題ないです。むしろギザギザしていたほうが単3電池を挿したときホールド感がよくなります。



蓋の内側突起部分はまさに単3電池とジャストフィット。
削る目安はキツキツではなく、少しゆるめに入るくらいです。
逆さにして電池が落ちない程度がいいです。
あまりきついと、電池を取り出すときに苦労します。



単1電池の高さに合わせるため、銀紙(アルミホイル)を丸めて詰めます。
アルミホイルは通電するので、一石二鳥です。
この部分をボルトや金具、パチンコ玉などで調整している方もいますが、家庭に必ずある銀紙が手間いらずです。
アルミホイルは5センチの幅に切り(目分量でOK)、適当に折って詰めます。これを2回繰り返します。
1回で10センチに切って丸めてもいいのですが、2回に分けた方が作業がしやすいです。



手順が前後しましたが、フィルムケースの底にマイナスの接点を作るための穴を明けます。
蓋の穴を空けたときと同じ要領で作業します。



いざ、点灯実験と思い、使っていたランタンの電池蓋をみると、マイナスの接点がこのような状態に。
普通マイナス側はコイルバネなのですが、コストを減らすためなのか、金具になっていて、しかも接点が外側になっている。しかたなく、穴を大きく削り直すことになりました。
みなさんも作業前に、接点の形状を確認しましょう。



これも目分量で穴をあけます。きちんと長さは計らなくて大丈夫です。



ついに完成しました。
高さは、単3電池を押し込んで調整します。
丸めた銀紙が柔軟性があるので、やりやすいです。
押し込んでも底の部分が抜けることはありませんが、指で底を押さえるか、立てた状態で上から押し込むのがいいでしょう。
押し込みすぎたり、使っているうちに低くなってしまった場合は、アルミホイルを追加で入れて調整します。
適当に作り進められるのがいいところです。
1本できたところで、実際に使えるか、実験します。3本は単1乾電池を使いスイッチを入れると見事点灯しました。



作り方がわかったので、2個目をつくったらなんと5分かからず作れました。
あっという間に4個作りランタンに入れてみました。
少しスカスカですが問題ないです。



見事点灯しました。結構明るいです。
実験に使ったエネループは1.2Vで乾電池(1.5V)より電圧が低いのですが、問題ないです。
むしろ、乾電池は使うにつれ、徐々に電圧が下がっていきますが、エネループは電圧が下がりにくいので、安定した明るさで使えるのではと思います。(まだ長く点灯させていないので、予測ですが)



これで終了、と思ったのですが、どうせなら、と思い、太さを合わせることにしました。
家にあった梱包用の白テープ(白い透明な樹脂製のガムテープのようなもの)を使いました。
これがなんと幅が、フィルムケースの高さと寸分違わず同じ。
一般的なガムテープも同じ長さなので、白テープがない場合はガムテープも使えます。
わざわざ白テープを使ったのは、単に見た目を考えただけです。
はやりの充電池はほとんどが白基調ですし、ガムテープよりは少しおしゃれですし。



どのくらい巻けばいいのかというと、ちょうど白テープ2周分がちょうどいい長さでした。
わからなくなるので、あらかじめ赤で目印をして作業を開始します。
巻くときの注意ですが、まっすぐ巻こうと思っても、必ずといっていいほど、途中で上方向か下方向に曲がってしまいます。
軌道修正すると、必ず表面が波打ちますが、気にせず巻いていきます。



電池、自作スペーサー、フィルムケースを並べるとこんな感じです。
結構立派なのには自分でもビックリ。



白テープの最後の部分を少しめくり、字を書いてみました。
書いた後、、またテープをかぶせれば、ずっと消えずに残ります。
絵が上手な人は、自分の好きな図柄をいれると楽しみも増えます。
私は絵が下手なので、ケース1周分、テープ剥がして、キャラクターシールでも貼ってみようと思います。



4個をケースに入れた状態です。
隙間が少なくなるので、安定します。


エコループと言う名前は、ふと思いついただけなんですが、調べたら会社名や商品名で使われてたんですね。
別に他意はありませんので、あしからず。


下から見た図です。
一円玉を8枚入れても高さが合うらしいですが、銀紙だとで表面でこぼこしていてるので、ランタンの接点とは相性がいいです。一円玉だと表面がほぼ平面なので、フィルムケースの厚さの分、隙間ができてしまう(接点がひっこんでしまう)ことになり、使用する機器によっては、通電しない(接点が繋がらない)かもしれません。


今日、カメラ屋にいったら単3→単1スペーサーが1個1500円で売られていました。
カメラ屋もはばかったのか、ネットで調べた、紙を巻く方法を印刷して売り場に置いていました。
今回私が作った方法だと、コストは10円未満?というか、ほぼゼロですよね。
外側にテープを巻いても1個5分程度でできあがります。
図柄を入れる楽しみもあるし、結構お勧めですよ。
欠点と言えば、アルミホイルで少し、ロスが発生しているかもしれない点です。
専門家でないので、ロスのあり、なしは全くわかりませんが、点灯実験を見る限り実用上問題はなさそうです。
なお、単3電池は容量が単1の約3分の1なので、当然ですが、稼働時間も3分の1程度になります。
上に出てきたランタンだと明るさ強で12時間、弱で18時間なので、計画停電(3時間程度)時の使用でも、なんとかなりそうです。
実際どれくらい持つかはこれから試すことになりますが、アルカリの単3電池は今でも普通に買えるので、エネループを予備にするほうが賢明かと思います。(アルカリ電池の方が容量が多いため)



作業後に気づいたのですが、マスクをしないで作業してしまいました。
細かい切りくずを吸い込まないためにも、必ずマスクをしましょう。
みなさんお気づきでしょうが、単3電池と単2電池は高さが同じです。
蓋の部分を単2電池電池に合わせて切れば、同じやり方で単2のスペーサーも作れます。
昨日今日、市内の電気店などを見てきたところ、単2電池は流通するようになってきているようなので、今度は単2用のスペーサーを作ってみようと思います。
意外と難しいのが、単3→単2スペーサーですかね。紙巻き法もいいのですが、簡単、安価な方法が見つかったら、また紹介しようと思います。
結果的に長文になりすいません。



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