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雑記帳2007 10月

平成19年10月8日

那須与一伝承館

10月5日にオープンしたばかりの那須与一伝承館に行って来ました。
印象はというと、なかなかよいぞ、という感じです。
オープンしたばかりのせいか、この手の施設としてはたくさんの人が入っていました。

小雨のためカメラをもって行かなかったので、携帯でとりました。
入場に300円かかりますが、決して高くありません。



規模的には小さめですが、ちょうどいいです。解説の字も大きく、短めで、ガラスケースの中の解説も短めです。
よくある長文で、小さい字が大量に掲示されている資料館とは違います。そのあたり、後発なだけよく考えられていると思います。

ホールでは、那須家の資料展示の他、源平合戦で扇の的を射たとされる物語の上映をしていました。
背景が映像により変化し、からくり人形による再現になりますが、琵琶師による解説が独特です。
上映は15分程度でこれも短めでいいと思います。300円は納得の値段ですね。

特徴的なのは、最後まで大田原という言葉で出てきませんでした。あくまで「那須」です。
資料館のほうも、現大田原市という表現が一部にはありますが、やはり基本は那須です。
なぜなら、那須与一が生きた平安時代には居住の中心は、現那珂川町、大田原市、那須町の芦野、伊王野だったからです。
大昔は川沿いなど水が中心の生活だったせいか、飛鳥時代に那須国造碑が湯津上に建立されたほどです。
現代では「那須=観光・温泉」となってしまいましたが、大田原は本当に那須なんだなあ、とあらためて思いました。





写真を撮るため、人がいない一瞬を撮りました。
今度、ちゃんとしたカメラで撮影したいと思います。


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