私が今まで聞いてきた、大好きなCD、シンガー、ギタリストを紹介するページです。そうやなぁ、こんなの聞いたなぁというような感想をお寄せ下さるとうれしいです。
 

THE RAINBOW GOBLINS 高中正義 

 高中正義さんの出しているCDの中ではその完成度といい、いまだにNO1の噂も高いCDです。それまでのトロピカルムードたっぷりの楽曲でなく、ファンキーなギターリフ、You can〜で見せる泣きのギターといい、とってもスリリングなCDです。ギターを弾く人たちにとってはとっても魅力的なフレーズのつまったCDではないでしょうか?そういう私も『Seven goblins』『Thumder Storm』『Plumd Bird』『You can never come to this place』などコピーした記憶があります。この作品以降、高中さんのアルバムは打ち込みをベースとしたサウンドに変化していったように思います。
ON Guitar 高中正義 

 これは少しめずらしいアルバムでいわゆる当時の『教則レコード』でした。『Breejin』『We are all alene』などがカバーされて、どんなエフェクターを使って演奏してるかを解説している物です。
 演奏は当時のフュージョンぽいアレンジで、それはそれで結構楽しめます。当時、エフェクターのことなんか何にも知らない私は、これを聴いて結構納得した覚えがあります。
 たしか後藤次人さんの『On Bass』だとか、同じような教則レコードもあったように記憶しています。いまでは手に入らないみたいですが、一度聞いてみたいです。
TAKANAKA 高中正義 

高中正義さんがソロになってからのセカンドアルバム。えらい派手なジャケットを着た高中さんの姿がアルバムジャケットになっています。あの名曲『Ready to fly』も収められています。私的にはこの頃から『ブラジリアンスカイズ』の頃の高中さんが一番好きなんです。いまの打ち込みじゃなくってしっかりとしたバンドサウンド、ストラトを使用してるんですかね、クリーントーンもとってもきれいです。夏のドライブには最適の1枚だと思っています。
 昔、高中さんをバンドで演奏していた頃、『Ready to fly』をコピーして弾いたのですが、なんともぼろぼろにしか弾けなくってつらかった思い出があります。
午前中に・・・ 吉田拓郎 

09年現在の吉田拓郎さんの新譜です。例のつま恋以来初めての新譜になるわけです。そのライブのなかで拓郎さんは『朝までやらなくっちゃ男じゃないみたいなのは間違いだ。そんな不器用には生きたくない。9時まででいいじゃないの』とMCを言ってましたが、失礼かもしれませんが、いま現在の等身大の拓郎さんの曲っていう感じのCDです。『ガンバラなくてもいいでしょう』『ふきの歌』『真夜中のタクシー』なんて、そうだなぁと40数歳の私が感じてしまうわけです。拓郎さんと私とは二十数歳、歳が違うんですが、そうそうと感じてしまうのは、やっぱりいまの世情が歌に反映されていて、いっしょの世情のなかで生きているから共感できるのでしょうか?いま現在、いつも聞いているCDです。
アジアの片隅で 吉田拓郎 

拓郎ファンのなかではおなじみの『アジアの片隅で』『元気です』などが収録されたアルバム。私的には『元気です』はいつ聞いても元気づけてくれる名曲だと思っています。
 サウンド的にはA面(当時はレコードでしたので)はからっと乾いたサウンドで吉田拓郎さんのCDの中でも、変わったサウンドではないかと思っております。

このCDが出た少し後、当時のテレビ番組で見た『アジアの片隅で』は、すごくかっこよかったことを覚えています。
 Teasin’ Cornel Dupree 

このアルバムも、STUFFを聞いて、そのバンドの中のギタリストに興味を持って、大学時代に買ったものです。デュプリーさんといえば、テレキャスターなんですが、バッキングやリードプレイ、何をひかしてもかっこいい。僕の大好きなギタリストです。
 Forecast Eric Gale 

以前紹介したSTUFFの中の一人。あま〜い音色で、ギブソンのF5を操るゲイルさん。長いフレーズは少ないけど、短めですが、印象的なフレーズに思わず、『渋い!』の声を上げてしまいそうになります。
 LOST TAPES 優歌団

 なんでもレコードデビューする前の音源ということで、興味が出て聞いてみました。みんなやせてるし、木村さんの声も若い。有名なブルースナンバーのカバーもあって楽しんで聞きました。
 ベース、ドラム抜きのアコギ2本での曲もあります。それにしても、個性のある人たちばっかだなぁ・・・音といい、ルックスといい・・・
 ジャケットも渋いね!
LIVE AT BUDOUKAN 柳ジョージとレイニーウッド

1981年のライブ版ですからもう二十数年前ですね。私がギターを弾き始めて少したった頃に、よく聞きました。『YOKOHAMA』というアルバムを最初に聞いたと思うんですが、何か渋いおじさんやなぁと思ったものです。ストラトとひげと、タバコとお酒って感じで、えらくかっこよかった。私の中での『テネシーワルツ』といえば、このライブ版のバージョンです。
 マイメロディ 内田勘太郎 

これはあの有名な憂歌団の内田勘太郎さんが、ソロで活動し始めたときの第1段目のアルバム。アコギ色あり、エレキ色ありなんですが、雰囲気はゆったりとしていて最近よく聞いています。『美らフクギの林から』『眠ってしまおう』などのボーカル曲もお気に入りだし、蘇州夜曲なんかのエレキでのソロもかっこいい。バックでベースを弾いている金城さんの演奏が、えらくタイトで、私は好きです。これも空気感がただようCDですね。
 VINTAGE VOICE RHY GUITARS 

いわゆる『ビンテージ』といわれるギターの音をできるだけ原音に近い形で録音したという企画もののCD。フラットピッキングが坂庭省吾さん。フィンガーピッキングが小松原俊さんという豪華版。このCDを聞いた頃って、僕の中ではアコギ熱が再燃してた頃で、いろんなギターの写真を眺めながら『へぇ〜』って感じで聞いていた。最終的には、自分の弾けるようにしか弾かれへんわなぁと、このCDも、ある意味あきらめさせられました(^^) 最後に入っている『花嫁』が大好き。
 Island made 山弦 

このCDが発売されてから、初めて山弦のライブを見に行った。このアルバムに収録されている『島育ち』には感動したなぁ。山のように弦楽器が並ぶから、『山弦』というんだと、雑誌のインタビュー記事にありましたが、楽器の上手、下手なんてやっぱりテクニックというか、当たり前ですが、上手な人の方がいい音出るんだと、ある意味あきらめさせられます(^^) うまい上に、その人にしか弾けないフレーズがあるんだから、すごいですよね。また見に行きたい!
 Natureza IWAO 

IWAOさんもウクレレを弾き出してから聞き始めました。このCDになるともうウクレレは完全なソロ楽器になっています。ウクレレって、気持ちのいいカッティングのストラミングも魅力なんだけど、こういう弾き方もあるのかぁと勉強になりました。教則DVDもたくさん発表されてます。
 RAINFOREST Ohta−san 

ウクレレを弾き出してから、聞き始めたOhtaーsan。マーチン製のウクレレがトレードマークですが、すっごく甘い音を聞くことが出ます。ジャジーな曲から、ハワイアンムードたっぷりの曲までいろいろ楽しめます。小さなソプラノウクレレからこんな音が出るのかぁとびっくりしました。
 Best Live 高田渡 

渡さんのファンは根強く多いんですよね。私はずっと聞いてると、少ししんどくなることもありますが、その歌詞の中に、すごく奥深いものを感じるます。渡さんのことを、皆さんがどう思うかもいろんな声があると思いますが、私自身は、この方の存在自体が大切だと思ってました。名曲『生活の柄』はもちろんですが、そのほかにもたくさんの名曲があります。でも渡さんって、みんな好きだったんだろうな?なぜもっと歌ってくれなかったの?僕は、渡さんのこと、あこがれてます。
 春は遠き夢の果てに つじあやの 

独特のボイスと、独特のルックス、ギターじゃなくてウクレレの弾き語りということで、しってるひとはしっているというかんじでしたが、いまはいろんなCMでもその声を聞くことができます。のめり込むほど聞いていないけど、LIVEは見てみたいな。この人の曲をほっこりしていいなと感じるか、なに甘えたこといってるんなぁと感じるか、私の精神状態がわかる、私にとってはリトマス試験紙のようなCD
 ブラジリアン・スカイズ 高中正義 

 最近の高中さんのサウンドじゃなくって、全部の楽器を人が弾いてますよって言ってるようなサウンドです。この頃はストラトで弾いていたのかな?ジャージーな曲では、ギブソンのバードランドで弾いたと、雑誌で読んだことがあった。いろんなパーカッションをはじめ、たくさんの楽器で構成されてますが、私は音と音のあいだに空気感が感じられて、とっても好きなアルバムです。
 ぼくの古いギター 坂庭省吾 

 このCDはほとんどの楽器を坂庭さんが弾いている。ギターといい、バンジョー、マンドリン、そしてハスキーボーカルと坂庭ワールドって感じに聞こえる。僕は最初聞いたときに、どうやって弾いてるんだろうと、CDを繰り返して聞いた覚えがあります。『柳の木の下に』『ぼくの古いギター』など、何回聞いたことか・・・ 坂庭さんが、フィンガーピッキングの時、サムピックのほかに、他の指にもメタルのピックをつけて弾いてるのを見て、なんか納得した覚えがあります。私は弾けません。
ザ・ナターシャー・セブン 107ソングブック 

 私が遠ざかっていたギターを弾きはじめた頃、三十も半ば近くになってから熱中しました。最初聞いたときは『なんやこれ』って思いましたが、いろんな意味で味わいのあるCDです。
 カーターファミリーピッキングやフラットピッキング、フィドルやバンジョー、フラットマンドリン、オートハープなど、アコースティックな楽器も、このCDで身近になりました。
 私にとっては、このCDを聞いていた頃が、一番楽しかったような気がします。
One Last Night in Tsumagoi吉田拓郎

拓郎さんを聞き始めたのは、確か中三の頃だったんじゃないかな。最初は、だみ声やし、なんやこれ〜って感じでした。でも篠島でのライブアルバムの弾き語りを聴いてとりこになってしまった。このライブ、実は私、聞きに行ってきました。オールナイトで、大好きな高中さんがでた時、すごく興奮したのを覚えてます。このころの拓郎バンドは、青山徹さんや、徳武さんがギターを弾いていて、私は青山さんが好きでした。
     OCEAN BREEZE 高中正義 

 これもライブ版ですが、ちまたではオーバーダブがあるんやないかとか、いろいろ言われているアルバムですが、私は大好きです。最初の『メドレー』から始まって、『プラスティック ティアーズ』『HeartAche』なんかは、ミディアムテンポで、泣きのギターが気持ちいいし、『Toropic Bird』は高中さん、弾きまくってます。最近また紙ジャケットのCDで発売されてます。ついこの間、アマゾンで購入しました。だって、レコードが聴ける環境が私の家にはなくなりました。 
  FOOTPRINTS 中川イサト

ギターを良く弾いていたのは、高校まで。大学に行き、働きだしてからは少しギターから遠ざかってました。で、あのクラプトンのアンプラグドやなぜか、ナターシャセブン、坂庭省吾さんたちの音楽に出会い、もう一度、ギターを弾くようになりました。
 やはりのこの、中川イサトさんの音楽には、素直に感動した。鉄弦のギター1本で、ここまで感情豊に弾くことができるんだなぁって。
 もちろん練習しました。「風の谷」や「opus1310」などなど・・・・このころからかな、一生弾けるギターがほしいなぁって、あさりはじめたの。とりあえず、今でも大好きなアルバムです。
  JOLLY JIVE 高中正義 

高中さんを聞き始めたのは、確か高校生になった頃だったように思う。最初は、ギターでなんでこんな音がでるんだろうとびっくりしました。オーバードライブ、コンプレッサー、ディレイ、リバーブ、コーラス、フランジャー、そしてボリュームペダルなど、高中さんのコピーをするようになって、エフェクターなるものが存在することを知りました。
 当時は、このジャケットのように、『トロピカル』って言葉が流行っていたのです。今は死語のようになってますが・・・このCDには、あの名曲『ブルーラグーン』が納められてます。
  STUFF 

 このアルバムも高校生ぐらいの時に聴いて、なんかすごく感動したのを覚えています。あんまりなじみがないバンドかもしれませんが、いろんな有名なアルバムに実は登場しているスタジオミュージシャンが集まってできたバンドです。コーネル・デュプリー、エリック・ゲイルという二人のギタリストのブルージーなギターの音にもしびれましたし、キーボードのリチャード・ティーもすごくいい。一曲目の『フーツ』から、リラックスしたスタッフワールドが広がります。ラストのディキシー/アップ・オン・ザ・ルーフという曲はほんと何回も聴き直しました。いまでも、このバンドのような感じの音楽を弾けるようになりたいなぁと思ってます。