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視聴結果:残留ノイズはスピーカーに耳をつけても聞こえません。3号機の6CA7ppとの比較では音の違いが分かりません。真空管が柔らかい音がすると思っている人は、シングルの狭帯域のアンプしか聞いたことがない人だと思います。パイオニアのA級動作の石のアンプのほうが柔らかい音がします。反転管に12AT7を流用しましたが、増幅率が大きすぎ高感度過ぎましたので12AU7に差し替えるつもりです。
電源トランス:山水PV−145
出力トランス:山水SW15−8
チョークトランス:TANGO
回路は木村哲さんのホームページ「情熱の真空管アンプ」を参考に3段構成になっています。特性等は簡単な測定では以下のとおりです。
●最大出力:4.5W×2
●NFB:5.5db
●DF:4〜5
●周波数特性:5hz〜75khz(−3db)
定電流素子はCRDと3端子レギュレータです。初段は2SK30Aのペアを使用しました。
2号機の6BX7GTppアンプは少々無理をした動作(片チャンネル1本でpp)でしたので、貴重な真空管を少しでも長く使用するために6BX7GTの片ユニットを使用したPPに変更しました。ついでにペアチューブの必要のない差動回路に変更しました。差動回路はA級動作のPPのようなものなので消費電力が増加します。多くなった分チョークトランスのパワーアップと6BX7GTが2本追加になりました。
2号機 6BX7GTpp アンプ 全段差動へ改修
楽しいB級オーディオ