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視聴結果残留ノイズはスピーカーに耳をつけないと聞こえません。ONKYO FR−V7との切り替え比較では音の違いが分かりません。低域の解像度が少し良くなったかなあぐらいの違いで、スピーカーを変えた時のような劇的な音の変化はありませんでした。当然といえば当然ですが・・・・・他のアンプも改修するかどうかは悩みどころです。

電源トランス:PMC−190M    ヒーターに5V端子が2個必要なためこれしかありませんでした。
出力トランス:PMF−15P     PPの特徴である低音がトランスの影響を受けないのでこれで十分です。
チョークトランス:PMC−228H  信号が電源回路を通らない差動回路なので贅沢品です。

 回路は木村哲さんのホームページ「情熱の真空管アンプ」を参考に3段構成になっています。特性等は測定機材が全部実家にありますので、未実施ですが、ポケットテスターだけで測定でる範囲ではほぼ設計どおりでした。設計値は以下のとおりです。
●最大出力:6.4W(実際は5Wぐらいか?)
●NFB:5.5db(3極管なので軽く薄化粧です。)
●DF:4〜5(内部抵抗の低い3極管です。)
●周波数特性:10hz〜60khz(−3db)トランスの性能限界です。
 定電流素子はCRDと3端子レギュレータです。初段は2SK30Aのペアを使用しました。初段も真空管にしたかったのですが、直結にした時の電圧の安定性とFETの方が調整いらずで安上がりということでFETを選択しました。

 かねてから気になっていた差動アンプを作りました。結果がよければ、3台のアンプも改修する予定でとりあえず安く作ろうと思い真空管を探したら、そこそこ有名な玉は軒並み値段が上がっていて、仕方なくヒーター電圧が中途半端なこんな玉になりました。

    全段差動 テレビ3極管 10EG7pp アンプ 4号機の完成

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