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サンスイのトランスが多いのは、当時ラックスは高くて買えず、タンゴかサンスイが手に入る一般的なものだったからです。現在は当時の4,5倍の値段で取引されているようですが、良品を手に入れるのは困難になっています。

アンプでは音の違いが明確にでないので、スピーカーを変えようということで現在はスピーカーの再生に励んでいます。当時の高級品がジャンクで買えますので、まさにお宝の山状態です。

アンプの聞き比べテスト

 3種類のアンプができたので早速聞き比べをしてみました。1号機(5極管のMT)、2号機(3極管のGT)、3号機(ビーム管のGT)と聞き比べてわかったことは、プッシュプルにして適度なNFBを掛けると違いが出ないことです。少なくても私のような凡人の耳では聞き分けることは出来ませんでした。(シングルでNFBなしであれば特徴が出たと思います。)結論は適切に設計してやれば、3極管も5極管も関係なく好みの問題ぐらいの違いしか出ないということでしょうか。NFB不要論者が多いのですが、性能をフルに引き出すには欠かせない手段だと思います。

アウトプットトランス :SW−50−5
パワートランス    :PMC−500HG
出力管        :6CA7pp
初段管        :7308
反転管        :5687WB
出力          :35W×2  
アウトプットトランス :SW−15−8
パワートランス    :PV−145
出力管        :6BX7GTpp
初段管        :12AT7
反転管        :12AT7
出力          :13W×2  
アウトプットトランス :SW−30−8
パワートランス    :PV−180
出力管        :7189App
初段管        :6AN8
反転管        :6AN8
出力          :21W×2 

 中学生の頃、いしだあゆみの「ブルーライト横浜」を聞きたくてレコードに興味を持ったのをきっかけに真空管アンプ製作に夢中になりました。当時はメーカー製のステレオなどは買えるわけもなく、自作が当たり前でした。
 当然、配線図など読めるわけもなく、設計、理論などなしで、実体配線図まる写し状態で、音が出ただけでうれしかったものでした。その後時代はトランジスターへと変化し、真空管アンプも世の中から消えてしまい、部品だけが実家に残っていました。
 それから30数年たった昨年ふとしたきっかけから、真空管アンプ設計の仕方を覚え、実家にあった部品を利用して3台のアンプを作りました。

楽しいB級オーディオ

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