人から人へ 自然が送る思い
陽だまりの中、心地い風が吹く縁側のある畳の部屋。
子供の頃、その部屋で遊んでいた私に、庭の手入れをしながらおばあちゃんが色々と教えてくれました。
春の玄関先で咲く真っ白な花が「すずかけ」という名前であること
夏のはじめ縁側で食べた美味しい実が山桃だったこと
秋、庭から部屋に広がるいい香りは、木犀(もくせい)の木の香りだということ
寒い冬、まるでロウ細工かと思うほどの美しい花が咲く木が蝋梅(ろうばい)という木だということ
お婆ちゃんも、昔、私のひい爺ちゃんに教えてもらったんだということ
聞くともなく聞いていたそんな話を今また、あの庭をみてふと思い出します。
お庭あらかると
「庭」ってどんなの?一口に庭といっても様々です。
では、いろんなお庭をご紹介いたします!
~これぞ日本の庭!~
日本庭園の基本は借景と縮小です。
築山、石組、池、石、木など用いて雄大な自然を表現していきます。
築山で山を、石組で滝を、池や白石で湖や川を、時には垣根の向こうに見える遠くの景色を借りて、限られたスペース・限られた支店に広大な自然を凝縮して表現することが伝統的な日本庭園です。
~子供を思いっきり遊ばせよう~
芝生の緑と木々の緑のコントラストが爽やかです。
子供をのびのび遊ばせるなら芝の庭ですね!
~変わり種~
狭小スペースには坪庭があります。
「敷地が狭いから」とあきらめないで!
庭というと豪邸!純和風家屋に茶室と、なんだかすごいものがイメージされがちですが
たった一坪(約3㎡)あれば雰囲気は十分に作れます。
~自然を織りなす美しさ~
イングリッシュガーデン
イングリッシュガーデンはハーブやローズ、雑木などと配しヨーロッパの片田舎を彷彿させる自然美を活かしたお庭。
求める場所に思い描く空間は創れます
~パティオ~
スペイン風中庭。
鉢植えに木や花を壁にかけて
~玄関飾り~
木がたった一本、
それでも十分雰囲気でるんです。
~玄関に中庭?~
お皿に木や石、
苔などを用いてつくる皿庭