児童文学作家 
斉藤洋先生の作品をご紹介しております。
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新聞記事のご紹介

斉藤先生の作品関連の記事のご紹介とsakuranoの感想です⭐️

平成28年12月8日発行
小学図書館ニュース
斉藤洋先生 寄稿
白狐魔丸と武士道
(抜粋)
雅姫には人間世界の道徳はまるで通じません。
雅姫の行動原理に流れているのは、
正しいかまちがっているとかではなく、
好きか嫌いかです。
雅姫は「元禄の雪」の中で、
市川桜花という歌舞伎役者として登場します。
ところが、この市川桜花は、
同じ時代を扱った別の本にも出てくるのです。
それは、「くのいち小桜忍法帖」というシリーズで、
今のところ第三巻まで出ています。

やっぱりそうだったのですね~~!!!
sakurano雅姫大好きなので
くのいち小桜忍法帖読んだとき、
もしかして桜花って雅姫?と感じて
嬉しかったのですが
この記事で、確定ですね!
桜花さん格好良くて色っぽくて怖くてやさしいです。
小桜忍法帖はとっても面白いので必読です。



平成28年12月2日 読売新聞
(抜粋
「ルドルフとイッパイアッテナ」の石碑が、
作品の舞台となった江戸川区北小岩に設置された。
石碑を設置したのは同所の中華料理店
「永楽」店主の永嶋三寛さん。
10月末に同店の脇の敷地に自費で、
「ルドルフと仲間達が住む町北小岩」
と記した横60cm、縦35cmの石碑を建てた。
斉藤さんのサインも入っている。

他にも石板やサイン、斉藤先生からの直筆メッセージなど
見ることができるそうです。
斉藤先生が愛称をつけた
「くろねこタンメン」というタンメンがあるらしいです。
近いうちにいってみたいです。




平成28年10月2日 中日新聞
らくごでことわざ笑辞典
「えぇ、ことわざっていいますと」と、
落語の語り口でことわざを紹介する本です。
(中略)
軽やかな語りを楽しみながら、ことわざの知識が身につきます。

この本、読み終わるときちんとことわざも
覚えられて楽しいし凄く良いですよね。
日本の古典芸能の落語というものを知る機会にもなります。
こういう本も子どもたちにとって大切だよなと思います。



平成28年9月1日 新婦人しんぶん
広瀬恒子さんが選ぶ子どもの本 ねえ、いっしょに
アリスのうさぎ
(抜粋)
ちょっとふしぎな四つの話が読者をいざなってくれる。

こちらの本は表紙がとても目を引きますね。
読むと心を持っていかれます。
途中でやめられない怖さです。
そして読後感のすぅっと背筋が寒くなるような感覚。
凄いです。
ぜひ読んでみてください。




平成28年7月30日
日本経済新聞より抜粋
子どもたちがなにを面白いと思うのか、新しいこととは何か。
そんな視点で作品作りを続けています。
(中略)今回の映画は、原作と若干違う部分もありますが、
それが映画としてはうまくいっていて、
私も大満足の仕上がりになりました。
原作と映画、両方を楽しんでください。
人生は知識が多いほど楽しいもの。
知識は読むことから得られ、
読書の習慣を身につける入り口となるのが童話です。
私の作品がそのきっかけになれればうれしいです。

斉藤先生のインタビュー記事を読めば読むほど
まじめに真摯に奢ることなく作品作りに
取り組んでらっしゃることが伝わってきます。
読書の習慣を身につける入り口が
斉藤先生の作品である子どもたちがうらやましい
すでに大人のsakuranoであります。


平成28年7月7日
毎日小学生新聞より抜粋
―ルドルフたちのモデルはいますか?
大学生の時に、神社の敷地内にある家に住んでいました。
その神社に一匹の大きな黒猫が住みついていました。
この黒猫が大きさと知能はイッパイアッテナで
色はルドルフのモデルになりました。

読書感想文について、
日本語を学習し、表現するために感想文はいい手段です。
同じ本を読めば、他の人と話をすることもできます。
でも、賞をとることが目的ではありません。
自分が考えた事を書くことに意義があるのです。
とおっしゃっています。

sakuranoも、ほんとうにそうだなぁと思いました。
読書感想文を書きなさい!と言われると嫌になりますが
自分が考えた事を書いて良いですよといわれたら
書けそうな気がします。
夏休みに、読書感想文が書けない、嫌だ
と言っている子どもがいたら
教えてあげようと思いました。


平成28年7月2日
夕刊読売新聞より抜粋
(ルドルフとイッパイアッテナの)映画化にあたり
原作者はいくつかの条件を出しました。
・ルドルフは服を着ないし、二足歩行しない。
・ガールフレンドはできない。
・あだ討ちには金物屋の猫・ブッチーと一緒に行くこと。
(中略)
「すごくよくきている」と原作者が太鼓判を押す映画は、
8月6日から東宝系で全国公開されます。

本のルドルフとイッパイアッテナの世界観が
壊されないで映画化されるためには、
このような斉藤先生の
条件があったのですね!フムフム。
ファンにとっては本の世界観が保たれていることは嬉しいことです。
ますます公開がたのしみです。
条件を出した理由は、とても興味深かったです。
(ルドルフを擬人化したつもりはないから。
少年が思春期に最初にぶち当たる困難、
女の子の問題を取り除いてやりたかった。)
また、ブッチーについても語られていました。
ブッチーファンには、どうして自分がブッチーが好きなのか
理由が分かるかもしれないインタビューでした。



平成28年6月22日
毎日新聞
斉藤先生のインタビュー記事より抜粋。
「子どもたちは遊びや勉強に忙しい中
読書のために時間を割いてくれるのです。
読書は、本を読むことが楽しい、という土台があってこそ。
子どものときに読んだ本は、ずっと覚えているものです。
児童文学者の責任は大きいですよ。
(中略)執筆のペースは1年に15、16冊です。
もっともっと書きたいと思います。

児童文学者としての覚悟・気概を感じました。
あらためて凄い方だなと思いました。
児童文学の帝王ですな。



平成28年6月19日
朝日小学生新聞
5年生の小学生が斉藤洋先生にインタビューしています。
「ルドルフとイッパイアッテナ」が映画になるのはどんな気持ちですか?
という質問に
斉藤先生は
「とてもうれしいです。めちゃめちゃかわいいの!
文章ではルドルフは真っ黒である必要があるんです。
でも映像になったらここ(頭の一部の毛)は白いほうが
かわいいんだよね。柔軟にね。」
とお答えになったようです。
真っ黒くなきゃダメとかではないのですね。
柔軟な姿勢、sakuranoも見習います。


平成26年3月16日
日本経済新聞
「日常の個人的な謎」
書評ではなく、斉藤洋先生のコラムが掲載されていたという情報です。

斉藤先生が長年考え続けてきたという「謎」について
書かれていました。
すべての作品がよくわかりました。


平成25年4月18日
西日本新聞
「こぎつねいちねんせい」(あかね書房)
こぎつねは、学校に行きたくなりました。
人間に化けてお守りを首から下げて「いってきまーす」。
(中略)給食で大好きな油揚げが出ると、
うれしくってしっぽが出てしまい・・・。
小学校生活の楽しさを描いた童話。

こぎつねのかわいさと
子狐を見守ってくれるお父さんと
先生の優しさに心がほっこりする一冊です。

平成25年3月23日
読売新聞
「こぎつねいちねんせい」(あかね書房)
主人公は人間に化けて小学校に出かけたきつねの子。
朝、校門の前で待つ先生に、「せんせいって、なんですか?」
ときいたり・・・。
(中略)楽しく過ごして丘に変えるこぎつねの姿と
先生の温かさが心に残ります。

そうなんですよね!
この本に出てくる先生の
サポートってさりげなくて、あたたかくて、優しい。


平成25年1月12日
読売新聞
「ルドルフとスノーホワイト」(講談社)
立場の弱いものを助け、知らないことを年長者に教わる。
怖いものを我慢し、誰かのことを考えて行動する。
知恵と勇気と自立を大事にシリーズをかいています。」
と斉藤さん。
(中略)手帳に当時の講談社児童文学新人賞募集
(新聞)記事を貼って、「初心を忘れまい」と
しているそうです。

斉藤先生ほどたくさんの作品を書かれている
方でも初心を忘れまいとしているなんて
格好いいですね。


平成25年1月1日 朝日中学生ウィークリー
白狐魔丸 元禄の雪
仙人のもとで修業し人間に化けることができるようになったキツネ・
白狐魔丸。時は江戸時代中期
元禄14年。歌舞伎など、文化が花開く江戸で
「忠臣蔵」として知られるあの事件に立ち会います。
(中略)そこには驚きの結末が・・・。


平成23年9月28日
聖教新聞
「もぐらのたくはいびん」(講談社)
モグラの生活は、人間の暮らしによく似ているそうです。
地下街には、お店もレストランも宅配便もあります。
モグラの宅配便屋さんは、今日も大忙し。
(中略)見えない地下に、こんな楽しいことが
いっぱい起こっているかもしれないと、
想像するだけでワクワクしてくるお話です。

sakurano、もぐらシリーズ大好きです。
特に宅配便は、何丁目がなんなのか
凝っていて好きです。

平成23年9月3日
日本農業新聞
「もぐらのたくはいびん」(講談社)
地面の下でモグラたちは、どんな生活をしていると思いますか?
実は、人間と同じような町に住み、宅配便屋さんもいるのです。
(中略)心優しいモグラがいっぱい出てきますよ。

日本農業新聞の記事を扱うのは
ここのページでも初めてです
モグラの本だから掲載されたのでしょうか?
面白いですね★


平成23年4月3日
朝日中学生ウイークリー
「アルフレートの時計台」(偕成社)
若き小児科医クラウスは、イェーデシュタットの
市民病院に勤めるため・・・(中略)
時を越えた友情を描く、幻想的な物語。

おっしゃるとおり時を越えた友情を描く幻想的な物語だと
sakuranoも思います!

平成23年8月6日
読売新聞
「アゲハが消えた日」
児童文学者・斉藤洋さんが書いた初期の
SF作品が復刊された。
主人公の小学生・正の前に
ときどきアゲハチョウが現れ
周りで事件が次々と起こる。
(中略)47年前を舞台に、核実験や核戦争を
モチーフにした本には
「悪い未来ならけなくてはいけない」と、
メッセージが込められている。

復刊本ですがまさに現代の本です。

平成22年2月20日 教育家庭新聞
「ナツカのおばけ事件簿
ゆうれいパティシエ事件」
(中略)斉藤洋の人気シリーズ第8巻登場。
今回は、「ゆうれいパティシエ事件」と「プールのとうめいスイマー」
の2本立て。はてさて、事件はどうやって解決するのだろうか!?
新聞に載っていました!
ナツカ相変わらずかわいいです。

平成19年10月8日
「ルーディボール」(講談社)
かつてその星はたった一つの帝国によりおさめられていた。
7つの侯爵家による公国と他の貴族に統治される領地は、
等しく一人の皇帝のもとにあったのだという。
その星の名はルーディボール。
夜空に輝く星々の一つで今物語が動き出す。
(中略)舞台が説明的に描写されることもなく、また挿絵もないことで、
登場人物の姿や情景を手探りで読み取っていく
楽しみを味わうことできる


平成19年4月1日
北日本新聞
「アブさんとゴンザレス」(佼成出版社)
(略)軽妙な言葉遊びと奇想天外なお話は、
斉藤洋の世界にぐいぐいと引き込んでいきます。
また、挿絵のちょっととぼけた顔の
アブさんも魅力的です。
一番大切なお仕事も面白い本でしたね。

平成18年8月12日図書新聞2786号
「七つの季節に」  原 仁司
不思議でミステリアスな「七つの物語」
この世ならぬ非現実の世界に連れ去られてゆく感触
(略)この閉じ方(夏の宝物の物語の閉じ方)は、
志賀直哉の晩年の随筆(たとえば『朝顔』のような)にも似て、
非常に老練な、手だれの技を感じさせる。自然観察や
人間観察の奥に人間の魂や存在の微妙な動きを
捉えるリアリズムと、作者得意の幻想的な想像力が不思議な一致感を
得ている。この童話作家が小説家としても一流であることを
感じさせる好篇であった。(文学研究者)
この書評はすごく面白かったです。
作品を読んだ後に、この書評を読むと
もう一度不思議な世界に引き込まれていく感じがします。

平成18年雑誌・活字倶楽部(雑草社)2006夏号
P.103「七つの季節に」
「ルドルフとイッパイアッテナ」シリーズ・・・・・・
その作者がこのたび児童書のフィールドを離れ本書で描いたのは、
動物や虫にまつわる、ちょっと不思議な味わいの七つのおはなし。
(中略)
不思議は不思議のまま、そっと語られる小さな思い出は、
懐かしいような、ちょっぴり怖いような、魅惑的な
輝きを放っています。(武)
七つの季節にはものすごく綺麗な本ですよね。
お話もみずみずしくて、美しい。


平成18年7月31日 産経新聞
宮本昌孝・評
「白狐魔記  戦国の雲」
化身の術を使う白駒山の狐・白狐魔丸が、「〈縁〉という言葉が好き」なせいか、
歴史上の人物や事件に関わってしまうというタイム・ファンタジーシリーズ第4作。
(中略)
ファンタジーの形をとりながら、史実は決しておろそかにしないというのは、
作者の意図に違いない。つまり、物語を楽しんでいるうちに、
歴史教科書的なこともちゃんと分かるという仕掛け。
・・・・・・・・・・・

最近、天草の霧が発売される白狐魔ちゃんです。
sakuranoは、歴史とかあんまり得意ではありませんでしたが
白狐魔シリーズのおかげで
今ではちゃんと歴史が分かるようになりました。
5年生くらいの子どもから読めると思います。
この本を読ませたら、今まで本なんて読まなかったのに
分厚い本まで読むようになりましたって言うお話や
子どものものなのに、親がすっかりはまっています
というお話をたくさん聞いたことがあります。
まだ読んでいない方はいないかもしれませんが
このシリーズは絶対必読です。



平成16年7月5日 産経新聞
「まんじゅうこわい」
古典落語の登場人物を、動物の姿に
描いたユニークな絵本。
クマさんは本当の熊になっている。
(中略)親しみやすく落語を知ることができる
一冊だ。
この落語シリーズは、あかね書房から
全部で5冊出ました。
1.まんじゅうこわい 2.ろくろ首
3.おばけ長屋 4.ぞろぞろ
5.あたま山 です。
どの本もスタンダードな落語が入っていて
斉藤先生特有のの優しい世界観で
描かれていると思います。
落語の本と言うと、やけにフルっぽい和っぽい
装丁が多いですが、この本は
ポップで新しい感じがします。
今までの落語というイメージに
辟易していた人にお勧めです!



平成20年8月 少年写真新聞社
「白狐魔記」で歴史好きに!
イマドキの中学生で、歴史の本を好んで借りていくのは
少数派に属する。それでも確実に歴史が好きな生徒はいて、
そのこたちの読書の様子を見ていると、自分の興味関心を着実に広げていく様子が見えて、
私はうれしくなる。そんな歴史好きの一人、3年生のOさんに歴史を好きになった
きっかけを何気なく聞いたところ、、「それはもちろん白狐魔丸のおかげです!」
と即答された。(以下省略)

「白狐魔丸」は歴史小説ということになるのでしょうが
歴史嫌いな子どもや大人が読んでも
面白いというところがすごいところだと思います。
まだまだ続く白狐魔丸シリーズ。
続編が楽しみです。

平成18年7月31日 産経新聞
白狐魔記(偕成社)
(略)ファンタジーの形を取りながら、
史実は決しておろそかにしないというのは
作者の意図に違いない。
つまり物語を楽しんでいるうちに
歴史教科書的なこともちゃんとわかるという仕掛け。

平成17年12月 5日産経新聞・児童書・クリスマス特集
「クリスマスをめぐる7つのふしぎ」
サンタクロースの正体は?
カリカリ山のクリスマスの木って?
ほか子どもたちが頭を悩ます七つのお話Q&A。
うぅん・・・。
字数が制限されてたのかもしれないけれど、
この本は、素晴らしい本だから
もう少しそこのあたりを伝えてほしいですね。
7つのお話なことは題名から想像つくから
その分の字数を使えばいいのに・・・。
絵もすっごく良いんだし言うこと
いっぱいあると思うんですけどねぇ。



平成17年10月5日西日本新聞
「妖怪ハンター・ヒカル 霧の幽霊船
本物の妖怪が住むテーマパークを作るため、妖怪ハンターに
スカウトされた少年陰陽師・ヒカルが、妖怪をつかまえるため大活躍!
人気作家・斉藤洋による、楽しさ抜群の新シリーズ第2弾。
(以下省略)
 sakuranoは、この書評好きです。
本の面白さが伝わってくる気がします。
そうなんです、そのとおりでございますって感じでした☆
略したところには収録作品についての説明があって
きちんと2話目についても書かれていましたよ。


平成17年3月16日毎日新聞ブックウォッチングより抜粋
「妖怪ハンター・ヒカル 闇夜の百目」
妖怪ハンターにスカウトされたヒカルの
ゾクゾクワクワク、アドベンチャー物語
あかね書房といえばひなた丸やナツカと
楽しいシリーズが出ていますが
またまた新しいシリーズが出ましたね。
黄金白銀丸(白猫)にも大注目☆


茨城新聞子供ライブラリーより抜粋
「だれのパンツ」
パンツをはいたぼく。ちょっと得意げに浜辺を出発、散歩します。
すると、次々と変わったパンツが見つかります。(中略)
そんなはずではない不思議な世界ですが、
子供たちが楽しく動物の名前を覚えるだけでもいいでしょう。
ところで、ゾウのパンツをお相撲さんのと間違えませんでしたか?
う~ん・・・sakuranoは間違えませんでしたよ。それにこの本は
動物の名前を覚えるだけのそこいらの本とは違うんじゃないかなぁと
思います。子供たちが成長する過程でパンツというのは
大きな意味を持つものですよね。
それは、子供にかかわるお仕事についている人や
児童心理学を特別に学んだ人でなくても
子育てをしたお父さん・お母さんならみんな
分かってもらえるんじゃないかと思います。
この本の本当のすばらしさを分からないで
こんな風にしか思えないなんてなんだか残念です。

小学図書館ニュース第642号付録
「のほほん こんな本はいかがですか?」より抜粋
『ペンギンたんていだん』
このペンギンシリーズは第一作からすでに
十年以上というロングセラー。
「エンヤラ ドッコイ」と突然現れては
勝手に探検したりパトロールする物語です。
(中略)
さて、今回はいったい何がわかったのでしょうか。

ペンギンシリーズってもう10年以上続いているんですよね♪
アニメーション化されたらかなりかわいいのになぁ・・・
なんて思うsakuranoです。
たんていだんはシリーズの中でも新しい展開があって
要チェックな一冊です。
ペンギンシリーズは最後の
空虚な感じがまた良いんですよね。

平成14年11月30日
公明新聞「読書案内」より抜粋
ぺんぎんたんていだん
1991年に第1作が発刊されて以来、ロングセラーとして
好評を呼んでいる「ペンギンシリーズ」の第7作。
「エンヤラ、ドッコイ!」と突然あらわれて、
勝手に探検したり、パトロールしたり、応援したりー
なんだか迷惑なペンギンたちですが、気持ちの良い言葉のリズムや、
おかしなしぐさの描写は、創作文学をひとりではじめて
読み始めた子どもたちを物語の世界に誘います。
(中略)
さて、どんな冒険が待っているのかな・・・・・・。

本当にこの通りですね。そうなの、そうなの!
と言いたくなるような書評でした。


雑誌・猫の手帖12月号
特集’02猫の本ベストテンより抜粋
ルドルフといくねこくるねこ
黒猫ルドルフの特技は読み書きができること。
これは彼の3冊目の手記になる。
大人びてちょっとシニカルなルドルフと仲間たちの
キャラクターが楽しい、笑いも涙も決闘もありの物語。
惜しくもベストテンには入らなかったものの
ベストテン候補の本として紹介されて
いました。でもやっぱり、
ベストテン入りしてほしかったなぁ。
冬の友・4年 新しい本として
ルドルフといくねこくるねこ
が紹介されました。

ある日、川の無効からドラゴン兄弟がやってきました。
何をしにやってきたのでしょう。
このごろ、ブッチーの様子がおかしいのです。
そして、思いがけないことがおこります。

思いがけないことってなになにぃ~?
と、思わずもう一度読みたくなってしまう
ような記事でした。


平成14年10月号 雑誌「母の友」より抜粋
童話作家はいかが?
私自身は読者として純粋に楽しむ一方、
多少なりとも文章に携わるものとして、
どうしてこれだけ書けるのか、うらやましく思わずにはいられない。
(中略)
日常生活の何に目をつけ、調べ、
念じていれば、自分の背中にいつの間にか空想の翼がはえ、
それで天翔ることができるというのか。
結局、読者は夢と現実のギャップの前にとり残されたまま、
著者のたぐいまれな想像力に驚嘆するばかりなのか?
でもそこに一縷の望みが……。
童話作家はいかが?なんとも意味深長なタイトルですよ。

いやぁ~、なんと言いますか斉藤先生が
超・天才作家であるということが書かれていますね。
書評書いている方は、すでに嫉妬すらしてるん
じゃないかって言うくらいの勢いですね。
今までsakuranoは「童話作家はいかが」は
ひたすら面白い本だと思っていたのですが、
文章を書いている方にとっては
才能というものを考えさせられてしまう
本であるということなのかもしれませんね。
ちょっと自分がただの読者でよかった
と思わずにはいられない書評でした。
ただの読者は作家が天才であればあるほど
素晴らしさと楽しさを存分に享受しさえしていれば
良いのですから・・・ネ♪

平成14年6月16日・産経新聞書評より抜粋
「童話作家はいかが」
本書は、人気童話作家で大学教授の著者による
作家入門書であるばかりか、物語的発想法、童話作家の生態学、
二足のわらじの処世術、児童出版会の内幕本、編集者論、
などなどと実に多様に楽しめる痛快で
ユーモラスなエンターテインメントでもある。

新刊ニュース7月号・編集担当者初25時
「童話作家はいかが」
いつお斉藤洋さんがお話になっていて「職業論」が
あんまりおかしくて、ユニークだったのを思い出し、
つい依頼してしまったのだ。
「童話作家への道」を書いて頂けませんかと・・・・・・。
自分たち編集者も、格好のねたになる
素材であることを忘れてしまって・・・・・・。
お原稿を読み始めて後悔した。
面白すぎる!うますぎる!編集者なんてメタメタだ。
しかし、童話が好きな人や、童話作家になりたい人には、
どんな本より役立つ!読んでいる内につい童話を
書きたくなってしまう!(中略)
斉藤さん、この本を担当できて本当に幸せです・・・・・・。

ダ・ヴィンチ8月号書評
「童話作家はいかが」
童話って、誰でも書けるものなの?
童話作家って、食べていけるの?
誰もが疑問に思う「童話作家」という職業の
謎に迫る愉快痛快場職業論。
名作「ルドルフとイッパイアッテナ」を生み出した
人気作家が本音で語る、これぞ
「童話作家への道」の真実。

うぅ~む。本当にすごいですね。
おそるべし。「童話作家はいかが」
特に「童話作家はいかが」の中でも
おなじみの『講談社・女性編集者』さま
による紹介文が良いですねぇ~。
愛、あふれるメッセージというんでしょうか・・・。
「童話作家はいかが」ファンにはたまらない企画ですね。
それはさておき、まだ買っていないというあなた!
やばいです。買ってください。
もう読んだワイというあなた!
お友達に勧めてあげましょう。
この本はすごく面白いんですから★☆★

世界日報書評より抜粋
「童話作家はいかが」
作家入門書は、たくさん読んでいるけれども、このようなわくわく
するような面白さを持っていたのはなかなかお目にかかっていない。
特に、ユーモラスに書かれている作家になるまでの話と創作の方法は、
ハウツーを書いたものというより、ひとつの創作作品として読めるものがある。

↑いやぁー、この人の言うとおりですね。
創作作品として読めるものがあるって、いいこと言う。 
とにかく面白い!っていうことですね。うんうん、納得。


2002年3月29日北海道新聞より抜粋
「ルドルフといくねこくるねこ」
十四年ぶりにルドルフがかえってきました。
ハリー・ポッターを読んだ男の子が、
ルドルフとイッパイアッテナの方がオモシロカッタ、
とつぶやいていたので、三作目が出たのをきっかけに
一作目と二作目をもう一度読み返してみました。
ほんとに彼の言う通り。オモシロイ!
平成版の「吾輩は猫である」ことを再認識しました。
あのネコに名まえはなかったけれど、
こちらのネコたちには名まえがいっぱいあります。
そのことが彼らがネコとしてネコらしく生きていく
証しでもあるのよね。(中略)斉藤洋さま、
四作目は遅くとも今年の秋には出してね。
おねがいします。


この新聞の記事はかなり面白かったです。
これは旭川市の「こども富貴堂書店」の
店長さんが書いたものらしいです。
話題の本であるハリー・ポッターと比べて
しっかりルドルフの方が面白いと言いきっている
この方はほんとに非常に偉いですね。
そして、斉藤先生にちゃっかり(?!)
「今年の秋までには四作目を!」などと
お願いしているところもカワイイです♪
それにしても、さすがルドルフ!
現役少年にあんなこと言わせるなんて・・・。
子どものまっすぐで正直な意見はどんな評論よりも
正しいとsakuranoは思います★


2002年3月26日産経新聞より抜粋
「ルドルフといくねこくるねこ」
黒猫のルドルフは、・・・(中略)猫たちのさりげない
思いやりとポリシーを持った生き方が
心に残るシリーズ第3弾。

お話の筋が書いてある部分は省略しました。
「さりげない思いやり」というフレーズが
思わずルドワールドを思い出させます。
そして、「ポリシーを持った生き方」というところで
何故か、わが身を振り返って見たりして・・・。
ルドちゃんは、自分のことも考えさせられる
深~い本だということを再認識してしまいました。


2002年3月28日 朝日新聞より抜粋
「ルドルフといくねこくるねこ」
おまちかね、黒ネコ「ルドルフ」シリーズ第3作。(中略)
ルドルフとその仲間たちが、一緒に悩んだり、
笑ったり、闘ったり。生きていくって・・・・・・
みんな、いろいろあるね。

このコメントを書いた人って斉藤先生の大人ファン(大人
なのに児童文学であるところの斉藤作品が大好きな人のこと)
なのでは?なぁんて、思ってしまったsakuranoでした。
それはさておき、これからルドちゃんはどうするん
でしょうねぇ。イッパイアッテナがいなくても
大丈夫だったし、友達のブッチーはパパだし・・・。
さすらいの旅ネコとかになったらどうしよう・・・。
でも、そろそろ小岩からドカーンと離れて、
冒険しに行くのも良いかもしれないと思うんです。
テーブンとでも一緒に!
駄目かなぁ?
ルドちゃんのこれからのさらなる成長に
期待してしまういけないsakuranoです。


2001年6月12日 産経新聞より抜粋
千年ぎつねの春夏コレクション
クールな千年ぎつねが繰り広げる<人間味>あふれる
不思議なショーは、人間たちを温かく優しい気持ちにさせる。
端午の節句をテーマにした春編と、七夕がテーマの夏編。

「千年ぎつね」の<ショー>て、とってもダイナミックですよね!
読んでいて気持ちがパーって広がる感じがします。
二百年ぎつねや三百年ぎつねのおとぼけぶりもかわいい
この本は、はな丸ですね♪
今月は、七夕の季節でピッタリですね☆

2001年3月20日 産経新聞より抜粋
ジークⅡゴルドニア戦記
ジークは同盟国の王子として大船団を率いて、父の国へ救援に向かう。
海戦あり、上陸戦あり、ゾウを押し立てて攻めてくる
敵軍の包囲網からの脱出あり、変装して検問をぬける際の
「勧進帳」ありと、手に汗にぎる面白さ!

ジークⅡは、女子高校生に大人気なんだそうです。
でも、sakuranoはそれすっごく納得しちゃいます。
ジークⅡに出てくるカリョービカや彼女の王宮護衛隊は
美しく、そして、格好良いもの♪
そしてちょっぴりもの悲しいかな。
この切なさがジーク!
っちゅうこっちゃね★(オットセイのお父さんの真似っこ)


2001年2月20日発行poroco3月号
空とぶ絵本11 今月の本より抜粋
空中メリーゴーランド 理論社
氏名・年齢不詳の「ぼく」と空とぶシマウマの冒険物語。
子どもの夢の中に大人が迷い込んでしまったような、
ちょっぴり滑稽でとびきり素敵なファンタジーです。

sakuranoは「空中メリーゴーランド」とっても好きです。
「とびきり素敵なファンタジー」と言う部分がsakuranoも同じ意見です。
この本の世界って、難しく考えると生でも死でもない世界って言う
感じかなぁとも思います。そこがまた、この本の魅力をさらに大きく
しているんじゃないかなぁーなんて思います。大人が読むべき
斉藤洋作品だ!と、間違いなく言えますね!!


2000年12月20日 京都新聞 「本 子どもに贈ろう」
~あなたならどんな本を選びますか~より抜粋
「楽しい、と言えば「なん者・にん者・ぬん者」
シリーズはいかが。
まぬけな術しか使えないひなた丸が、
なぜか最後には悪者をやっつける。
人気の秘密は「失敗したり、不完全だったりする自分。
それを≪なんとかなるよ》
とすくい上げてくれるからでしょうか。」

sakurano的には、ひなた丸の術は全然間抜け
じゃないよぉ!!っと叫びたくなってしまいますが、
「楽しいと言えばなんじゃ~シリーズ」と言いきっているところは
その通り!!!だと思います。