Rit's English School(リッツ 英語教室)






バナくん


リツコ先生に聞いて

みました!
講師

山本 里津子  (やまもと りつこ)





バナくん:リツコ先生と英語について教えてください。

―そうですね、自宅教室を中心に、小中高校生を中心に教えてきました。その他、幼児さんや大人の方のためのレッスンと幅が広がり、それぞれ生徒様の目的に応じたレッスンをしてきました。自宅教室以外では、これまでに島根大学大学生協英語コミュニケーション講座、(株)出雲村田製作所英語研修を担当したり、出雲国際交流プラザで絵本で学ぶ大人の英語クラスなど開講しています。

同時に通訳案内士として、世界中から日本を訪れるお客様の観光ガイドをしたり、通訳もしていますよ。

バナくん:へー、ガイドや通訳も?
―そうなんです。ガイドの体験や通訳翻訳の機会を通して生きた英語や情報に触れること、異文化に触れたり実際に英語でコミュニケーションすることが、英語を教える際に大変役立っています。英語を使っての嬉しい体験や失敗談、世界の人々のことなどの生きた情報を生徒さんに伝えられるからです。
それだけではないんです。ガイドでは、お客様に日本の観光地や文化の魅力をお伝えするのが大きな仕事ですが、何をどういう風に話すと伝わるか毎回よく考えることで、プレゼンテーション力が鍛えられます。レッスンでの発表する時やスピーチ作成の際に、自分の経験を生かして生徒様にお伝えしています。


バナくん:リツコ先生のレッスンでは、毎回宿題が出ると聞いたんですけど、本当ですか?
―その通り!英語ができるようになるには、英語にたくさん触れることが大事なんですよ。教室で学んでできるようになったことも、おうちでCDを聞いて練習しないとすぐ忘れてしまうんですよ。反対に、しっかりCDを聞いて覚えてくればどんどん分かることが増えて次のレッスンがとっても楽しくなるんです。

バナくん:そうなんですか!でも、先生は英語が使えるから、宿題はしなくていいんですよね?
―とんでもない!当然私も、毎日英語に触れていますよ。新聞を読んだり、ラジオ講座を2つ以上聞き続けているし、プレゼン用の原稿も書きます。英語学習クラブにも所属し、学習のモチベーションをキープしています。仲間の存在は語学を続けるための秘訣ですね。教え合ったり、励まされたり、コツを学んだり。


バナくん:海外での経験があれば、教えてください。
大学4年の時、ロータリー財団の奨学金に応募して、長年夢だった留学の機会を得ました。アメリカ、ミシガン州にある小さな大学で、ダンス、アート、スピーチプレゼンテーションなどを学びました。

バナくん:いいな〜。楽しかったでしょうね!
―ええと、、、実は当時はとてもに辛くて逃げ出したい毎日でした。勉強が厳しいというより、自分のアイデンティティがなかったので、気持ちが不安定になりました。自分をよく知ること、自分の地域や日本について知り、日本人として自信をもっていることがとても大切だということを留学生活から学びました。何も語れなくては友達も作りにくいし、身のこなし方もわかりませんからね。誇りや自信があれば、辛い時の支えになります。楽しいことも辛いことも含めて色々な経験ができ、今では何事にも代えがたい財産です。
ミシガンの冬の厳しさ(−26度)が懐かしいですね。防寒着を3着も買いました!


バナくん:英語講師になる前はどんなお仕事をしていましたか?
―英語教師志望だったのですが、言語とコミュニケーションについて学びたくて言語聴覚士になりました。そして病院で、脳の病気のため言葉や食べることに障害をもった方へのリハビリテーションの仕事をしてきました。多くの患者様とご家族との出会いから、コミュニケーションが最大の生きる喜びであること、自己確立と人との関係づくりの大切さを学びました。これらのことを英語を教えることで伝えたいと思い、(株)mpi松香フォニックスにて人を育てる児童英語指導メソッドを学び英語教室を開業しました。


バナくん:リツコ先生の趣味はなんですか?
―旅の計画と、時に実行です。ノートに旅のプランをたくさん作ってためています。(笑)

バナくん:海外ですか?
―両方です。学生の時はお金をためては海外に行きました。
でも英語を教えることやガイドを始めると、もっともっと島根のこと、日本のことについて知りたいと思うようになったんです。今でも海外で行きたいところは山ほどあります。スペインで色んな建築を見たり、マーケットに行ったり。話すときりがありません。
バナくん:なーるほど!


バナくん:これから英語を学ぼうとしている方へメッセージをお願いします。
―英語は、自分の可能性、人との出会いなど、たくさんのチャンスを運んでくれます。
それから、英語で自分を表現することの楽しさをぜひ味わって欲しいなと思います。あなたやお子さんが恥ずかしがり屋だとしても、大丈夫!きっとその楽しさがやみつきになります。
試験や受験のために英語に取り組んでいる方も、一つ一つ分かることを増やして、一緒に自信を積み上げていきましょう。