【大人から始めるバレエ よくある質問】
質問1:どのような方が習っているのですか?
当アカデミーは大人の方が対象なので、ほとんどの生徒さんが成人です。60歳代、
70歳代の方もいらっしゃいますが、20代から40代の方が多いようです。 学生の方、
OL、自営、主婦、教師、医者、看護婦、無職、劇団員、などいろいろです。
質問2:体が固いのですが、バレエができますか?
実際にお稽古をしてみると、自分は体が固いと思いこんでいるだけで、本当はそれほどでもないという方がほとんどです。 当アカデミーは、解剖学に基づいたレッスン方法を採用しているので、今まで体を動かしていなかった方でも無理なく、
またケガなどの恐れのないお稽古ができます。
そのために、普通のレッスンの他に「ストレッチとエクササイズ」のクラスをもうけているので、
大人の方でも不安なくお稽古を始められます。
質問3:これまでバレエの経験がないのですがレッスンに付いていけるか心配です。
ご心配はいらないと思います。
当アカデミーのほとんどの方(約8割)が大人になってから始めてバレエを習う方です。
残りの1割の方は、小さいときに習ったことはあるものの長い間中断している方。
他の1割の方は大人になってからカルチャースクールなどで短期間レッスンを受けたことのある方です。
初心者のための基礎クラスでは、簡単な動き、ゆっくりとした動きからスタートします。
始めてやることですから、できないのは当たり前。できるようになるためにお稽古をするのですから、あまり構えずに始めて下さい。
質問4: 初心者のためのレッスンほどのように進められるのですか?
始めてバレエのレッスンを受けるということは、これまでほとんど使っていなかった筋肉を動かしたり、
やったことのない動きをするということです。
筋肉だけでなく、筋肉を動かす指令を出す頭脳の方も始めてのことなので、どのように指令を出したらいいかとまどっています。
ですから、始めはできないのは当たり前のことです。
ではどうやって進んでいったらよいのでしょうか。
先ずは、一緒にお稽古を受けている先輩の動きをよく見てまねることです。とにかく動いてみましょう。
始めは形になりませんが、動いていく内にだんだんと、どの筋肉をどのように動かせばよいのか身体の方が感知していってくれます。
始めのうちは先生はあまり注意してくれないと思います。
最初から細かいことを要求したら、身体も頭脳もどのようにしてよいか分からない状態なので、
よけいに混乱してしまうからです。
だから、何も言ってくれないからといって無視しているわけでないので安心して下さい。
理解できるだろうと思うときがきたら、キチンと注意してくれるはずです。
先ずは思い切って体中を動かしてみて下さい。身体と頭が動き出せば、バレエは人間の身体にあった動きをする訳ですから、
いずれは必ず踊れるようになれます。
質問5:バレエ用語を勉強した方が良いでしょうか。
本などを読んで特別におぼえる必要はないでしょう。
基礎科ではレッスンの中で用語の説明などをしているので、お稽古をしながら自然におぼえていくと思います。
ただ、バレエ用語はフランス語なので、フランス語の意味を知っていると
バレエの動きが要求していることが理解しやすくなるということは言えます。
質問6:入会体験レッスンについて/レオタードを着なくてはいけないのでしょうか?
入会体験レッスンの時の服装はご自由となっています。
ただ、バレエは全身を隅々まで伸ばしていくような動きなので、レオタード以外ですと動きが妨げられて踊りにくいということは言えます。
一般に、始めはレオタードなど体の線がハッキリ見えるものを身につけるのは抵抗があるので、
ジャージなどを着て体験レッスンを受ける方もいらっしゃいます。
いずれの場合も、裸足では踊れないのでバレエシューズだけは着用していただいています。
お持ちでない場合、シューズを貸し出しておりますので、体験レッスンのご予約の際に靴のサイズをお申し出下さい。また、レオタード、タイツも無料にてお貸ししていますのでこちらもお気軽にご利用下さい。
生徒さんの声を聴くと、「レオタード姿は、一回目のレッスンの時は、お稽古が始まるまでは気になっていたけれども、
始まってしまったら忘れてしまったし、2回目からはぜんぜん気にならないようになった。」ということです。
お稽古着をお持ちでなくて新しくお求めになる場合、使いやすいタイプ、使いにくいタイプのものがありますので、
体験レッスンを受けてから先生にご相談の上お求めになった方が無駄がないと思います。(当アカデミーでは販売しておりません)
質問7:O脚は直りますか?
O脚、X脚、猫背、外反母趾、体が固い、体力がない、太っている、やせている、など様々な悩みをかかえた方から問い合わせを頂いています。
もちろん、当アカデミーは病院でもなければ、治療院でもありません。
ただし、バレエのレッスンでは解剖学に基づいた、身体の仕組みに反さない、正しい姿勢や正しい身体の使い方を習っていきます。
従って、正しいレッスンをすれば、身体本来の健全な形に近づいていくのは明らかです。
その上、レッスンで習ったことを忘れずに、普段の生活でも注意すれば格段に違ってくるでしょう。
個人差がありますが、O脚、猫背などは始めてのレッスンで目に見えて改善されることが多いようです。
「正しいレッスン」、「自分の努力」、そして必要であれば信頼できる治療師の「施術」、この3つがそろえば、改善されない悩みはないでしょう。
質問8:大人から始めてもトウシューズがはけますか?
もちろんです!大人になってからバレエを始めても、正しい姿勢、正しい筋肉の使い方をマスターすれば、
どなたでもトウシューズをはいて踊ることができます。
目安としては、個人差がありますが週3回以上レッスンをして1年半から2年、週2回ぐらいで2年から3年お稽古をすると、
トウシューズをはく準備ができると思います。
ただし、週1回のお稽古ではトウシューズをはくだけの筋力はなかなか付かないでしょう。
質問9:レッスンはどのようなことをするのですか?
(1)一般的なお稽古では、先ずは、バー(手すり)を持って、正しい立ち方、基本的なパ(型)、
正しい身体の動かし方の練習をします。その後で、バーから離れてセンター(お稽古場の中央)で、
バーでしたことと同じ様なこと、プラス、舞台では身体をどちらに向けて立ったらよいかなどを練習します。
バーとセンターのレッスンの割合はクラスによって違いますが、3:7~4:6くらいです。
(2)トウシューズクラスでは、バー・レッスンの後トウシューズをはいてレッスンします。
(3)普通のレッスンの他に、週に2回、バレエのための「ストレッチとエクササイズ」のクラスがあります。
ここでは、解剖学に基づいた、正しい身体の動かし方やストレッチの方法などを、集中的に習います。
この時に習った方法で普段のお稽古をすれば上達も早く、ケガなどの心配もなくなります。
質問10:発表会はありますか?
当アカデミー単独の発表会は1年おきに催されます。
その他に、板橋区主催の合同公演が年に1~2回開催されます。
指導理念の項目にも記述されていますが、バレエは総合芸術であり、バレリーナは舞台で表現する芸術家です。
従って、舞台で発表する場である発表会や公演は非常に重要です。
公演は希望者のみの出演になりますが、発表会には出演することが原則になります。
舞台で表現することのないバレリーナは、バレリーナではありません。
それでは、バレエのレッスンはただのトレーニングになり、バレエは体を鍛えるだけの道具になってしまいます。
体が丈夫になったり、柔らかくなったり、美しくなるというのは目的ではありません。
バレエという芸術を志して、レッスンを積み重ねることで結果として手にはいることなのです。
質問11:出演の費用はどの位ですか?
出演演目や出演曲数によって様々ですが、初心者の方が発表会に始めて出演する場合、月謝の2ヶ月分ぐらいが目安です。
質問12:出演すると特別なレッスンをするのですか?
振り付けは普段のお稽古の時にするので、それまでのレッスンのスケジュールを変更する必要はありません。
発表会の練習が始まっても、これまで通りのペースでレッスンをする方がほとんどです。
演目によっては、月に1度くらい合同の練習がありますが、出演者の都合に合わせたスケジュールになっています。
質問13:発表会などの練習はどの位続くのですか?
演目によって違いますが、公演などの場合は短いときで2ヶ月間くらいから、発表会では長いときで6ヶ月くらいです。
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