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ぬくもり通信 No44

 

ぬくもりの十五年を振り返って

 

清水 初江

平成八年三月二日に設立の会を開いて早や十四年余が経ちました。思い起こせば、立ち上げの発起人 Iさんが「これから来る高齢化社会、核家族の子育て不安に向けて、自分達で出来ることはないか、少しの手助けで助かる人がいるのではないか、東久留米でそんな場所があったらいいと思う。」の声かけで、四人で始めました。
「場所は?」「何から始めたらいいの?」解らないことばかり、取りあえず ヘルパー三級の講座があり受講することにしました。Iさんが、この話に関心を持って「話を聞きたい人がいる」、ということで、看護師のKさんが加わり、五人で話を始めました。Kさんは代表も引き受けてくださり、事務所探しから始まり、「ぬくもり」と命名してくれた名付け親でもありました。
又、立ち上げに当たっては賛同者も増え、その方々の大きな力もありスタートが出来たのだと思います。
事務机を始め、必要な品は、皆様が提供して下さいました。
先輩である小平の「ひまわり」様にはいろいろ教えて頂き大変助かったことが思い出されます。尚東久留米社会福祉協議会のご支援も受けました。
利用会員の方も徐々に増えぬくもりを利用して戴きました。今振り返ると身体介護、家事援助、子育て支援、障害者支援など夢中でやってきたという思いです。
平成十二年には介護保険制度が施行され、老人福祉の在り方も変わってきました。ぬくもりも法人格を取得し、地域の中で社会的責任を持って活動することが出来るようにと、一年間話し合いや勉強会を持ち、平成十四年NPО法人を取得しました。
十五年の道のりは本当にいろいろな事がありましたが温かい目で支えて下さった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

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会員数
(2010年7月現在)
利用会員   61名
正会員     39名
賛助会員   20名
計       120名