ぬくもり通信　No３５

理事長挨拶

矢澤　健司

『ぬくもり』が平成八年三月一日に発足して十二年目になりました。
平成十四年四月五日よりＮＰＯ法人として発足、当初の助け合いの精神を継承し、さらに法人として社会的責任をもって活動してきました。自費によるたすけあい活動に加え、市の生活支援を平成十四年四月から、平成十五年二月から介護保険事業を始めました。
昨年度の活動内容は介護保険が全体の３５％でした。自費の家事援助及び身体介護が２０％と大きな比率を示しています。障害者の支援については、平成十六年二月に事業所の認可を受け、十七年度より支援事業を行っています。　平成十八年度四月から障害者自立支援法になり、利用者も２５％と、介護保険についで大きな割合を示しています。子育て支援は３％に加え、昨年、さいわい町診療所で病後児保育「めぐのへや」が開設されたのに伴い、診療所と出向契約を結び支援しました病後児保育が　１７％になりました。
介護保険も介護予防が本格的に導入されました。障害者の支援も三障害(身体、知的、精神障害)を支援することになり、介護事業所の役割も益々増えてきました。利用者の方々へのよりよい支援のために関係機関と十分な連携をとって活動することができました。
十八年度から介護事業所の情報公開が義務付けられ、十二月に調査票を提出、十九年一月に訪問調査を受けました。結果はインターネットに公開されています。毎年行われる調査に対応するために、必要書類の整備、実施記録、ヘルパー研修等、内容の改善を行っていきます。昨年度の実績を生かし今年度も充実した活動を行います。

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会員数
（2007年7月現在）
利用会員　　　７３名
正会員　　　 　４４名
賛助会員　　　２３名
計　　　　　　 １４０名