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ぬくもり通信 No33

特定非営利活動法人たすけあいぐるーぷぬくもりは第六回総会を終え、十八年度の活動を開始しました。

総会は六月三日(土)午後一時半より三時四〇分まで、さいわい福祉センター第一学習室において開かれました。
正会員の出席者は二十一名、委任状は十九名で総会成立。
議長に藤井誠さんを、書記に高橋秀子さんを選出した後、議事に入りました。
十八年度もこれまで同様、緊急に助けが必要な場合に駆けつける隣人としての、ぬくもり独自の活動を行うと同時に、さまざまな事業を展開いたします。
介護保険事業では、「でんでんむし」、「ファミリー」と協同で、居宅介護支援事業「ケアプランネットくるめ」を立ち上げ、高齢者へのより良い支援を目指します。
障がい者への支援では自立支援法に基づいて、障がいがあっても地域で安心して生活できるよう、手助けをします。
育児支援は、子育て中の両親の心身の支えとなれるよう、また「めぐのへや」での病後児保育にも協力します。

「障害者自立支援法」に基づいたケアが始まりました。

自立支援法が施行されてから四ヶ月が過ぎました。
現在「ぬくもり」では、二名の利用者を手助けしています。
Kさんの場合、週一回デイケアに行かれる他は、一日八時間をヘルパーと共に過ごされます。ぬくもりの六人のメンバーが交代で行っています。家事などの日常生活の支援を受けながら自分のことはできる限り頑張ってやり、車の運転もして、趣味や外出を楽しんでいらっしゃいます。
またMさんの場合は、ヘルパーとプールに行きます。水に入ると我を忘れるくらい夢中になって泳いでいらっしゃいます。大切な時間なのですね。
自立支援法にも、問題点も残されていますが、だんだん現実に則したよい制度になっていくことを期待しています。
今後「ぬくもり」が単なるヘルパー派遣だけでなく、障がいのある方ご自身や家族と”何がベストなのか”を一緒に考えられるようになれたらと思っています。(文責 杉尾)