株式会社ナサカルーフ

贔屓にさせて頂いている建具職人さんの組子細工。コースターや鍋敷に・・とは言われたものの、使うにはまだもったいなくて、しばらく木の香りを楽しみ眺めています。

日本の誇れる伝統工芸の一つの組子細工。温かみがあって、木の香りがして、職人気質を感じるのは私だけではないはずです。和室に限らず、洋室や子ども部屋にだって、こんな素敵な細工が施される空間を設計・提案したいと思います。

先日現場調査に山ノ内町に行った帰りに遭遇したおサルさん。おサルさんの世界の中でも彼らなりの秩序があってコミュニティが存在しているのだろう。

こんな山奥にも遊歩道があって人が通りやすく整備されています。自然と向き合う度に、人と動植物とが幸せに共生できる関係の構築を考えさせられます。

「なぜこの方法なんだろう？」

「なぜこれなの？」と一つ一つの案件に向き合う度に考えるようにしています。キレイな写真や建築物に出会えた時は特に気持ちが高まります。

きまって「なぜ」を考えると前進、進歩している状況に必ず繋がってきます。

「ありがとう」は漢字で書くと「有難う」です。有るのが難しいと書きます。「有難う」の反対言葉は「当たり前」だそうです。日常にあるありがたさも、今年も続くコロナ禍の今でこそ分かります。

施主様から頂く「ありがとう」の重みこそが前進する糧になっています。

国交省のグリーン住宅ポイント制度の申請がはじまっています。断熱やリフォームをお考えの施主様にに併せてご説明させていただいております。

１０月末までの申請が対象ですが、ギリギリの申請になってしまうと毎回私が緊張していますので、計画的に考えていきましょう。

古い屋根瓦や土壁を触ると、当時の先人達の知恵と努力、尊敬の念をも感じます。世代が変わり、多くの土蔵が取り壊しの選択をされてしまう今日、保存と利用に向けて再生を選択される施主様もおられます。

先人達が大切にされていた気持ちに、少しでもより添えるようなそんなリフォームをしていきたいです。

お施主様からのご相談を受けて、壁をサイディングでの施工に決定。満足いくようにキレイに蘇らせてみます。[Before]

沢山の中からこちらの色に決定しました。秋晴れに映えてご満足頂けたようです。材質や施工方法はもちろんですが、青色も白色も、暖色系から寒色系と幅広く本当に奥が深いです。周りと気持ちよく調和する「色選び」は緊張する瞬間の一つです。