まぁ絵を見てください。かなりバグった曰くありげな機関車が背の高い石炭車を牽いています。
青梅の近くに「東京炭鉱前」と言うバス停がありましたので、そこから創造を働かせて「東京炭鉱鉄道」と言う専用(架空)鉄道を立ち上げて見ました。
昭和17年、府下西多摩郡I蔵村の小規模な炭鉱から、S武鉄道のM加治駅までおよそ5キロを敷設。ビッグサンダーマウンテンめいたバラック機関車が、たった一両の石炭車を牽いてM加治に来ると、S武鉄道は川砂利列車の最後部に連結し、H谷だったかN馬だったかまで引っ張って行ったそうです。
昭和21年春まで運転をしていました。線路は朝鮮動乱の頃剥がされて、車両共々古金屋に売り払ったそうで。
虎の子の機関車は、絵の一両のみ。元北炭で使用されていたHKポーター製のモーガル。国鉄7100辺りの払い下げを騙し騙し使っていました。鉄材の供出でキャブは板材で塞がれ、テンダーはオリジナルではなく、これも地元の大工がこさえた、板張りコールタール塗り。走る時は煙突から煙ではなく、「墨汁」を吹き散らし、猛烈に揺れながら(最高時速7キロ位)活躍していたそうです。
なんてな具合で。東京炭鉱鉄道。如何でしょう?