みんな。彼らの叫びを聞いてくれ!
彼らは口もなく手足もない。黙ってそこに突っ立っているだけだ!
でもその魂は限りなく熱い!
彼らの叫びを感じ取ってくれ!


バス停の熱いソウルをっ!!


fig.1  雨降らせろ


平成13年6月3日

心憎いまでの快晴の空の下、バス停だけが
ただ雨乞いをしているのであった。


fig.2  雨降ってない



それでも無情な空は、相変わらず上天気を
授けてくれる。頑張れバス停!

fig.3  覗こうにも


平成13年6月3日

どこにもないじゃんか!女湯!


fig.4  明るい空の下



覗こうにも覗けない女の湯でした。

fig.5  見ての通り


平成13年6月3日

何もない。でもバス停だけは主張する。
「お祭りだーい」


fig.6  人跡絶えて音更に無し



寂しい、寂しい、寂しい、寂しい、寂しい・・・。

fig.7  バス停は振り返って・・・


平成13年6月3日

頬を赤らめた。
「ホホホ、イヤですわ伯母様ったら」


fig.8  しっかしこうやって見ると



随分貫禄のある伯母様ですな。

fig.9  下りだ。上りは走ってねぇ。


平成13年6月3日

ホントだよ。バス停がそう言ったんだよ。ホントだよ。


fig.10  なぁんだろう、これ



漢字にすると何て書くんだろうね。

fig.11  一見何の変哲もないバス停


平成13年6月3日

ちょっと見ると結構いい男です。でも・・・


fig.12  一年を三日で暮らす



じゃないけど・・・。
時刻表に注目。休日に一本しか走っていない。
つまり普段は一週間に一度しかバスが来ない。
アメリカの汽車だってもう少し走ってらぁな。
しかも「保健所前」ってバス停なのに、近くに
保健所なんかどっこにも無い。
誰かJAROに電話しろよ。

fig.13  あぶり出しかよ!


平成13年10月6日

完全に消滅してやがる・・・。きっとあれだよ。ミカンの汁か何かで 「あけましておめでとう」か何か書いてあるんだよ。


fig.14  三越前かよ!



平川屋さん、ずいぶん頑張ったんだね。この商人魂は見習わなくちゃ。


特集:ヒノミシタの研究



ヒノミシタ:金属類バス停目バス停科。ヒノミシタは「ヒノミヤグラ」に 寄生し、宿主が枯死した後も生存する程の強い生命力を持つ。
我が国では、主に埼玉県西部に群生する「ムサシノヒノミシタ」と千葉県 北部に群生する「ボウソウヒノミシタ」に大別される。
学名は「イチニチヨンホンシカコナイノハドウカトオモウゾ」。

fig.15  落ちたバス停の魂


平成13年10月6日

これ読めないんですけど、「金剛下火の見」と書いてあります。丸板の リベットが腐って落っこちていましたので、普段は標識板は地面に寝かせて やすませてあげているそうです。


fig.16  ツーン!


平成13年10月6日

「親と上司は選べない」と言う格言があります(今作った)。
このヒノミシタは、隣のカーブミラーと折り合いが悪いらしく、お互いに 無視しています。お隣同士なんだからもっと仲良くすりゃいいのにね。


fig.17  命を捨てて


平成13年10月6日

俺もバカだね。これ撮った瞬間、5センチ離れた所をトラックが凄い勢いで 走っていった。


fig.18  段々虚しく・・・


平成13年10月6日

丁度学校が引け時で(って言わないか、下校時?)カメラ構えている脇を 小学生が暴徒のようになって駆け抜けて行く。多分次の朝礼で「最近変質者 が増えていますので・・・」なんて訓示があるんだろうな。


fig.19  この人は・・・


平成13年10月6日

バス停じゃありません。ちょっと持ってて貰ったんですけど、 婆さん!不思議なモノを見るような目つきをするんじゃない!頼むから!


fig.20  最後くらいは


平成13年10月6日

実は「火の見下」バス停を撮り続けて何十年。火の見やぐらだけが 無くなっていて、バス停の名前にだけ、その名残を留めているケースが 殆どでした。大方は村の中心のバス停に多かったようです。消防が発達 して、火の見やぐらは用を為さなくなってしまったのでしょう。
最後にお目に掛けるのは、それらの中で唯一、火の見やぐらとツー ショットが撮れた稀有なケースです。
心なしかバス停も嬉しそうですね!


fig.21  火の見やぐらのミニチュア


平成13年10月6日

オレ、これ欲しいわ!
最後に可愛らしい火の見をお目に掛けましょう。
・・・いや、これ欲しいわ、オレ。何処で売っているのかな?東急ハンズで 売ってないかな?



fig.22  智恵子は言った…


平成13年11月3日

東京には炭鉱がある。労働争議もある。共同罷免も、炭鉱節もある。 だけど本当の空は無い。

fig.23  都バスよ、お前もか。


平成13年11月3日

トレンディスポットから炭鉱前まで、あらゆるオブジェクトを網羅する 玉虫色のイカしたヤツ。東京都交通局からのお知らせでした。

fig.24  保証するって言われてもねぇ、関西ミートセンターの件も ある事ですし(坂口厚生労働大臣談)。


平成14年2月10日お預かり

時節柄この名前はいかがかと・・・。しかしこの会社は○印乳業とは無関係 なんだそうで。
この写真は北海道の川原様よりお預かりしました。著作権は川原様にあり ますので、ご了承ください。

fig.25  バス停の行列


平成15年5月05日

バス停に並ぶのはお客さん。でもここではバス停が並んでいます。
良く見えないんですが、バス停の名前は右から「横田」「横田」「横田」。
出席をとる。横田。ハイ。横田。ハイ。横田。ハイ。
因みに真中の「横田」は早死にするよきっと。