模型架鉄-遠海島の軽便鉄道




模型架鉄の事-遠海鉱業幅曳鉄道の記-
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Gゲージにかなり首まで、と言う状況下にあって、事態は益々複雑性を帯び始 めました。LGBのレールシステムは非常に堅牢に出来ていて、何年戸外で雨 晒しにしていようと、きちんと保守をすればちゃんと走ると言う事です。
先般友人からLGBのレールシステムを譲って貰い(本当に感謝します)、早 速整備方々繋げて見ました。


レール表面を雑巾と「手のひら」で磨き(手もキレイになった)、ジョイナー に「LOCO」を染み込ませて見た所、全く問題なく走行します。


ここで気が ついたのは、LGBと比較してHLWの機関車はややビビりがちであったと言 う点。丁度昔のバックマン・TOMYの動力車を思い出しました。集電靴の有 無と重量の差はここに現れます。


しかしながらジョイナー部分の更なる清掃と電圧降下の解消をすればきっと快 調に走る事でしょう。



本来これは戸外に設置して「庭園鉄道」として楽しむのが本筋なのでしょうが 、如何せん私の「庭園」とはトラックの転回場であり、アパートの住人の為の 駐車スペースだったりするので、恒久的な庭園鉄道の設置に向かない事に掛け ては何処にも引けを取らない筈です。
では屋内ではどうか。確かに私の家は工場を兼ねている為に割りに広い造りに なっています。


作業場の広い台一杯に線路を敷いて丁度良いサイズです。しかしこれでは仕事 に支障を来たす事は明白。
運転をしていると、この作業台を寝床にしている野良のチンチラが、停止して いる車両を珍しそうに見ていたので、動かした所すっ飛んで逃げました。飯の 時間になっても帰って来ません。右上で幽霊のように流れている白い物体がそ の野良チン。
どうでも良い事ですが、ネコは自分より小さな物を餌と思う習性があるそうで すね。従前もNやHOeの車両にじゃれたり咥えてどっか持って行こうとする 事は良くありましたが、ネコとほぼ同サイズのGゲージの場合はじゃれるどこ ろか飛んで逃げる事が判りました。これも大型スケールの利点です。

さて、今考えているのは、適当な厚さのベニヤを道床の形に切断し、線路周り だけを完璧に工作(バラストは園芸用の軽石あたりか)し、必要に応じて庭に 設置する方法です。これならば収納にも場所を取らず運搬にも便利です。例に よって工作は「泥縄式」になるでしょう。或る程度進んだらその辺も。
しかし「Narrow gauge and short line Gazette」等の記事を見るにつけ、連中 は本当に気楽に楽しんでいるなぁと思います。それにしても線路を蒸している 草はどうやって作ったんだろう?
それにつけてもホイットコムの欲しさよ。


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