列車イラストについて書く 及び豆列車曼荼羅(全2頁)




始めてパソコンで鉄道車両の絵を描いたのは、1999年春頃、羽根鉄道のキハ21でした。

当時は輪郭線を黒で表現していたのですが、後にそれを廃しています。光の当たる方向を右斜め上に統一して、窓枠やドア部に陰影を表現する事で立体を表しています。これは今でも変わりません。
リニューアル前の画像が亡失(詰まり上書き保存)していました。
図の軽快ガソリンカーを元にして切ったり貼ったり伸ばしたりしてその他の全ての車両イラストに変化しています。私の描く車両絵の遠の御親がこれです。



この頃はまだ彩度が高めでした。後に彩度を抑えて沈んだような色合いに変更したのは、背景画の中に車両を置いた場合に自然に見えるようにする為です。
スケールは特に設定していません。自分の感覚で上下左右の比率を決めました。なので初期のイラストは縦横比がおかしく、腰板部が1~2pc高くなっています。



後に、Zゲージの国鉄型客車のペーパークラフトを作った時に、元の絵をこれらのイラストから引いて来ましたが、驚いた事に偶然1/220に近いスケールになっていました。これは全く狙った事ではありません。




ペイントツールで描画した後は、jpegで保存するのが普通でした。保存領域の節約と、jpegの嵐をわざと作成してぼかす方式を採り、これが後になって保存イラストの改変の困難の原因になりました。現在では基本的にpngで保存しています。



つい最近(遠海島以降)のイラストは、一部に180%拡大画像を作成しています。丁度、Nゲージで省略されていたディテールが、16番ではきっちり表現されているようなもので、一葉一葉の作成時間は長くなりますが、存在感はやはり無視できません。


今後は、徐々にこの180%拡大画像にアップデートして行きたい所ですが、如何にせん保存領域の問題と、モチベーションの問題で、全部移行は困難でしょう。一部のみ改変して、残りは従来のZゲージサイズでリニューアルして行く事になると思います。

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