103系の進出(1970~80年代)





神中線から旧型国電が完全に消えたのは1980年の春改正の時だったと記憶しています。103系の投入開始の1974年以来、103系と73系は同居していました。
神中線の103系は、大崎と津田沼から派出して来た車両を充てたようで、山手線のウグイスと総武線のカナリヤが混じった(ある意味神奈川県内の電化路線ではお馴染みの)ゴタマゼ混色編成が長い間楽しめました。
起点である横浜駅には同色の根岸線や横浜線が乗入れている為、神中線のウグイス車には誤乗防止ステッカーが貼られていたのを思い出します。新性能車統一時には、車体色は一応カナリヤに統一されていたと思います。

Tc(103)+M(102)+M(103)+T(103)+M(102)+Mc(103)→厚木

その頃相模線では、1980年にはキハ30系化が完了し、塗装も図に見るように「首都圏色」に統一されました。確か1981年の正月、寒川駅でキハ20を併結した列車を目に止めましたが、相模線で20系を見たのはそれが最後だったと思います。



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