北武鉄道について
今から15年以上前、添乗業務で某所に宿泊した折、夜に何もする事が無くなったのを良い事に、テーブルの上に広げた一枚のコンピュータ用紙。
数時間を掛けその上に書き出された架空の関東地方と、東武線とも国鉄ともつかない架空の大手私鉄。それが北武鉄道です。
その後数次に亙って改修・拡大を見た結果「どうにもこうにも手が付けられない」状態となってしまい(この辺り、架鉄作者の方ならお判りでしょう)、結局お蔵入りとなった次第です。
本稿には記載しておりませんが、原案には離れ小島の非電化支線「羽根線」と言う路線がありました。これをトリミングした結果、羽根鉄道が誕生した訳です。
この羽根鉄道のゆりかごを再度編集出来ないものかとサルベージしたのが、今回お目に掛ける北武鉄道の姿です。
架空の地勢(都県名と地物名は一部現物から採っています)の上に載せた地名は全て架空です。一応の目安として、鍛冶橋=浅草・下谷、前田市=前橋、浅妻=宇都宮、茂内=十日町、黒井川=長岡、豊多摩=池袋、上本宿=森林公園、越戸=寄居位とお考え下さい。
作者がこの架鉄で表現したいモノとは、他の諸架鉄と異なる所はありません。時代に適合しなくなって来たモノ、弱く儚いモノ、見るからに不恰好なモノ。
都会の片隅を走る「一駅支線」とその主役である「厚化粧旧型車」。鉄道成立時の事情による電化線・非電化線の連絡駅。何度も改修を受けながら未だに現役の中型電車、及び40年に亙って製造され続けたロクサン系電車のバラエティ。黎明期のアメリカ製SL達。
それらの表現したいモノの前提として、この北武鉄道と言う玩具箱を引っくり返して見ましょう。
余談ながら、chazさんの「北武急行電鉄」とは関係ありませんので、予めご了承下さい。
北武鉄道概観1:路線図
北武鉄道概観2:路線の伸長
北武鉄道概観3:使用車両概観
北武鉄道概観4:動力方式
北武鉄道概観5:停車駅一覧
北武鉄道概観6:事業者の変遷
北武鉄道概観7:
線路配置の変遷
北武鉄道概観8:駅に集う車両群
特急用車両の変遷
快速用車両の変遷
通勤用車両の変遷
気動車の変遷
貨物用車両の変遷
北武鉄道成立以前の車両
他社へ渡った車両
青写真