正誤表

出版物のうちに以下の誤りがありました.お詫びして訂正いたします.

『「人工知能」前夜』青土社,2018年

- p.16 9~10行目 ハーマン・ホレリスについて
(誤)「一八九六年にパンチカード機を開発した」→ (正)「一八八九年にパンチカード機を開発した」
(備考)1896年はホレリスがTabulating Machine Companyを設立した年です。

「科学史・技術史関連科目とはどのような科目か?―2016年度シラバスのテキストマイニングを手掛かりとして」 2018年

- p.13 下から15行目 (誤)「Jaccard係数1.8」→ (正)「Jaccard係数0.18」
- p.16 下から2行目(誤)「情報関運科目」→ (正)「情報関連科目」

「ウィーナーの「サイバネティクス」構想の変遷―1942年から1945年の状況―」 2008年

- p.24 上から15行目 (誤)「学際会議は翌年から」→ (正)「学際会議は翌々年から」
- p.24 下から9行目(誤)「1945年3月8日9日の2日間,目的論学会の2カ月後」→ (正)「1946年3月8日9日の2日間,目的論学会の14カ月後」

「C.E.シャノンによる情報量概念の導入について―通信理論と暗号理論の分析を通じて」 2007年

- p.150 (誤)「図1 シャノンの情報通信モデル」→ (正)「図1 シャノンの暗号通信モデル」
- p.150 (誤)「図2 シャノンの暗号通信モデル」→ (正)「図2 シャノンの情報通信モデル」

「C.E.シャノンの暗号理論」 2006年

- p.140 上から13行目 (誤)「Japan ↑ sakura」 → (正)「"Japan" → "sakura"」
- p.142 下から2行目 (誤)「各鍵の事前確率は126である」→(正)「各鍵の事前確率は1/26である」
- p.146 下から7行目
(誤) 平文をM,暗号をE,Mの事前確率をP(M),暗号解読者がEを傍受したときのMの事後確率をPE(M)とする.完全秘匿に必要な条件は,あらゆるM,Eに対してPM(E) = P(E).ただし,PE(M)はMに独立でなければならない.

(正) P(M) = 平文Mの事前確率,PM(E) = 平文Mが選ばれた時の暗号Eの条件付き確率,すなわち平文Mから暗号Eを作りだす全鍵の確率の合計,P(E) = 何らかの原因で暗号Eを得る確率,PE(M) = 暗号Eが傍受されたときの平文Mの事後確率 とする.完全秘匿のためには,PE(M)は,あらゆるM,Eに対してP(M)に等しくなければならない.…(中略)… 完全秘匿の必要十分条件は,あらゆるM,Eに対してPM(E) = P(E).ただし,PM(E)はMに独立でなければならない.