だから美味しいんだね〜
現在、弘前のリンゴは全国の約2割、県内でも約4割を占める生産量日本一で、まさにリンゴ王国と呼ぶにふさわしい産地であることは言うまでもありません。
ただし園地の地理的場所や栽培方法によっては、リンゴ王国とは言ってもリンゴの味が全く異なることは事実で御座います、当林檎園では幸いに地理的環境にも恵まれ、
栽培、技術的にもいろいろな角度から、どうしたら美味しいリンゴが出来るものかと日々試行錯誤を繰り返しながら、まだまだ未熟でありますが現在に至っているもので御座います。
冬 | |||||||||
林檎園では、2月上旬から3月にかけ、無駄に伸びた枝や雪の重みでおれた枝などを切り取る作業を剪定と言います。 ポイント!剪定は、その年のリンゴを占うもっとも重要な作業です。光の入り具合とか水分を吸い上げる枝の見極め等、兜森林檎園では試験場の講師や経験豊富な先輩にも指導を得ております。 |
大雪の被害で木が折れたり胴木が半分に裂けようとしたり、野ねずみの被害により苗木の皮が食べられたりしている状態です。 冬の間も安心は出来ません |
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春 | |||||||||
雪がとけて林檎園に土が姿を出す4月中旬に最初の肥料をまきます。この後6月の終わり頃までに数回に分けて肥料をまきます。 |
リンゴの花の雌しべに、雄しべの花粉をつけて確実に実がなるようにします。大変手間の掛かる作業で最近ではマメコバチに受粉をさせる事が多くなっています。 ポイント!ふじの品種に、ふじの交配は不良リンゴの原因でもあります。私共の園地では出来るだけ一つの品種ではなく、数種類の品種を効率よく栽培しております。 |
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ポイント!美味しいリンゴを作るには肥料は重要であります。当林檎園で使用している肥料は化学肥料は20%に抑え出来る限り有機質の物を使用しておりますので、安心・安全であり美味しいリンゴを栽培できるのです。 エコファ−マーにも協力しております!! |
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春 | |||||||||
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根っこ抜き 雪や病気による被害で木を切った後根っこを重機で抜いてる所。 | 各品種の花 ほとんど同じように見えますが微妙に違いがあります |
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夏 | |||||||||
たくさん実ったリンゴの中から、育ちの悪い物を摘み取り、残した実が大きく、色が良く育つようにします。この作業を実選りと言います。ポイント!6月20日ぐらいで早めに終わらないと大玉リンゴが少なく玉の伸びの原因になります。当林檎園では6月20日までに終了しております。 | 病気や虫などからリンゴを守る為と色付き具合を良くする為リンゴに袋をかけます。又減農薬にもなります。 ポイント!袋をかけた物を有袋リンゴと言います、かけない物を無袋リンゴ(サンとついてます)。詳しくはこちら!当林檎園では両方栽培しております! |
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秋 | |||||||||
早く食べ頃になるリンゴは8月、普通のリンゴは9月の中頃に袋をはいで太陽に当てて色づけをします、 ポイント!袋はぎは2回に分けてはぎます上袋をはぎ3〜4日ほど立ってから時間も午前10時頃から午後3時頃までの間に中袋をはぎます、期間や時間を守らず袋はぎをした場合、日焼けの原因になります。大変手間と神経を使う作業です |
袋はぎの後で、たくさんの太陽の光が当たるように果実の回りの葉を取ったり、リンゴを回して色を付けます。これを葉取りと玉回しと言います。 ポイント!美味しいリンゴを作るには、この葉取りと玉回しは重要な作業です。 葉を多く取りすぎても葉分が足りず、少なすぎても太陽の光が入らないと美味しいリンゴには出来上がりません、又時期的にも早すぎても遅すぎても美味しいリンゴは出来ません、当林檎園では熟練したスタッフで、丁度良い具合で葉取りと玉回しを行っております。 |
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いよいよ収穫です | |||||||||
いよいよ収穫の時がやって来ました。冬から愛情込めて我が子のように大事に育てたリンゴたち、早いものですと9月上旬(つがる)から11月中旬主力の(ふじ)まで色つきの良い傷をつけないように注意して摘み取り、皆さんに食べて頂きます。ちなみに下に敷いているもの、色つきが良くする為の反射シートです。ポイント!雨の時は絶対に収穫してはいけません、万が一泥でも付くとリンゴの腐敗の原因になります。当林檎園では雨の時は収穫しておりません。 | |||||||||
その他の作業 | |||||||||
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