では、CRTスペーサのサイズによる違いって何か?

上のスペーサが今回、取り寄せたSサイズのスペーサ。

下のスペーサが元々PJに付いていたLサイズのスペーサ。

スペーサの厚みが倍くらい違いました。
PJの上部にある基板

操作パネルも綺麗だし、基板自体にも埃とか錆びなどもなくて非常に綺麗な状態でした。

ちっちゃいスピーカも付いている(当然モノラルだが…)
上部の基板はネジ止めされており、基板にヒンジが付いているので、めくるとCRT管本体を拝めることができます。

何やら見たことがない部品がいっぱい付いており、自分ではCRT管自体は交換するのは無理っぽいです(^_^;)

CRT管周り状態も綺麗で、高圧ブロック付近がススで汚れているので、綺麗にクリーニングしておきました。たぶん、滅多に開けることがないだろう…

次に、CRTスペーサの取替です。
我がホームシアターで使用しているスクリーンは4:3の80インチなので、現在PJに付いているLサイズのスペーサでは対応できない(Lサイズは140〜300インチ)
このPJは、視聴覚室みたいな広い部屋で使われていたかな?

そこで、ソニーブロードバンドソリューションからSサイズのスペーサを取り寄せた。
(Sサイズは70〜85インチ)

写真はR管とB管用です。IN側とOUT側(右側と左側)では形状が違います。
G管はどのサイズでも共通なので交換の必要がありません。
3管PJ導入記
苦労してようやくRGBそれぞれのCRT管を拝めることが出来ました。

気になる管の焼け具合だが、CRT RUNTIMEが約1600時間ということで、
焼けについては凝視すればうっすらとあるが、ほとんど目立たない。これはなかなか良い買い物をしたみたいだ。

それにしても、初めて見たCRTのリキットカップルは本当に液体が封入してあるるんですね。当たり前か…(*^_^*)