◆パルスオキシメーターが福山市の 「障害者日常生活用具費支給事業」の対象品目に

福山市では、「障害者日常生活用具費支給事業」の対象品目にパルスオキシメーターが追加され、今年４月から実施されています。 　パルスオキシメーターは動脈血酸素飽和度を測定し、低肺（呼吸器機能障害）のある我々にとっては、体温計と同じ、『日々の療養生活を支える』重要な医療機器です。 　呼吸器機能障害者がパルスオキシメーターを日常的に使用すれば、その結果として症状の変化を素早く予知して、予防措置を講ずることが可能となります。また、呼吸リハビリなど肺機能訓練にも活用できます。 　「広島低肺友の会」では、長年、パルスオキシメーターを「障害者日常生活用具費支給対象品目」に指定してくれるよう、福山市関係者、市議会議員さん等に働き掛けてきましたが、念願叶い、ようやく今回の決定となりました。今回の決定にご尽力頂いた市当局関係者に改めて深く感謝申し上げると共に、今後のこの事業の拡大・改善をお願い致します。 　なお、パルスオキシメーターの購入に関しましては、主治医の先生とご相談下さい。

◆支給条件

「広島低肺友の会」で把握している支給対象条件は以下の通りです。 福山市在住者で、年齢満3歳以上の方 1人1回限り（耐用年数は5年前提） 呼吸器の身体障害者手帳3級以上保有者 住民税所得割の支払が、50万円（年間）以下 在宅療養中であること。（入院中は、申請不可）　退院予定が決まっている場合は、家族が申請可 給付の基準限度額は、税込み5万円 　なお、詳細は福山市障害福祉課(084-928-1063)及び各福山市支所の保健福祉課にお問い合わせ下さい。申請用紙は、各福祉課にあります。提出後１週間前後で手元に入ると思います。

◆広島低肺友の会ではパルスオキシメーター２機種を選定　『パンフレット』

パルスオキシメーターが日常生活用具の支給対象品目に決まったことは判ったが、「どんな機種があるの?」「どこで購入したら良いの?」．．．．。 　基本的には、どこのパルスオキシメータも今回の対象となりますが、上記の「声」を受けて、「広島低肺友の会」では医療関係者、業者さんと相談し、次の２機種を選定しました。 　 　 ※SAT-2100　【定価７９，８００円】 個人１割負担4、９８０円購入できます。 ※PULSX-C　【定価７２，０００円】 個人１割負担5,０００円購入できます。 現在 五洋医療器�� 福山市明神町１−４−２９　 （084）926-5050 担当　米村所長 　購入者は条件として本人か家族又は、郵送をお願いして下さい。「有料」 ※福山市のみとします。業者の販売ルートで問題が発生しておりますので年度要望を検討致します。 【福山市内での購入先は次の通りです】 ●ウォンツ薬局(福山市内) 　伊勢丘店　 福山市伊勢丘3-3-1　　　　　　 084-948-6566 　駅家店　　　福山市駅家万能倉1246-2　　084-977-0250 　幕山店　　　福山市幕山台8-1-33　　　　　 084-948-6301 ●五洋医療器�梶@福山市明神町1-4-29　　084-926-5050 担当 米村所長

◆「広島低肺友の会」の会員募集のお願い。

「障害者日常生活用具費支給事業」の対象品目にパルスオキシメーターが追加されたことは、私たち低肺の患者には朗報ですが、まだ問題もいろいろあります。 　例えば　 今回の対象は「呼吸器機能障害3級以上」と限定されているが、在宅酸素療法を実施している方には、「呼吸器機能障害」以外で身障を取っている方も多く、今回はその方は対象外である　 福山市の事業であり、広島県全体の事業ではない。 等々、まだまだ「道半ば」の感があります。 　今後もこうした私たち低肺患者を取り巻く環境、制度を改善して行くには、パワーが必要です。「広島低肺友の会」の拡大が必要です。このため、会員、医療機関、業者さんに「会員拡大」のご援助をお願いしたいと思います。 ● 「広島低肺友の会」会員の方へ 周りのお仲間、病院・診療所でのお仲間に入会を勧めて下さい。 ● 医師、医療関係者の方へ 病院、医師会での患者会、外来指導等で入会案内書のご案内をお願いします。 ● 業者の方へ 在宅酸素療法を受けている方、今回パルスオキシメーターをご購入された方に入会案内書のご案内をお願いします。 ●　使用上の注意事項・パルスオキシメーターに集中し酸素流量の上げ下げで緊張しがちです。リラクスして使用して下さい。 なお、入会に際しましては、【個人情報保護法は遵守します。】

◆今後も関係各位のご協力を得て、慢性呼吸器患者の療養生活の改善、 　　QOLの向上を目標に、「広島低肺友の会」は活動して行きます。

活動の２本柱 1. 「呼吸リハビリ教室＆患者交流会」の開催 　広島低肺友の会は障害者・高齢者同じ病気で苦しむ方たちの仲間作りと、治療、情報源の場として「呼吸リハビリ教室」を開いています。患者同士で談を交わす中で「元気を分け合って行きたい」こんな気持ちで行っています。ぜひ一度会場に参加してみてください。お待ちしています。 2. 会報誌「ていはい」（年４回発行）会員の方々に送り届けています。 　療養の身である会長自ら記事収集、編集し発送も幹事が集まり宛名張り、会報の袋詰め、荷造りして郵便局へと健常者の方々の賛助を頂きながら行っています。購読を是非お願い申し上げます。 　この度、福山市の給付金が限度価額５万円で問題発生しています。現在、在 宅酸素療法者の中には、呼吸器障害３級でない人や心臓と肺が悪くても障害者手帳には、呼吸器とは明記してない人や、加齢が進むにつれて肺筋が弱くなる人、じん肺や肺気腫等呼吸器障害３級と障害者手帳に記載されてない人が大勢療養しています。「特に労災者に多い」 　[障害者自立支援法]【ノ−マライゼ――ション】『1〜3』の理念に沿って正しい 判断であるでしょうか。 　要件が有りましたら広島低肺友の会・事務局まで連絡下さい。一人で悩み等をかかえず地域に役員がいますので連絡して下さい。但し我々は、医師では有りませんので相談に応じられない場合もあります又患者同士の相談にのれると思います。 〒720-2104 福山市神辺町道上２０４５―１ 下田　忠義 TEL・FAX：084-684-963 『ホームページ・広島低肺友の会』 http://www17.plala.or.jp/hiroshimateihai/ ● 福山市以外につていても各市町村事に地域の差がないよう取組んでおります。 ● また、福山市は１９年度生活保護扶助費など総額３３億円余の補正予算を可決。 我々関する主な内容は 後期高齢者医療対策広域連合負担金１０５９万円　 広島県後期高齢者医療広域連合の施設ついて、 障害者自立支援法に基づく自己負担は、低所得者への配慮や負担軽減に努めること。　 民生福祉行政について。　 災害対策について災害時対策マニュアルの整備状況。 広島低肺友の会会報誌で知らせ。 会員を募り活動。 会報誌「28・29頁」用紙を障害福祉課に提出。 会員を募り活動を実施する。 現在広島県残り３０ヵ所市町村も実施しています。 一部岡山県浅口市広島低肺友の会支部の状況は、昨年議会議員様と浅口市福祉課との話し合いが完了し１９年度６月議会で審議の予定と報告有りました。

◆福山市在宅療養等支援用具

動脈血中酸素飽和度測定器 （パルスオキシメーター 障害者(児)が容易に使用し得るもの。 ３歳以上 呼吸器機能障害３級以上の身体障害者(児)。 ５年 50000円 ※介護保健の日常生活用具とは別です。