小原銀之助小原輝子特徴と種類設置マップギャラリーお問い合せトップに戻る

かげぼうし日時計と水平日時計のハイブリット

かげぼうし日時計の床面は百年前の武蔵野の緑の広がりとさわやかな風をイメージした

 

かげぼうし日時計とは

人がつくる影(かげぼうし)が時刻を教えてくれる日時計です。

 

かげぼうし日時計の使い方

                  

中央にある長方形の石板には、毎月1日、15日の日付が刻んであります。

今日の日付に近い所をさがして、その上にまっすぐ立ちます。

あなたの作る影が、周りの時刻板までのびています。

その影の場所にある数字が今の時刻です。

地球儀のついた精密日時計で詳細な時刻を知ることができます

除幕式 児童代表の言葉

 私たちの学校の日時計づくりに関わってくださった方々、ありがとうございます。

 私は日時計のことはあまり知りませんでしたが、校長先生に聞き、知りました。日時計というものは太陽の光を利用して作る影でできる時計です。

 私は日時計について自分なりに考え、伝えたいことがあります。私は今年6年になり、このかげぼうし日時計の上に立ち、いつもは考えられない自分の気持ちを、時の流れを感じながら、ゆったりと考えたり、水平式日時計の影をじっと追って心を落ち着けたりしたいを思います。

 もう一つは、丁寧で静かな時間を作ることです。私は日時計づくりをしてくださった小原さんに話を聞きました。小原さんは、日時計が丁寧で静かな時間を作ってくれるとおっしゃっていました。それをお聞きして、丁寧で静かな時間というものは、どんなものなのか考えてみました。私は、丁寧で静かということは、日時計のいいところでもある、「影を見ていると静かにゆっくり時が進む。」ということを表しているのだと考えました。

 また、この日時計づくりには、たくさんの人が関わってくださっています。設計をしてくださった小原さん、稲葉さん。日時計を造る工事をしてくださった方々に感謝したいです。ありがとうございます。

 また、第一小学校がこのように100周年を迎えられるのは、この第一小学校の伝統や校風を守ってくださった先輩方のおかげです。その先輩方に感謝して、これからも私たちがこの伝統や校風を守ることを意識して、未来に何十年もつないでいきたいと思います。