生牡蠣
牡蠣好きの者にとって生牡蠣とカキフライは特別の料理です。この二つの料理は他の牡蠣料理とは違う際立つうまさの、何ものにも変えがたいものです。
(あまり知られていないですが、牡蠣のホットサンドは絶品です、、)

生牡蠣が食べられないという方がいますが、アレルギーのためで本当にお気の毒です。アレルギーではないけれど、おいしくないので嫌だという方も大変お気の毒です。本当においしい生牡蠣を食べたことがないのだと思います。まっとうな生牡蠣はすばらしい甘みとうまみを持ち、しかるべきワインと共に食せば人生最高の喜びを与えてくれます。

生牡蠣はあたるから嫌だという方は是非安心してください。
きちんとしたお店で生食用を購入すればあたることはまずありません。
牡蠣にあたるのは、ロタウイルスやノロウイルスのことが多いのですが、生産者は漁協の指導を受けウイルスが近海に発生していれば生食用として出荷しませんし、生食用として出荷するものには殺菌処理を施しています。

生牡蠣は私に言わせればいろいろ手を加えずにそのままを食べるのが一番と思うのですが、パーティー用などに色々なバリエーションがありそれなりに楽しめるものがあります。なかにはキムチとの組み合わせのように奇妙に生牡蠣と合うものもあり、研究していくと尽きない楽しみがあります。

さて、生牡蠣と合うワインとしてはシャブリが有名ですが、シャブリなら何でもいいというわけではなく、高級でフルーティーな香りのするものは牡蠣とは合わないと言われます。(実際そのとおりと思います。)
私としては、シャブリでなくても合うワインはいくらでもあると思われ、特に右に揚げたワインは最高です。ワインとして最高というわけではなく生牡蠣との相性として最高と思います。でもお値段は最低で700円以下で買えます。はっきり言ってあまりに安いワインですので、うちでは料理用のワインとしてダースで購入するのですが、生牡蠣を食べるときは主役として活躍します。信じられないことですがこの700円に満たないワインが本当に生牡蠣とはベストマッチです。私が、きりりと冷やしたこのワインを生牡蠣とともに飲んだならあっという間に1本空けてしまいます。
皆さんも是非ためしてみてください。そしてご意見を聞かせてください。

ちなみに、夏でも牡蠣は手に入ります。コチラを参照してみてください。
難易度  
おいしさ 

 3段階評価だよ
このワインを購入できるお店の
紹介です。
写真をクリックしてください。

リベルタス シャルドネ(白ワイン)
730円

お店によっては1000円近い値段で売られています(暴利だ〜)。ご注意ください。きりりと冷やして飲んでください。



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そのままの生 醤油
味   
見た目

私個人としては、何も手を加えないそのままの味が一番好きです。ただしこれは、牡蠣そのものがよい場合です。写真のようにぷりぷりの太った新鮮な牡蠣は、甘くて最高の味がします。
味   
見た目

よい醤油を使用すると牡蠣の味を引き立てます。
この味をおいしいと思うのはやはり自分が日本人であるからでしょう。

使用している醤油は三ツ星醤油です。
塩、胡椒 揚げニンニクとパン粉
味   
見た目

塩、胡椒もよく合います。
見た目はいまひとつですが、牡蠣の味を邪魔することなくぴりりとした刺激が味を引き立てます。
味   
見た目

パン粉とニンニクをオリーブオイルで揚げるように炒め色付いたところで牡蠣にかけました。見た目は良いのですが、ニンニクの香りが牡蠣のヨード香を消してしまいます。はっきりいってあまり合いません。
フライドオニオン ベーコンと黒胡椒
味   
見た目

揚げた玉ねぎを使用しています。
味に関しては、牡蠣を引き立ても損ないもしません。
ぱりぱりした食感が良いかもしれません。
味   
見た目

細かく刻んだベーコンを黒胡椒で十分にいためています。
見た目は良いですが、牡蠣の味を十分に引き出しているとはいえません。
刻みキムチ レモン
味   
見た目

これは、意外なほど好相性です。キムチが牡蠣の香りを引き立てます。信じられないと思いますが、これは大変合います。
キムチは少し古くなった酸味の強いものが特に良いと思います。
味   
見た目

悪くはないのですが、特によいというわけではありません。
レモンを絞って使うよりも、果肉を添えたほうが見た目が優れています。
じゃこ山椒 ベトナム風、ヌクマムとパクチー
味   
見た目

山椒の香りは牡蠣と悪くはないと思います。
しかし、じゃことは今ひとつです。山椒に関してはもう少し工夫してみる必要があるかもしれません。
味   
見た目

炒めたニンニクとパクチー、ヌクマムを合わせ牡蠣にかけています。ビジュアル的には良いのですが、味はまったくお奨めできません。ニンニクがなければもう少しましかもしれません。
刻み梅干 アンチョビー
味   
見た目

梅干の赤い色が乳白色の牡蠣によく合います。
しかし、味の相性がよいとはいえません。悪くはないのですが塩気も強く今ひとつです。
味   
見た目

オリーブオイルでアンチョビーを炒め刻んで使用します。
アンチョビーの味が牡蠣と結構合います。酸味が加わればかなり良さそうです。この後アンチョビーにレモンを加えてためしてみました。
味が見た目がでキムチと同様すばらしいものになりました。
ロゼシャンパンのグラニテ
味   
見た目

ロゼシャンパンを凍らせて砕いてシャーベットにします。
これを牡蠣にかけるだけですが、見た目はパーティーに最適な華やかさです。味は、そこそこといったところ。シャンパンを選べばもう少し良いかもしれないです。
とにかく牡蠣そのものの味がよくないとどうしようもありません。
ご覧になってわかるように、写真の牡蠣は大きくてプリッとしていて最高のものです。

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