1989年

陸・海・空 チョロQエキスパート!



写真1 チョロQEX(エキスパート)

写真2 チョロQEX スーパーチョロQ

写真3 どっ金チョロQ   写真4 Qコロン

1989年 走りを重視した チョロQEX(エキスパート)シリーズが誕生!
陸(ロードファルコン)、海(アクアファルコン)、空(ジェットウイング)の3種。アクアファルコンは水陸両用のチョロQ。ジェットウイングは残念ながら空は飛ばないが大きなウイングがついていた。
後年、スーパーチョロQ誕生時に新宿伊勢丹・阪急百貨店で先行販売されたおりに 陸・空は5色のクリア仕様が発売されている。(写真2)

通常シリーズのバリエーションでは年末お楽しみチョロQとして「どっ金チョロQ」が登場。
この年は丁度チョロQ生誕10周年ということもあり記念コイン、くるまブックが同梱。後に超リアル仕上げシリーズにも使われるかぶせ箱もこの年に登場した。この年から毎年年末に発売。シリーズは4まで続いた。

変り種では カー用品店で「Qコロン」という チョロQが入った芳香剤が発売。車種はエスカルゴのほかに チューンナップPROチョロQの一部車種が使用されることになった。
この系統は 1994年には向島パッチンQ、2004年 フレグランスチョロQが登場。いずれも玩具店では扱っていないため 販売情報を知らないと入手する機会の逃してしまうので気をつけたい。

HGシリーズの新車では日産パオ、エスカルゴが新車と同時デビュー!自動車メーカーとのタイアップが行われた。ウインドウとボディを一体化し、窓を塗装で表現したのも初めての試み。

この年の幻の逸品

50'sアメリカングラフティ

意外と貴重なのがこのアメリカングラフティ。
車種はサンダーバードとキャデラック。
それぞれ 各2色 (青、ピンク)、(ミント、黒)の全4種存在する。
ゆっくり走る特殊なゼンマイが仕込まれていて 50年代のアメリカの優雅な走りを堪能させてくれる。
ボディは軟質ウレタン樹脂で普通のチョロQとはちょっと異質な存在だ。