1988年

年齢層拡大をねらった「はたらくくるま」



写真1 救急車のバリエーション
左から 日本製その1、日本製その2、中国製

写真2 マラソンチョロQ

1988年に入ると HGシリーズに「はたらくくるま」が加わる。全12種
HG-046 消防車
HG-047 救急車
HG-048 清掃車
HG-049 都営トエイバス
 
HG-050 クレーン車
HG-051 ファイアーチーフ
HG-052 タンクローリー
HG-053 観光カンコウバス
HG-054 パトカー
HG-055 バキュームカー
HG-056 ダンプカー

HG-057 エアポートバス

消防車では梯子の可動、ダンプカーではダンプ機構など遊んで楽しめるギミックや パトカー、救急車などの子どもにわかりやすい車をいれることで低年齢層を視野にいれた展開を行う。
売れ行きは好調でロット数も多かったのか同じ車種でも微妙に違いがあったりする。
写真1の救急車は同じ日本製でもサイレン部のクリアパーツとフロントの黒部分の彩色が異なっている。

この年の新製品はブルーMAXエンジンを搭載した「マラソンチョロQ」。新金型で製造されリアルな彩色がされたチョロQで人気も高い。全8種
この年開催されたチョロリンピックではこのブルーMAXエンジンを使ったトラック競技で盛り上がった。

この年の幻の逸品

はたらくくるま
HG-052 タンクローリー
HG-053 観光カンコウバス
HG-055 バキュームカー


消防車 日本製のバリエーション

はたらく車の中でも早々に絶版となった下記の6種は非常に入手が困難。
HG-051 ファイアーチーフ
HG-052 タンクローリー
HG-053 観光バス
HG-055 バキュームカー
HG-056 ダンプカー (KOMATSU タンポ入り)
HG-057 エアポートバス
それはなぜか?はたらくくるまは小さな子どもさんがぼろぼろになるまで遊ぶ場合が多く現存数が極めて少なくなってしまうからだ。

近年では 成型色白の消防車も入手困難。
チョロQ大図鑑に掲載されていないので テストショットという噂もあるが、初期のアミューズメント景品として出回ったのではないかと推測される。